この記事では、映画『ハリウッド・スキャンダル』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ハリウッド・スキャンダル』の作品情報
出典：https://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/vod/artDetail.do?pT=0&ttvArtCd=101014243
| 製作年 | 2016年 |
|---|---|
| 上映時間 | 127分 |
| ジャンル | コメディ ロマンス |
| 監督 | ウォーレン・ベイティ |
| キャスト | ウォーレン・ベイティ リリー・コリンズ オールデン・エアエンライク マシュー・ブロデリック アネット・ベニング |
| 製作国 | アメリカ合衆国 |
映画『ハリウッド・スキャンダル』の登場人物（キャスト）
- フランク（オールデン・エアエンライク）
- 20世紀を代表する大富豪であるハワード・ヒューズに雇われた青年。仕事は、ヒューズが発掘した女優の送迎から始まったが、頭の回転の速さや柔軟な考察力を認められてからは、その内容も変化していく。敬虔なクリスチャンで、賢く、ときに大胆で、誠実である。
- マーラ（リリー・コリンズ）
- バージニア州出身で、地元の大学で英文学を学ぶ予定だったが、ミスコンで優勝し、ヒューズの専属女優となった。スピーチと演技に興味があり、歌も書く。敬虔なクリスチャンで、道義に反したことは行わないと心に決めている。
- ハワード・ヒューズ（ウォーレン・ベイティ）
- 18歳で父親の莫大な資産と石油掘削機の会社を相続し、大富豪となった。現在は、会社経営の他にも映画製作者や飛行家として活躍している。気まぐれで傲慢な性格だが、ふとした瞬間に訪れた悲しみや不安から救ってくれた相手を大切にしようとする。
映画『ハリウッド・スキャンダル』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『ハリウッド・スキャンダル』のあらすじ【起】
1964年、ハリウッド。
その日、ハワード・ヒューズの伝記作家を名乗るリチャード・ミスキンが証言している、ヒューズの精神疾患の真偽について、ヒューズが電話でインタビューに答えることになっていた。
ヒューズの居場所は不明で、どのテレビ局も、ヒューズの電話を生中継すべく準備を整えていたが、約束の時間を10分過ぎても電話は鳴らず、テレビのコメンテーターは「このままだと、精神疾患を認めることになる」と、画面越しのヒューズへのメッセージとも取れる発言を始めた。
ヒューズは、私人でありながら抜群の知名度と功績を誇る有名人で、映画製作者であり飛行家でもあり、所有する石油掘削機の会社は軍と医学研究所を持ち、カジノ経営もしている。
また、常に新たな才能を求め、何十人もの若き女優志望者を雇用してRKO社と契約させていることでも有名だ。
メキシコ・アカプルコの邸宅で、フランクは自室にこもるヒューズに、電話をかけなくていいのかと声を掛けつつ、5年4カ月前のロサンゼルスで、初めてハワードから託された仕事をした日のことを回想する。
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映画『ハリウッド・スキャンダル』のあらすじ【承】
ヒューズのもとでの、フランクの初仕事は、スクリーンデビュー前の女優・マーラの送迎だった。
自身と同じく敬虔なクリスチャンで、美しく清楚なマーラに、フランクは惹かれるが、ヒューズの定めた、運転手は女優に手を出してはいけないという厳格なルールがあった。
マーラは専属女優となったものの、ヒューズに会う機会を与えられず、撮影テストの話も一切ないことへの焦りと不安をフランクに打ち明けたが、フランクもヒューズに対面したことはなかった。
ヒューズには、土地開発の野望があり、ヒューズの後ろ盾で、中流階級の人々に向けた住宅地「マルホランド・キャニオン」を作る宅地計画を持っていた。
ある晩、マーラはヒューズのバンガローに呼び出され、短い会話の後、撮影テストの機会を与えられた。
その夜明けに、フランクはヒューズに呼び出され、同僚の運転手たちの中で、ルール違反をしている者はいないかと探りを入れられた。
フランクはヒューズの挑発に乗ることなくスマートで的確な返しをしたことで、気に入られ、開発中である小型機の飛行テストに同行することになった。
映画『ハリウッド・スキャンダル』のあらすじ【転】
飛行テストは失敗し、大怪我を負ったヒューズはコデインを服用するようになった。
この頃からヒューズのフランクへの信頼度は次第に高まり、フランクはヒューズに、これまで温めてきた宅地計画を説明し、同僚のレヴァーと共に計画を進めた。
フランクはある晩、マーラがフランクへの思いを弾き語るのを聴き、お互いの思いを確認してキスをした。
その直後、マーラはヒューズに呼び出されて彼の邸宅を訪れたが、彼はなかなか現れないので、部屋にあった酒を飲み始め、酩酊した頃現れたヒューズは、マーラに指輪を渡し、身体を重ねた。
その結果マーラは妊娠したが、ヒューズは認知しなかった。
ヒューズの所有する航空会社の経営が悪化し、危機的状況に陥ったが、ヒューズは自己中心的で傲慢な態度を変えることがなかったため、融資を受ける話も立ち消えになった。
フランクはヒューズに、コデインの常習によって言動がおかしくなっていることを指摘し、今、不健全な状態であるからこそ、フランクと組むのは得策だと話した。
ヒューズは、フランクの宅地計画に出資する約束をした。
映画『ハリウッド・スキャンダル』の結末・ラスト（ネタバレ）
1964年、現在。
フランクは自室にこもるヒューズに、電話をかけて、精神疾患を否定すべきだと説得したかったが、ヒューズはカーテンで遮って他者を寄せ付けない。
そこへ、マーラが、幼い息子のマットを連れてやって来た。
フランクがヒューズに、マーラが来たと伝えると、ヒューズはカーテンを開けた。
ヒューズはマットの存在に驚きつつ、挨拶をした後、約束の電話を掛けてインタビューに応じた。
ヒューズは、準備が何も無いのにも関わらず、報道陣からの質問に明朗な回答をし、「精神疾患のため意思疎通も困難」という疑念を払拭した。
ヒューズが電話をしている間にマーラは、以前ヒューズから贈られた指輪を彼の部屋に置き、出て行った。
フランクはその指輪を見て、かつて、マーラと思い合っていることを確認したのに彼女が去った理由を悟り、ヒューズが無事に電話を終えたのを見届けて、ヒューズに退職を申し出た。
フランクはマーラを追い、自分とマーラ、そしてマットの3人で一緒にやり直さないかと提案し、マーラは喜んで受け入れた。
映画『ハリウッド・スキャンダル』の感想・評価・レビュー
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映画『ハリウッド・スキャンダル』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ハリウッド・スキャンダル』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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