この記事では、映画『冬薔薇(ふゆそうび)』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『冬薔薇(ふゆそうび)』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0075269
製作年 | 2022年 |
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上映時間 | 109分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | 阪本順治 |
キャスト | 伊藤健太郎 小林薫 余貴美子 真木蔵人 |
製作国 | 日本 |
映画『冬薔薇(ふゆそうび)』の登場人物(キャスト)
- 渡口淳(伊藤健太郎)
- アパレル系の専門学生。不良仲間とつるんでおり、ろくに学校へ通っていない。兄を亡くし、両親も干渉してこないため、寂しい思いをしている。
- 渡口義一(小林薫)
- 淳の父親。自ら専門学校に行くと言い始めたのにもかかわらず、学校にほとんど行かない順に腹を立てている。
- 渡口道子(余貴美子)
- 淳の母親。息子を1人亡くし、淳とどのように接していいのかわからずにいる。義一と、淳のことについてよく喧嘩する。
- 美崎輝(永山絢斗)
- 淳の不良仲間。リーダー的存在で、自ら手を下すことはしない。仲間たちもそのことに気づいており、距離を置きたいと考えている。
- 中本貴史(坂東龍汰)
- 義一の職場仲間の息子。教師として働いている。大学時代は少林寺拳法をしていた。聞き上手で、高齢者から人気がある。
- 美崎智花(河合優実)
- 輝と血がつながっていない兄妹。輝の命令に従うときもあれば、口答えするときもある。気まぐれな性格。
映画『冬薔薇(ふゆそうび)』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『冬薔薇(ふゆそうび)』のあらすじ【起】
渡口義一は妻の道子とともに、海運業を営んでいた。義一の職場では高齢化が進み、後継者のことを考え始めていた。しかし、義一には頼りない息子の渡口淳しかおらず、後継者がいないと頭を抱えていた。淳は専門学生だが、不良仲間とつるんでいるせいで、ほとんど学校に行っていなかったのだ。
義一は淳に電話をかけ「もう1人の息子である敦士の命日だから手を合わせるように」と、メッセージを残した。その頃、淳は美崎輝率いる不良仲間たちと殴り合いの喧嘩をしていた。そして、淳は足を骨折する重傷を負った。
義一と道子のもとに、淳がケガをしたとの連絡が入る。義一は淳が運ばれた病院へ向かった。そこには、淳の専門学校の同期がいた。その同期から淳に5万円貸したままであることを聞いた義一は、必ず返すと約束をした。
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映画『冬薔薇(ふゆそうび)』のあらすじ【承】
淳は手術を受け、入院していた。輝は淳がいる病室に駆け付けてきたが、輝は「何も言わなかったか?」と、淳のケガの心配より警察に伝わっていないのか、気にしていた。淳は美崎とはこれ以上付き合わないことを決めた。
退院した淳は実家へと戻った。そこで、義一の職場仲間の息子である中本貴史が、生徒に手を上げ、教師を辞めたことを聞かされる。今は塾の講師として働いているそうだ。淳は貴史と合流して、久しぶりに飲んだ。淳は貴史から2万円借りるために誘ったのだ。
貴史は淳と別れてすぐ、淳が女性と話しているところを見ていた。その女性は輝の妹の美崎智花で、バンド仲間と遊んでいたという。淳は智花に「俺たちから離れろ」と言った。輝たちは薬物売買や詐欺に加担しているからである。
数日後、智花は輝に頼まれ、盗んだ通帳から現金を引き出すように頼まれた。智花は渋々引き受けたが、振込のところに「ネンキン」と書かれていたため、ほんの少ししか引き出すことができなかった。
映画『冬薔薇(ふゆそうび)』のあらすじ【転】
淳は久しぶりに専門学校へやってきた。そこで、同期から義一にお金を返してもらったことを聞かされる。
貴史が義一の職場にやってきた。貴史は聞き上手で、みんなから気に入られていた。義一と道子は貴史のことが羨ましく思っていた。淳は義一らにとって、自慢できるような息子ではなかったからだ。
貴史は淳を飲みに誘った。淳は貴史から義一の後継ぎのことについて尋ねられ、義一から期待有れていないことを打ち明けられず、黙り込んだ。淳は貴史が、生徒に手を出したことについて問い詰めた。貴史も詳しく語ろうとはしなかった。淳は気まずくなり、先に帰宅した。
貴史は1人で飲んだ後、以前淳と智花が話していた路地で、智花を待ち伏せして、襲った。
淳は義一らの職場を訪れた。淳は初めて義一に、息子として向き合ってほしいと告げた。義一は戸惑い、何も言えなかった。
映画『冬薔薇(ふゆそうび)』の結末・ラスト(ネタバレ)
智花は輝に助けを求めた。輝はドライブレコーダーの投稿サイトを使い、智花を襲った犯人を捜した。
淳のもとに、輝から智花が貴史に襲われているところの映像が送られてきた。「これが誰かわかるか?」と尋ねられた淳は「知らない」と答えた。輝とこれ以上関わりたくなかったからである。
輝は智花を襲った犯人が貴史であることに辿り着き、仲間を利用して貴史を刺殺した。
淳は貴史が亡くなったことを知った。貴史の父親から「誰が殺したのか知っているか?」と尋ねられた淳は「知らない」と伝えた。そして、貴史の父親から「貴史は生徒に手を上げたのではなく、手を出した」と打ち明けられた。
淳は同期のもとで働くことになり、専門学校を辞めたが、同期から裏切られてしまう。結局、美崎と再会し、不良として再び歩み始めた。
映画『冬薔薇(ふゆそうび)』の感想・評価・レビュー
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映画『冬薔薇(ふゆそうび)』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『冬薔薇(ふゆそうび)』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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