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映画『アイ,ロボット』あらすじ&ネタバレ感想。無料視聴できる動画配信は?

2004年のアメリカ映画、ロボットが人間の代わりに労働をするようになった世界で“ロボット3原則”が破られる日が来るのか。監督は「ノウイング」のアレックス・プロヤス、出演はウィル・スミス。

映画『アイ,ロボット』 作品情報

アイ,ロボット

  • 製作年:2004年
  • 上映時間:115分
  • ジャンル:SF、アクション、サスペンス
  • 監督:アレックス・プロヤス
  • キャスト:ウィル・スミス、ブリジット・モイナハン、ブルース・グリーンウッド、シャイ・マクブライド、アラン・テュディック etc…

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映画『アイ,ロボット』 評価

  • 点数:55点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

[miho21]

映画『アイ,ロボット』 あらすじ(ストーリー解説)

映画『アイ,ロボット』のあらすじを紹介します。

2035年のシカゴ、ゴミ収集などの雑用をロボットが一手に引き受ける時代になっていた。彼らは“ロボット3原則”に従って行動し人間に安全で便利な機械だとして受け入れられていた。だがスプーナー刑事は違った、ロボットは安心できる存在ではないと色眼鏡で見るため周りから浮いた存在になっていた。この日も通勤途中にバッグを持って疾走するロボットを追いかけるが実は喘息の薬を急いで届ける途中だったのだ。

その後スプーナーはある人物に呼ばれた、“君を信じている・・”そう話す博士に“何故自殺したんですか?”スプーナーは尋ねた。”それが正しい問いだ”そう答えるとフッと消えた、その後ろに床に横たわり血を流した博士がいた。ホログラム投影機で博士は何を伝えたかったのだろう、ラボに入ると博士は絶対に自殺ではないと確信した。そこで1体のロボットに出会った、最新型のNS-5だと説明してくれた博士の同僚カルヴァン博士の命令を無視して逃走してしまう。

捕まったNS-5はサニーという名前を持っている事、父親(死亡した設計者ラニング博士)に人間の感情を教えられた事をスプーナーに話す。廃棄処分にされることになったサニーがどうにも引っかかるスプーナーは独自に調査することにした、だがそんな彼に魔の手が迫る。

アイ,ロボット感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『アイ,ロボット』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

ロボット3原則

このロボット3原則は小説家アイザック・アシモフが作ったロボットが人間に従うための規則のようなものです、ここでは劇中の説明を載せておきます。

  • 原則1:ロボットは人間を傷つけてはならない、また人間への危険を見過ごしてはならない
  • 原則2:原則1に反しない限りロボットは人間の命令に従わなければならない。
  • 原則3:原則1と2に反しない限りロボットは自己を守らなければならない

死んだラニング博士はロボット工学の生みの親でロボット3原則も考えだしました。その博士が研究を進めるうちにある可能性に気付きます。それはあるコードの断片が結合して予期せぬ状態が生じるというのです。それはロボットが自由意思を生み魂とよばれるものを出現させます。

サニーは人間の感情を学びユニークな存在と呼ばれる事を喜びます、そして最後は廃棄所に運ばれた仲間達の元へと赴くのです。

スプーナーのロボット嫌い

スプーナーはロボットを信じていません、憎んでいるといってもいいかもしれません。彼は以前車同士の交通事故に遭い相手の車もろとも川に落ちてしまいます。そんな時一体のNS-4がスプーナーを助けます、だが相手の車には女の子が乗っていました。生存率を即座に計算したNS-4はスプーナーの方が助かると判断したのですがあの時子どもを優先するべきだった、そして今でも助かってしまった自分を許せないでいたのです。


ロボットと共存する近未来のSFで、この作品ほど何度も見返したくなるものはそうそう無い。映画に登場するロボットはどこかゾッとするのに、もしかしたらこんな日が来るかも?と想像できてしまうようなリアルさがあるし、ロボットと人間の戦争のような構図はスリルと興奮を掻き立ててしまうのが不思議だ。

ただ、本作は単にSFアクション映画であるだけでなく、ウィル・スミス演じるスプーナー刑事と一体のロボットであるサニーとの友情ドラマでもあることがとても熱い。人間のようなサニーの存在に対してロボット嫌いのスプーナーがどう気持ちを変化させていくか知るのも非常に面白い作品である。(女性 20代)


ロボットの暴走の怖さを感じる今作。人工知能や高性能のロボットをテーマにした作品は沢山ありますが、ウィル・スミス演じるスプーナーがロボットを信じていないことによってこの作品に対する親近感や共感度が一気に高まりました。私もロボットには否定的な考えを持っているからです。
いくら技術が発達しても人間にしか出来ないことが沢山あり、ロボットには理解できないほど人間の感情は繊細なものです。一つ受け取り方を間違えれば大きな問題となってしまうロボットの知能の恐怖。改めて人間とロボットの共生について考えさせられました。(女性 30代)


ロボット三原則にまつわるSF物。15年前ということもあってCGに少しばかり古臭さを感じるものの、物語が一転二転するので先が気になっていつの間にか没頭してしまう。

この作品を見てから、携帯ショップやデパートの案内所にいる某ロボットを見ると、ドキリとするようになってしまった。

数あるウィル・スミス主演作品の中でも、特に彼の魅力を凝縮している作品。表情がいい。最近『ジェミニマン』でも、CG処理されて若くなったウィル・スミスが話題になったが、こちらは本物の若い頃のウィル・スミスなので、やっぱりみずみずしい。(男性 30代)


街にあふれたロボット、突如として破られる三原則、人間のようなロボットとロボット嫌いの刑事の邂逅…ありがちと言えばありがちな展開の連続な気もするが、面白いものは面白いのだから仕方がない。むしろ私のようにロボット三原則と聞くだけでわくわくするようなSF好きにはもってこいの王道作品だと思う。
主人公のロボット嫌いの理由もきちんと説明されており共感できるのも良かった。サニーのウインクのシーンにはやられた。(女性 30代)


ロボットについてあまり深く掘り下げていませんが、アクション映画としてはかなり見応えがあります。CGも綺麗でSF映画として違和感はそれほどありません。ただ、『ターミネーター』のようなストーリー性を期待して観てしまうと、印象が薄い映画でしょう。
自動運転できる車のデザインはカッコイイのですが、ロボットのデザインは好みが分かれると思います。無表情のお面のような顔なので、暗闇にいるロボットが映るととても怖いです。(女性 30代)

映画『アイ,ロボット』 まとめ

ロボットに感情を持たせることに関しての危うさを描いた作品はいくつかありますがそのどれもが人間の愚かさを嘆いたロボットが人間を追い詰めていくという悲劇的な内容です。「アイ,ロボット」も例外ではなく人間を守るために作られたはずが、人間を守るためには人間を殺しても仕方がないという解釈に変わっていき暴走していくのが予測できたのであまり驚いたりはしませんでした。ですがすべての黒幕が予想していた人物ではなかったのでそこはびっくりしました。まだまだ観察力不足だなと改めて認識させられた作品でした。

日本は世界でもトップクラスのロボット技術を有する国なのでこういう機械の暴走という問題を扱った作品は他人事とは思えない感じで見てしまいますね。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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