この記事では、映画『ビルド・ア・ガール』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ビルド・ア・ガール』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0061083
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 103分 |
ジャンル | 青春 コメディ |
監督 | コーキー・ギェドロイツ |
キャスト | ビーニー・フェルドスタイン パディ・コンシダイン サラ・ソルマーニ アルフィー・アレン |
製作国 | イギリス |
映画『ビルド・ア・ガール』の登場人物(キャスト)
- ジョアンナ(ビーニー・フェルドスタイン)
- イギリス・ウルヴァ―ハンプトンで暮らす16歳の少女。図書館の本を読み尽くし、文豪や歴史上の有名人物の写真と会話を楽しむ。将来の夢は作家で、詩を書いていたが、兄の勧めで音楽情報誌D&MEのライターに応募した。家族思いで、行動力があり、大胆。
- ジョン・カイト(アルフィー・アレン)
- ジョアンナが初めて取材したミュージシャンの男性。ジョアンナを公爵夫人と呼び、取材を切り上げてダブリンの街を案内する。穏やかでウィットに富むジョークを言うが、悲しい曲ばかりリリースする。部屋の中でもステージ上でもコートを着ている。
映画『ビルド・ア・ガール』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ビルド・ア・ガール』のあらすじ【起】
20世紀後半のイギリス郊外。
16歳のジョアンナは、図書館の本を全て読み尽くした文学少女。
家はボーダー・コリーの繁殖で生計を立てており、元ミュージシャンで再デビューのチャンスを待つ父、高齢出産で産後うつ状態に陥っている母と4人の兄弟とともに暮らしている。
ジョアンナの将来の夢は作家で、兄・クリッシ―と共有の部屋に、文豪や、歴史上の人物の写真を飾り、空想上の会話を楽しむ日々を送っている。
学校では太めの体型をからかわれがちだが、美しい髪に自信を持っており、国語の授業で出される作文の課題には、いつも精力的に取り組む。
彼女は詩のコンテストで入賞し、テレビに出演して自作の詩を朗読することになった。
自分の才能を世に知らしめるチャンスを得て、大喜びのジョアンナだったが、生放送の本番で、彼女は緊張のあまり暴走し、放送事故状態に陥った。
そのことで、彼女は学校で笑い者になり、父は、放送の中で職業を紹介されたことから、障害者手当を不正受給しつつ犬の繁殖をしていたことが露見し、政府からの補助が打ち切られた上に、テレビを押収された。
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映画『ビルド・ア・ガール』のあらすじ【承】
落ち込むジョアンナに、クリッシ―は、音楽雑誌D&MEがロック批評をする若手ライターを募集していることを伝え、応募を勧めた。
ジョアンナは、初めて音楽の批評を書き、D&MEの面接に臨む。
D&MEの編集者は、ジョアンナの文章は面白いが当社向きではないとし、不採用を言い渡したが、ジョアンナの熱心な売り込みに圧倒され、トライアルとして地方でライブをしているバンドの記事を書かせてみることにした。
ジョアンナは髪を赤く染め、露出の高い派手なファッションでイメージチェンジをし、ドリー・ワイルドというペンネームでロック評論を書き始めた。
彼女の記事は好評で、次々と仕事をこなして稼いだ金で、家にテレビを買い、家賃も払うようになった。
もっと大きな仕事をしてみたいと思うようになったジョアンナは、上司に「特集を書かせて」と頼み、ダブリンでジョン・カイトを取材することになった。
インタビューをするのは初めてであるジョアンナは、ジョンに的外れな質問をし続けたので、ジョンは笑って取材を中止し、彼女を自分のコンサートに連れて行った。
映画『ビルド・ア・ガール』のあらすじ【転】
コンサートの後、ジョアンナとジョンは親しい友人として語り合った。
その中で、ジョアンナは、ジョンのトレードマークであるコートに結びつくエピソードを耳にする。
ジョンの母が自殺したとき、ジョンは母のコートを着て3人の妹を抱きしめることで、母の匂いで妹たちを包もうとしたという。
そのエピソードは、友人同士のプライベートな会話なので、記事にはしないと約束をした。
ジョンに恋をしたジョアンナが書いた記事は、夢見る少女の稚拙な恋の詩そのもので、ボツになった。
そして、D&MEの方針は、ほんの一握りの本物のバンド以外を蹴散らすことであると教えられたジョアンナは、過激で乱暴な言葉を使って、人気バンドをこき下ろす記事を書き始めた。
ジョアンナの記事は高く評価され、人気を集めた。
有名人になったジョアンナは、学校や家庭で傲慢な態度を取るようになった。
ジョアンナは父に頼まれて、父のCDをD&MEに持ち込んだが、父のCDは誰に試聴されることもなく、駄作のCDをライフルで撃つというD&ME特有の儀式で、ジョアンナによって撃たれて散った。
映画『ビルド・ア・ガール』の結末・ラスト(ネタバレ)
ジョアンナは辛口批評家として名誉ある賞を受賞し、表彰パーティーでジョンに再会した。
ジョアンナはジョンに愛を告白し、キスしようとしたが、ジョンは拒否して去ったため、怒りにまかせて、ジョンのコートの秘密を記事にした。
ジョアンナは校内喫煙をして教師に反抗し、家族には自分が稼いで養ってやっているのだと傲慢な態度を取り続ける。
ジョアンナはD&MEで正社員採用となったが、社員たちが陰ではジョアンナや彼女の家族を馬鹿にして笑っていることを知り、社員たちに怒りをぶつけて去った。
帰宅したジョアンナには、ジョンからの、かつて取材でジョアンナから受けた的外れな質問に対する回答と「俺の友情が迷惑だったのだろう」という伝言を受け取った。
ジョアンナは後悔と絶望のあまり、自殺を図り、病院で目を覚ますと、どんなジョアンナでも愛し続けてくれる家族が傍にいた。
ジョアンナは、自分が酷評したバンドに謝罪の電話をかけ、自分が本当に書きたい記事を書いて、ある新聞社に採用された。
そしてジョンには、後悔の印として、自慢の髪を切り落としてみせ、和解した。
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映画『ビルド・ア・ガール』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ビルド・ア・ガール』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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