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映画『グランド・イリュージョン』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『グランド・イリュージョン』の概要:長年人々を魅了し続けてやまないマジックの世界。マジシャンは、常に予想の斜め上をいくトリックと、ド派手な演出で見る者の目を奪う。そして、そんなマジックが犯罪に使われた!オチのよめないストーリー展開には脱帽。

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映画『グランド・イリュージョン』の作品情報

グランド・イリュージョン

製作年:2013年
上映時間:116分
ジャンル:サスペンス
監督:ルイ・ルテリエ
キャスト:ジェシー・アイゼンバーグ、マーク・ラファロ、ウディ・ハレルソン、メラニー・ロラン etc

映画『グランド・イリュージョン』の登場人物(キャスト)

J・ダニエル・アトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)
フォー・ホースメンの一人。ややナルシスト。
ディラン・ローズ(マーク・ラファロ)
FBI捜査官。フォー・ホースメンを追う。
メリット・マッキニー(ウディ・ハレルソン)
フォー・ホースメンの一員。催眠術のプロ。
ヘンリー・リーブス(アイラ・フィッシャー)
フォー・ホースメンの一人。唯一の女性。
サディアス・ブラッドリー(モーガン・フリーマン)
他のマジシャンのトリックを暴くため恨みを買っている人物。
ジャック・ワイルダー(デイヴ・フランコ)
フォー・ホースメンの一人。カード捌きの達人。

映画『グランド・イリュージョン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『グランド・イリュージョン』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『グランド・イリュージョン』のあらすじ【起】

マジシャン、それは巧みな技と華麗な演出で人々を長年魅了し続けるエンターテイメントである。しかし、マジシャンとして生計を立てられるのは、わずか一握りのみ。そして、ここにも実力はあるものの、中々チャンスを掴めずに世界に羽ばたくことが出来ない4人のマジシャンがいた。

実力はあるものの、やや自信過剰な一面があるアトラス、かつてアトラスのアシスタントを務めており、現在では独立した紅一点であるヘンリー、催眠術を得意とし、詐欺まがいなこともするメリット、そして若いがカード捌きの腕は超一流のジャックである。

彼らはある日、それぞれ謎のタロットカードが受け取る。そのタロットカードに従った彼らは、とあるアパートの一室へと集められたのだ。そして、そこには、とある秘密の計画書が置かれていた。そして、それから一年後、彼らは4人でチームを組み、フォー・ホースマンというグループで活躍していた。今や彼らはすっかり売れっ子で、常にショーは満員御礼の人気っぷりである。

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映画『グランド・イリュージョン』のあらすじ【承】

彼らは新たなショーを開く。そして、彼らはそのステージで前代未満のパフォーマンスを披露するという。なんと、ラスベガスにあるステージから、観客を1人、パリの銀行の金庫内に瞬間移動させたのだった。更に、その銀行に保管されていた大金を、まんまと盗みだしてみせたのである。

観客はそのパフォーマンスに熱中するが、これは明らかに法に触れる行為。そこで、FBI捜査官のディランは、フォー・ホースメンを捕まえるべく調査を始めるのだった。彼らを逮捕し取り調べを行うものの、結局つかみどころのない彼らを捕えきれず、彼らは釈放されてしまうのだった。

ディランは、彼らが用いたトリックについて知るため、同じくマジシャンであり現在ではネタばらしを専門に活動しているサディアスという男に協力を仰ぐ。サディアスはそのトリックをすぐに見破るも、これがあくまでも序章でしかないことを予見するのだった。そして、そんなサディアスの予測通り、フォー・ホースメンの新しいショーがニューオリンズで開かれることとなる。

映画『グランド・イリュージョン』のあらすじ【転】

そして、観客の期待通り、次のショーでもフォー・ホースメンはとんでもないことをやってのける。なんと、彼らのスポンサーである保険会社のオーナー、アーサーの口座から、多額の金を盗み出したのだ。そして、それらは何故か観客の口座に振り込まれていた。

フォー・ホースメンはその理由を語り出す。実は、口座に金が振り込まれた観客は、全員アーサーの保険会社の被害者だったのだ。保険会社に入会していたものの、結局保険を支払って貰えずに苦しんでいた被害者達。フォー・ホースメンはたちまち彼らを救ったヒーローとなる。

FBIは更に捜査を進め、とうとう彼らが初めて出会った場所、あのアパートの一角へと辿り着く。そこにはジャックが待ち受けていて、突入してきたディランとの格闘戦になだれ込む。互角の戦いを見せる2人だったが、結局その戦いの末、ジャックが交通事故で亡くなってしまうのだった。残されたフォー・ホースメンはジャックの死を悼み、最後のイリュージョンを見せると観客に宣言する。

映画『グランド・イリュージョン』の結末・ラスト(ネタバレ)

そして、彼らの最後のパフォーマンスは、警備会社によって厳重に守られている金庫から大金を盗み出すことだった。それを機に、彼らはパタリと表舞台から姿を消す。最後にフォー・ホースメンはとある人物を陥れていた。なんと、盗まれた現金が、サディアスの車に瞬間移動していたのだった。

サディアスは冤罪を訴えるものの、警察に逮捕され牢屋に入れられてしまう。そんなサディアスに、ディランが面会に訪れる。フォー・ホースメンに恨みを抱えているサディアスは、ディランにまだジャックが生きていること、そして、今回のトリックのネタばらしを伝えるものの、ディランは笑ってそれを聞いているだけだった。そこで、サディアスは一つの事実に気づく。ディランこそが、フォー・ホースメンを裏で操っていた黒幕だったのだ。

しかし、サディアスがそのことに気づいた時には、ディランは既に姿を消していた。そして、ディランはとうとうフォー・ホースメンの前に姿をあらわす。そして、彼はフォー・ホースメンを、自分の所属する秘密結社、”The EYE”に迎え入れるのであった。

映画『グランド・イリュージョン』の感想・評価・レビュー

マジックが次々に披露され、フォー・ホースメンのそれぞれの得意分野を紹介しつつ、一気に世界に入り込ませるオープニングはスピード感があってよかった。4人以外のキャストも豪華で、特にマイケル・ケインやモーガン・フリーマンなど大御所が一泡吹かせられるのが痛快。

照明に照らされながら舞い落ちるお札や、建物を使ったプロジェクトマッピングなどは、壮観で絵的にもキレイな見せ場だった。アクションと笑いと謎解きが盛り込まれワクワクしたし、最後まで展開がまったく読めず楽しめた。(女性 40代)


各分野のスペシャリストが集まり、絶対に不可能だと思われる壮大なマジックを次々と披露していく。FBIを嘲笑うかの様に見事にマジックを成功させていき、マジシャンVSFBIという構図が出来上がる。この展開だけでも実に胸が躍り、ついつい次のマジックの成功に期待してしまう。
又、演出もとても爽快で、盗み出した大金がステージ上に派手に舞い落ちていくシーンなどは、一観客として見ているような感覚に陥る。
そして、最後の最後に映画のタイトルに相応しいどんでん返しも待っている所も粋な作りである。(男性 30代)


選ばれしエンターテイナーが世界中を引っ掻き回す、大規模イリュージョン!舞台上だけでなく、街での逃亡劇や金庫奪取など、物語全てが一つのショーになっている。タネを明かされることも計算に入れた、良く練られたトリックが素晴らしい。

あたふたするFBIを観て楽しんでいたが、ラストの黒幕に驚かされた。完全にインターポールの女性がキーパーソンだと信じ込んでしまい、作品が視聴者に向けたミスディレクションに、完全に引っかかってしまった。(男性 20代)


かなり大規模なマジックが驚きと感動を掻き立てた。フォー・ホースメン一人一人の実力のレベルが高く、団結してマジックを行うシーンも引き寄せられた。その場にいるような、魅せられるマジックをしているため、サディアスが読んだネタバラシにかなり納得した。ジャックが亡くなったと見られたシーンも、かなり衝撃だった。彼らを追っていた捜査官のディランが、全ての黒幕だったことも最後の最後に分かり、やられたなと感じた。マジックだけでなく、ストーリー自体が面白く見入ってしまう映画である。(女性 20代)


フォースメンには脱帽だ。巧みでユーモラスなイリュージョン三昧のこの映画は目が離せなくなるほどだ。マジシャン4人が悪党相手に繰り広げるマジックやイリュージョンはリズミカルでスピーディー、また、何より展開が読めず好奇心をずっと鷲掴みにされているようだった。

観終わった後は、衝撃と興奮が冷めやらない。2,3度観てやっと頭がついてくるくらいだ。悪党の悪事を明かすフォースメンは何者なのか気になってしょうがない。

全てが一流な映画だ。(女性 20代)


開始5分で見事に騙されるこの作品。とにかく素晴らしいです。どんなに注目していても、過去に観たことがあっても、絶対に騙されてしまう。マジックのトリックはもちろんですが、ストーリー自体も先が読めずとても気になる展開。本当に面白いです。フォーホースメンの4人それぞれが個性豊かで、様々な技術を持っているのも大事なところ。皆が違う技術を持っているからこそ、いい所を高め合いながらフォーホースメンとして活躍する。天才が集まるととんでもないことになります。
ラストでもしっかり騙されるので、覚悟して観て下さい。(女性 30代)


まず、最初のダイヤの7のカードゲームマジックで一気に心を掴まれた。映画の途中までは、シンプルにマジックショーを純粋に楽しんでいたがために、予期せぬ展開に騙された感覚を覚える。また物語の展開が速くて、予測がつかない。マジックというより、わかりきったCGなので、少し気になってしまうのだが、そこは切り離して楽しんだ方が良い。種明かしも味方も敵も、もう答えを追うのはやめて、ただ急流のような物語の流れに身を任せるのみである。(女性 20代)

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みんなの感想・レビュー

  1. 瑞季 より:

    最初に登場人物たちのマジックを披露するシーンを観た時からトリックに魅了され簡単に物語に入り込むことができたので良かった。登場人物たちはみんな魅力的なキャラクターだったので、観ていて全く飽きることがなかった。この作品はネタバレをあまり観ないほうがいい作品だった。

    結末まで完全に騙されながら観ていたので、どんでん返しに素直に驚くことが出来て面白かった。

  2. 月夜 より:

    大掛かりなマジックと予測不可能なストーリーに、最後までワクワクさせられる。個性豊かなメンバーが各々の実力を結集させ、アーサーから大金を奪うシーンは実に痛快。もっと多くのマジックを見たかった。

    ディランはホースメンの味方だとは思っていたが、まさか黒幕だとは思わなかったので驚かされた。ホースメン側に立っているつもりで映画を見ていても、蓋を開けてみれば観客までも騙されていたという、とてもよくできたクライム・ムービー。

  3. pillow より:

    冒頭から畳み掛けるマジックは観客を引き込むのに充分な働きでしょう。個性が強く、魅力的だけど敵に回したくないキャラクターしかいません。
    終始、盛大なショーを見ているような感覚でした。舞台でのトーク力もありそうな感じがして親近感を覚えます。
    エンターテイメントの聖地、ラスベガスで繰り広げられるマジックショーは圧巻でした。超一流のマジシャンが本気を出せば、実際に可能なのではないかと思ってしまいます。一度、この舞台を見てみたいです。

  4. matuge より:

    スタイリッシュアクション!すごいイリュージョンのオンパレード、そして最後には、どんでん返しもあり目が離せず全く飽きが来ない。魔法の様なマジックもあり、こんなパフォーマンス集団が本当にいたら無敵だろうなぁと思います。はじめのヘンリーのピラニアマジックは本当にビビる。簡単なマジックから大掛かりのマジックまでクールでスタイリッシュな彼らまんまと騙されてしまう。見た後は、スカッとする最高のエンターテイメント。

  5. 匿名 より:

    マジックのシーンに見ごたえがあり、話題になったばかりのメンタリズムも取り入れ、カードマジックや脱出マジックには観客として見入ってしまう。
    「もう一人のフォー・ホースメン」と最初に言い出したディランが黒幕だとは全く気がつかず、種明かしをされるまで完璧に騙されてしまった。
    ストーリーも含め、この映画1本がひとつのマジックショーだ。

    そして、登場シーンではショーをこっそり録画しているだけのお茶目な老人、モーガン・フリーマン演じるサディアスが実はマジシャンの敵で、大きなマジック限定で種明かしをしてくれるのが、ちょうどいい息抜きになっている。
    おまけに、マイケル・ケイン演じる悪役アーサーがお金を奪われて、舞台上で悔しがるシーンにはすっきりするものがある。
    「ソーシャル・ネットワーク」主演で数々の賞を受賞したばかりのジェシー・アイゼンバーグが、仕切りたがり屋の主人公を演じるのも良かった。

    しかし、メンタリズムのシーンが多かったので、もう少し他の手品のシーンも見たいと感じてしまうのが残念かもしれない。

  6. 匿名 より:

    ライオネル・シュライク、サディアスにマジックのトリックを暴露され、復帰したマジックショーで脱出に失敗し、川に沈んだまま遺体も上がらなかったマジシャン。
    彼を軸に考えると、サディアスが最後に騙された理由に納得ができる。

    まず、サディアスにトリックを暴かれたライオネルは、金庫からの脱出ショーを行うが、失敗する。
    それは、金庫が不良品だったから。
    だから、その金庫を製造していた会社エルコーンが標的になる。
    ライオネルが入っていた保険会社は、アーサーのものだが、保険金は支払われなかった。
    なので、アーサーの保険会社も標的になる。
    その保険金に深くかかわっていたのが、最初にお金を盗まれたパリの銀行。
    これが、最初の標的になった。

    マジシャンだった父親から全てを奪い、命を奪い、残したものさえも奪ったものに復讐すべく、ディランは動いていたのだ。
    そして、彼は父親からマジックを教えられており、マジックの腕は一流だったので、秘密結社「アイ」のメンバーに選ばれていたのだと思われる。

    しかし、父親ライオネルの死を詳しく調べるため、またマジックとは無縁の世界にいることで、反対に身動きをとりやすくするために、FBI捜査官になったとも考えられる。
    私利私欲のために動くことは「アイ」の決まりに反するので、テストとして「フォー・ホースメン」を自分の計画に乗せたのだろう。
    自分と同じように保険金をもらっていない人に配らせたのは、テストだけではなく、ディラン自身の意思でもあったと思う。

  7. 匿名 より:

    サディアスは、アーサーから大金で雇われて、フォー・ホースメンの抹殺を請け負うシーンがあった。
    しかし、サディアスは4人が逃げるところを見つけると、アーサーに連絡してどうするかと尋ね、最終的にはシェフに任せると言っている。

    つまりはアーサーもサディアスも、自分の手は汚さずプロに頼もうとしているのだが、その後に彼らは連絡を取っていないし、プロの登場シーンもない。
    どこかにプロが潜んでいたのだが、ジャックとディランのカーチェイスの間に亡くなったか、もしくは怪我をして動けなくなったので取引がうやむやになったのだと考えられる。