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映画『ホテル・バディーズ ワンちゃん救出大作戦』あらすじネタバレ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ホテル・バディーズ ワンちゃん救出大作戦』の概要:2009年のコメディ映画。両親を亡くし、里親の所で愛犬のフライデーをこっそり育てていた姉弟のアンディとブルースが、内緒で飼う事を続ける為に、廃屋になったホテルで犬達の保護を始めて行く。

映画『ホテル・バディーズ ワンちゃん救出大作戦』 作品情報

ホテル・バディーズ ワンちゃん救出大作戦

  • 製作年:2009年
  • 上映時間:100分
  • ジャンル:コメディ
  • 監督:トール・フロイデンタール
  • キャスト:エマ・ロバーツ、ジェイク・T・オースティン、カイラ・プラット、リサ・クドロー etc

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映画『ホテル・バディーズ ワンちゃん救出大作戦』 評価

  • 点数:80点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

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映画『ホテル・バディーズ ワンちゃん救出大作戦』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)

映画『ホテル・バディーズ ワンちゃん救出大作戦』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

映画『ホテル・バディーズ ワンちゃん救出大作戦』 あらすじ【起・承】

両親を亡くした後、カールと言う里親夫婦の元で生活していた姉弟のアンディとブルース。
彼らには家族みんなでいた頃からの愛犬「フライデー」がいた。
自分達は、フライデーのご飯代を稼ぐ為、中身をすり替えた携帯電話を質屋に入れて、犯罪スレスレ状態で小金を手に入れていた。
しかし、警察に見つかり保護されてしまった時に、里親を仲介してくれるバーニーが警察署に引取りに来てくれる。

そのまま里親の家まで送ってくれたバーニーだが、今の里親が彼女達の親としてふさわしくなく可愛そうだと感じ、警察に保護された事はかばい、内緒にしてくれた。
3年で5回も里親を変わっている2人は、今のカール家も居続けるのが厳しい状態で、不満で一杯だった。
バーニーは、11歳と16歳の里親を見つける事がどれだけ難しいかと、2人一緒に引き取るのが厳しい事を諭し、少しでも我慢しておとなしく暮らすように話し帰っていった。
しかし内心は「いい子達なのに可愛そうだ」と、彼らの境遇を家に帰った際に妻にもらすのだった。

自分達の部屋にカールが入って来た際、フライデーを外に出していたらそのまま食べ物に釣られて行方不明になってしまった。

ペットショップで「迷い犬」の貼り紙を貼らせてもらっている際に、店員のデイブに話しかけられたアンディ。同じ高校に転入予定と言う話になった時に、うっかり「両親と引っ越してきた」と嘘を付いてしまう。
「動物管理局」を探してみたら、と言われたのをきっかけに訪れると確かにフライデーが保護されていた。両親と引取りに来い、と言われ困ったアンディ達は、有り金を払い強制的にフライデーを返してもらう。

持ち金も無くなり、今後どこでフライデーを育てて行こうか悩んでいる帰り道に、犯罪者達がビルから逃げる現場に遭遇してしまう。
集まってきた警察に、自分達は無実と言えども、見つかると危険と感じた2人は、フライデーが飛び込んだ廃ビルへ逃げ込む。
迷い込んだ先は、大きな廃ホテルであった。既に大型犬1匹と、小型犬1匹が暮らすホテル。せっかくなので、今夜はここでフライデーも泊まってもらおうと言う事になった。

映画『ホテル・バディーズ ワンちゃん救出大作戦』 結末・ラスト(ネタバレ)

3匹分の餌を買いに再びペットショップへ行ったアンディは、デイブに見栄をはってしまい、そこでさらに3匹の犬を預かる事になってしまう。
餌代などは出すと頼まれたのもあり、さらに保護する犬は増え続け、同じくペットショップの店員の女子も協力してくれるようになる。
自分達の留守中でも「散歩」「食事」「排泄」が出来る様にと、発明で賞も取った経験がある器用なブルースは色々なマシンを作っていく。

犬の保護メンバーが5人となり、動物管理局が保護した犬までも車から逃がし保護していくと、ホテルには100匹前後の大所帯となってしまった。

ある日、デイブから高校のパーティーに誘われたアンディ。
しかし、パーティーで里親宅の大家の親族が居た事で、自分がついていた嘘がデイブにバレてしまう。気まずさで逃げたアンディは、同じくカール達に尋問され逃げてきたブルースと廃ホテルで合流する。
しかし警察に見つかってしまい、姉弟はそれぞれ施設へ、犬達は全てが動物管理局へ連れて行かれてしまう。

寂しくそれぞれの地で過ごしていたが、フライデーが首輪を抜け脱走し、デイブの元へ。
フライデーを連れたデイブを見たアンディは、動物管理局を狙い、犬達を保護区に逃がす計画を立てる。

メンバー5人で協力し、忍び込んだ際に犬達を全て開放する事に成功。
街中を大量の犬達が誘導の犬型車に導かれる様に走り、市民も興味津々。
しかし、愛用のクッションを思い出したフライデーは、誘導から逸れ、廃ホテルへと戻ってしまう。
そのまま全ての犬がホテルに集まり、市民やTV局、警察、保護メンバー全てがホテルに集まってしまった。また再び連れて行かれそうになった犬達を見て、先にホテルで取り残された犬と一緒にいたバーニーは、TV局のアナウンサーの前で話し始める。
犬達は、人間の勝手な事情で捨てられた物で、ちゃんと1匹1匹名前もある大事な家族だと、話したバーニーに、市民や番組をみた人々は共感。

ホテルは時を経て、ペットホテルとして再生し、里親として引き取る事も可能な施設へと生まれ変わった。
アンディ達は、バーニー夫婦が養子として引き取る事になり、幸せに暮らすのだった。

映画『ホテル・バディーズ ワンちゃん救出大作戦』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『ホテル・バディーズ ワンちゃん救出大作戦』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

犬好き以外でも笑顔になれる

最初は数匹だった保護犬が、どんどん増え気が付くと100匹近い数になると言うのは観ていてなかなか迫力がある。
犬種も大きさもバラバラなのに、あんなに統率して仲良く出来る物なのかと疑問や突っ込み所があるものの、賢い犬達に驚かされて、すんなりストーリーに沿って見て行く事が出来る。
何となく最初の方から、バーニーが姉弟をその内引き取ってくれるのでは?とハッピーエンドの兆候が見えるのだが、犬達のドタバタで結末が予想出来るのも何となく忘れてしまえる。
フライデーは主人公達のペットとして、大事な場面では活躍し愛らしさも格別だが、せっかく大量の犬達が出演するのでもう少し犬種によって活躍出来る場面を増やして欲しかったと言う気持ちがある。

ブルースの発明品

犬の保護問題には現実的に向き合える上に、心が温かくなり、ハッピーエンドになる映画だが、それ以外の見所はやはり弟ブルースの発明品の数々である。
自動フリスピー的な、物投げ機械から始まり、排泄用の噴水や、1番オツなのは「ドライブ気分が味わえる」シアターである。
犬達がどこまで満喫していたかが、あまりに演技くさくて本心がわかりにくかったのは残念。
しかし、ユニークなアイデアに発明の楽しさとブルースの天才さが光っていて観ていて楽しくなるはずである。
排泄物用ゴミ箱にカール夫婦が落下したのは気分良くなってしまう。
しかし、最後に再生されたホテルの犬用劇場でもちゃっかりアーティストとして出演している夫婦なので、結局嫌な人物でも憎めない様演出している所にこの映画のうまさを感じた。
姉弟がとても仲が良いので、もう少し2人がここまで仲良く、相手を思える原因となるエピソードも欲しかったと思える位家族愛自体はうまく表現されていると感じた。

映画『ホテル・バディーズ ワンちゃん救出大作戦』 まとめ

色々な種類の犬達が出てくる為、犬好きの人はもちろんそれ以外の人も「犬達の勢い」にテンションが上がる映画である。
里親の元で両親がいなくなった悲しみからまだ立ち直る前に、生活をしていかなければならない姉弟の心の動きがいじらしい。
その中で愛犬だけはなんとか家族の思い出として大事に傍に置いておきたいと思うのは自然だが、大量の犬達を保護するスケールの大きさには少し驚きである。
里親として意地悪なカール夫妻や、動物管理局の面々も、嫌われ役のはずだが、憎めない様に演出されている為、作りが丁寧である。

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