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映画『ハドソン・ホーク』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ハドソン・ホーク』の概要:アクション俳優、ブルース・ウィルスが今回演じるのは、かつて凄腕の泥棒として数々の悪事を働いてきた男。しかし、そんな主人公はある日謎の組織に捕まり、とある物を盗み出すように命じられてしまう。

映画『ハドソン・ホーク』の作品情報

ハドソン・ホーク

製作年:1990年
上映時間:100分
ジャンル:アクション
監督:マイケル・レーマン
キャスト:ブルース・ウィリス、アンディ・マクダウェル、ダニー・アイエロ、ジェームズ・コバーン etc

映画『ハドソン・ホーク』の登場人物(キャスト)

エディ・”ハドソン・ホーク”・ホーキンス(ブルース・ウィリス)
かつて一流の泥棒として活動していた。10年の刑期の後、更生しようとしていたところ謎の集団に拉致され盗みを命じられる。
トミー・ファイブ=トーン(ダニー・アイエロ)
ホークの相棒。ホークに盗みをさせるために人質に取られてしまう。
アンナ・バラグリー(アンディ・マクダウェル)
バチカンの秘密調査員。ホークを拉致した黒幕、メイフラワー夫妻に疑念を抱き調査を進めていた。
ジョージ・キャプラン(ジェームズ・コバーン)
CIAに所属しながら、メイフラワー夫妻の野望のために協力している男。ホークを顎で使う。
ダーウィン・メイフラワー(リチャード・E・グラント)
メイフラワー夫妻の夫。かつてレオナルド・ダ・ヴィンチが残したとされる黄金製造機を製作しようとしている。
ミネルバ・メイフラワー(サンドラ・バーンハード)
ダーウィンの妻で、夫と共に黄金製造機を作るためにホークを拉致する。

映画『ハドソン・ホーク』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ハドソン・ホーク』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ハドソン・ホーク』のあらすじ【起】

エディ・”ハドソン・ホーク”・ホーキンス。それは盗みのプロで、これまで数多くの金庫を破り犯行を行ってきた男の名前である。しかし、そんな彼の悪運もとうとう尽き、彼はお縄につき10年間の刑期を言い渡されてしまう。そして、長い10年間も終わり、とうとうハドソン・ホークの出所の日がやってきた。

刑期中は慎ましやかな毎日を強制されていたホーク。そんな彼が真っ先に求めたのは、大好物のカプチーノだった。しかし、彼がカプチーノを口にしようとしたところ、突如彼の前に男達が現れる。その男達とは、保護警察官であるゲイツ、地元の弱小マフィアのマリオ・ブラザーズだった。

そして、彼らはとある物を盗み出すようにホークを脅す。その肝心の物とは、近々オークションに出品される、スフォルツァという馬の置物だった。ホークはこの機に泥棒業から足を洗おうと考えていたが、しかし、脅されてしまった彼は渋々彼らに協力させられることになるのだった。

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映画『ハドソン・ホーク』のあらすじ【承】

そして、早速ホークは命令通りにオークション会場に向かうことになる。途中幾度も危ない目に遭いながらも、ホークの腕は確かだった。彼は見事、スフォルツァを盗み出してみせたのだ。

しかし、その後、スフォルツァをゲイツらの元へと持ち込んだホークだったが、そこに新たな人物がホークの前に現れる。その男、アルフレッドはなんとスフォルツァを突如破壊、そして、ゲイツを殺害したのである。破壊されたスフォルツァの中からは、謎のクリスタルが発見された。

そして、なぜか翌朝の新聞では、スフォルツァは盗み出されていないことになっていたのである。現在会場にある、本来偽物であるはずのスフォルツァを本物と鑑定したのは、鑑定士であるアンナ・バラグリーだった。訳の分からないホーク。しかし、ホークの仕事はまだ終わりではなかった。CIAであるキャプランに突然拉致されてしまったホークは、新たな獲物を盗み出すため、今度はローマへと送られてしまうのだった。

映画『ハドソン・ホーク』のあらすじ【転】

一連の事件の黒幕は、メイフラワー夫妻という人物だった。彼らはかつてレオナルド・ダ・ヴィンチが残したとされる黄金製造機を手に入れようとしていたのである。その装置は分解され、現在では様々な発明品の中に隠されていた。その一つが、スフォルツァだったのだ。

スフォルツァの中から見つかった、例の謎のクリスタルこそ、黄金製造機を稼動させるための鍵であったのである。クリスタルは、スフォルツァ騎馬像、トリヴルツィオ手稿、ヘリコプターの模型にそれぞれ隠されていた。そして、次にホークが盗み出すことになったのがそのうちの1つ、トリヴルツィオ手稿だった。

またしても断ることができなかったホークは、そこで例の鑑定師、アンナに出会う。実は、アンナの正体はメイフラワー夫妻を調査するバチカンの秘密諜報員だったのである。そして、ホークはなんとか手稿を手に入れてみせた。あとは、ヘリコプターの模型を手に入れるのみ。やはり、メイフラワー夫妻はその盗みを再びホークに依頼するのだった。

映画『ハドソン・ホーク』の結末・ラスト(ネタバレ)

今度こそ断るホークだったが、メイフラワー夫妻は卑怯にもホークの相棒であるトミーを拉致していた。ホークらは一芝居を打ち夫妻を騙そうと考えるが、すぐに露見してしまい、アンナは攫われ、トミーとホークは爆弾を仕掛けられてしまうという最悪の展開に陥るのだった。

一方、夫妻はキャプランに依頼をし、とうとう全てのクリスタルを揃えてしまう。そして、夫妻はそのクリスタルをアンナに組み立てるように命じるのだった。そこにホークらが助けにやってくる。しかし、ホークは途中気絶させられてしまい、アンナの代わりに組み立てを命じられるのだった。

アンナを人質に取られたホークは仕方なく、そのクリスタルを完成させた。そして、とうとうメイフラワー夫妻は黄金製造機を稼働させる。しかし、ホークは事前に部品の一つを抜き取っていた。そのことにより装置は暴走、爆発に巻き込まれ夫妻は命を落としてしまうのだった。ようやく全ての事件が片付いた時、ホークは念願だったカプチーノを口にすることができたのだった。

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