この記事では、映画『ツユクサ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ツユクサ』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0073305
製作年 | 2022年 |
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上映時間 | 95分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | 平山秀幸 |
キャスト | 小林聡美 平岩紙 斎藤汰鷹 江口のりこ |
製作国 | 日本 |
映画『ツユクサ』の登場人物(キャスト)
- 五十嵐茉美(小林聡美)
- いつも明るく振る舞っている一方、ある辛い過去を抱えている。航平のことを自身の息子のように可愛がっている。
- 櫛本直子(平岩紙)
- 茉美の同僚。航平の母親。航平と貞夫と3人で暮らしている。リウマチを患っている。
- 櫛本航平(斎藤汰鷹)
- 茉美の親友。宇宙好きの小学生。いつも夜になるとベランダから夜空を見上げている。親子関係に悩んでいる。
- 菊池妙子(江口のりこ)
- 茉美の同僚。夫と死別している。新しい彼氏ができたことによって、久しぶりの恋愛を楽しんでいる。
- 篠田吾郎(松重豊)
- 自宅で歯医者を営んでいたが、あることをきっかけに、交通整理の仕事を始めた。草笛が上手い。
映画『ツユクサ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ツユクサ』のあらすじ【起】
五十嵐茉美は断酒会に参加した帰り、車に月の隕石がぶつかるという、1億分の1の確率で起こる出来事に遭遇した。茉美は同僚の櫛本直子に迎えに来てもらい、事なきを得た。
茉美は直子ともう1人の気心知れた同僚である菊池妙子とともに、工場で働いていた。休憩時間にはいつも3人で過ごし、休日も遊ぶほどの仲だった。
茉美はジョギングを日課としており、いつも同じ男性に遭遇していた。彼は草笛をよく吹いており、茉美は少しだけ彼のことが気になっていた。
茉美は休日に、直子の息子で仲の良い櫛本航平を連れて、車と隕石がぶつかった場所へ訪れた。茉美と航平は隕石のカケラらしきものを見つけ、大学で調べてもらった。その結果、本当に隕石であることがわかり、茉美はペンダントにすることを決めた。断酒会の会長がペンダントづくりの職人だったからである。航平も隕石のカケラを茉美から分けてもらい、大切にすることを決めた。茉美は断酒会の会長が飲酒しているところに遭遇した。口止め料として隕石のペンダントを作ってもらえた茉美は、肌身離さず持ち歩いていた。
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映画『ツユクサ』のあらすじ【承】
茉美は久しぶりに行きつけのバー「羅針盤」へ向かった。カウンター席に座り、ナポリタンを食べていた茉美は、隣の席に葉っぱが数枚置かれていることに気づいた。そこに、いつもジョギングのときに見かける男性が入ってきた。お互いに顔見知りで、茉美は草笛をほめた。すると、彼は「この葉っぱはツユクサといいます」と教えてくれた。そして、彼は「篠田吾郎です」と名乗った。
バーからの帰り道、茉美が信号待ちしている車の横に、大音量の音楽を鳴らしている車がきた。茉美が横から覗くと、助手席には妙子が乗っていた。妙子も茉美の存在に気づいたが、知らないふりをして、その車は去っていった。
次の日、茉美は昨日の出来事を妙子に問い詰めた。妙子は亡くなった夫の墓参りに、お経を唱えに来たお坊さんに恋していた。
茉美は直子から引っ越すことになったことを聞いた。夫の仕事の都合が理由だという。直子は再婚した夫と航平と3人で暮らしている。しかし、航平が夫に懐かず、別居も考えたが、もう一生夫に会えなくなると思い、決断できなかった。
映画『ツユクサ』のあらすじ【転】
茉美は吾郎と羅針盤以外でも会うようになっていた。草笛を吾郎から教わり、充実した時間を過ごしていた。
週末、茉美は航平を自身の息子だと偽り、吾郎と3人で遊んだ。
また別の日、航平を見かけた吾郎は、2人で遊んだ。そして、吾郎は航平から「茉美は自分の母嫌ではない」と聞かされ、戸惑った。
航平と別れた吾郎は、羅針盤に向かい、茉美に自宅へ招かれた。茉美の部屋には、航平ではない少年の写真が飾られていた。吾郎は茉美に「あの写真は?」と尋ねた。茉美は息子が7歳のときに踏切事故に遭い、亡くなったことを打ち明けた。茉美はその事故以降、踏切が怖くなり、電車があまり通っていないこの町へやってきたのだ。
茉美の壮絶な過去を聞いた吾郎は、自分の過去を語り始めた。吾郎は東京で歯医者を営んでいたが、うつ病を患っている妻が自殺し、この町に引っ越してきていた。草笛も妻から教わったものだった。ツユクサはどこでも生えていて、茉美のように避けることができないことを痛感した吾郎は、再び東京に戻ることを決心した。
映画『ツユクサ』の結末・ラスト(ネタバレ)
吾郎が東京に戻ることになり、茉美は飲酒を再開してしまう。しかし、家に帰り、亡くなった息子の写真を見て、もう飲まないことを決めた。
航平が引っ越しを悲観的に捉え、義父のことを悪く言ったことを聞いて、茉美は怒ってしまう。反省した航平は、義父の趣味である釣りに付き添い、少しだけ親子らしくなることができた。そして、家族3人でこの町を出て行った。
茉美は歯が痛み、東京の吾郎が営む歯科へ向かった。吾郎は驚いた表情で迎え入れ、治療をした。数回の通院で茉美の虫歯は完治し、茉美は1人で頑張っていくと覚悟を決めた。帰宅した茉美は郵便受けに、航平と義父が写る写真が入っており、安心した。
茉美は隕石のペンダントを海へ投げた。そのあとすぐ、クジラが顔を出し、茉美は感動していた。そこに、東京から吾郎がやってきて、茉美は大いに喜んだ。
映画『ツユクサ』の感想・評価・レビュー
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映画『ツユクサ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ツユクサ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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