映画『アイス・エイジ2』の概要:氷河期の動物達を主役に描いた「アイス・エイジ」が帰ってきた!そしてなんと、地球温暖化が彼らを襲う。新しい仲間を加えたマニー達は、見事生き延び、大事な人を守ることができるのか。
映画『アイス・エイジ2』の作品情報
上映時間:91分
ジャンル:アニメ、アドベンチャー
監督:カルロス・サルダーニャ
キャスト:ジョン・レグイザモ、デニス・リアリー、レイ・ロマノ、クイーン・ラティファ etc
映画『アイス・エイジ2』の登場人物(キャスト)
- シド(ジョン・レグイザモ)
- お調子者のナマケモノ。何かとみんなにバカにされがち。
- マニー(レイ・ロマーノ)
- 現実主義者で皮肉屋のマンモス。自分がマンモス唯一の生き残りと思っていたが…?
- ディエゴ(デニス・リアリー)
- サーベルタイガー。前作で仲間達を裏切りシドとマニーと行動を共にすることに。
- エディ(ジョシュ・ペック)
- フクロウネズミの兄弟。いたずら好きな性格。
- クラッシュ(ショーン・ウィリアム)
- フクロウネズミの兄弟。エリーを姉と慕っている。
- エリー(クイーン・ラティファ)
- メスのマンモス。長年フクロウネズミと行動していた為に、自らをフクロウネズミと思い込んでいる。
- スクラット(クリス・ウエッジ)
- ドングリをこよなく愛している。他の動物達が船を追い求める中、一人ドングリだけを追いかけていた。
映画『アイス・エイジ2』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『アイス・エイジ2』のあらすじ【起】
今よりも昔、氷河期の地球では多くの動物達が生活していた。しかし、今まで地球を覆っていた分厚い氷、その氷が少しずつ溶け、薄くなり始めていた。地球温暖化が生じていたのである。事態をそこまで深刻なものと捉えていない動物達は、現れた海に飛び込んだりと呑気に過ごしていた。
しかし、マンモスのマニーがとある事からこのまま氷が溶け続けると、自分たちの住処に洪水が押し寄せてくる事を知るのであった。呑気に構えている動物達は、誰もマニーの言葉を信じようとはしない。しかし、そこにハゲワシの群れが現れマニーの言葉が真実である事を動物達に告げるのであった。
突然自分達の平和を脅かす恐怖に、動物たちはパニックに陥った。そして、誰かが谷の外れに一隻の船がある事を思い出したのだ。そこまで辿り着き、船に乗り込むことができれば例え洪水が来ても波に乗ることができる。動物達は生き残りをかけ、その船を目指し長年暮らした住処を飛び出すのであった。
映画『アイス・エイジ2』のあらすじ【承】
前作で仲を深めたディエゴ、マニー、シドも共に船へと向かうこととした。その途中、3匹はエディとクラッシュ、そしてエリーに出会う。エディとクラッシュはフクロウネズミの兄弟で、いたずら好きな性格をしておりシド達を翻弄する。
そして、エリーはなんとメスのマンモスだったのだ。マンモスは自分以外に全滅したと思っていたマニーは喜ぶが、エリーはそんなマニーを怪訝そうに見つめている。実はエリーは長年エディとクラッシュと過ごしていた為、自分をフクロウネズミだと思い込んでいたのだ。それから、彼らを加えた6匹は共に船へと向かうことにした。
そしてその旅を通じて、マニーは少しずつエリーに惹かれていく。しかし元々皮肉屋であるマニーはそんな自分の感情に素直になれない。そんなマニーを見たディエゴは、何とか2人をくっつけようと画策するのであった。一方のエリーも、自分と瓜二つの外見をしたマニーと知り合ったことで自らについて改めて考えることとなる。そして、過去の記憶を思い出し、自分がマンモスであることを認めるのであった。
映画『アイス・エイジ2』のあらすじ【転】
自らをマンモスと認めたエリーとマニーの仲は急接近する。そして、いよいよ6匹は船のある外れへと辿り着いた。しかし、彼らの前には最後の難関、間欠泉が待ち受けていたのであった。マニーは気をつけながらまっすぐ突き進むことを提案するが、エリーは安全のため遠回りをすることを提案する。2匹とも自分の意見を曲げず、最終的に2匹は口論となり道を違えてしまう。
シド、ディエゴ、マニーは危ない思いをしながらも何とか間欠泉の試練をクリアすることができた。しかし、一向に待っても遠回りを選んだエリー達が来ないのである。そして、とうとう巨大な波がやって来た。その水圧に耐え切れなかったダムは決壊し、大量の水が流れ込んでくる。そして、エリー達は通っていた洞窟の中に閉じ込められてしまったのだ。
そんなエリー達を助けるべく、マニー達は来た道を引き返した。ディエゴは水恐怖症であったものの、仲間を助ける為にその恐怖を克服、シドと共にクラッシュとエディを見事助け出すのだった。
映画『アイス・エイジ2』の結末・ラスト(ネタバレ)
そして、マニーはエリーを助けるため走り出していた。そんな彼らを凶暴な魚が襲うが、マニーが見事その魚を退けることに成功する。しかし水の量は増えるばかり。絶体絶命、そう思われた時だった。
スクラットという動物が好物であるドングリを手に入れるため壁をよじ登っていた。彼は壁に穴を開けながらどんどん壁をよじ登っていく。そして、何とその穴が大きなヒビとなり、そして壁が真っ二つに割れたのだ。その割れた壁の方へと水がどんどん流れていく。お陰で、マニーとエリーは生き延びることが出来たのだった。
そして、彼らの前にマンモスの大群が現れる。人間の魔の手から何とか逃れた彼らは、こうして集団で生き延びていたのだった。マニーは喜ぶが、シドやディエゴといった自分の仲間と共に暮らす道を選ぶ。そしてディエゴの後押しもあり、マンモスの集団に加わろうとするエリーに自らの気持ちを伝える。マニーから愛の告白を受けたエリーは、マニー達と共に残る決心をするのだった。
映画『アイス・エイジ2』の感想・評価・レビュー
氷河期時代の動物達が地球温暖化に伴い、滅亡の危機を感じる中、マンモスのマニーを筆頭に種族を越えた仲間達との冒険を描いた作品。前作からのメンバーに加え、ヒロイン的なエリーなどが新たに登場する。マニーやエリーといったマンモスは氷河期では既に絶滅したと考えられていたのだが、ラストシーンでは群れが登場し、同種族と生きていくか、今の仲間達と生きていくかの選択をする。最終的に、エリーとマニーは夫婦として種族と袂を分かち暮らす道を選ぶのだが、二匹のこれからを想像すると、とてもほのぼのとしたような気持ちになれる作品である。(男性 30代)
氷河期を舞台にした動物たちの物語が帰ってきました。今作では彼らを「地球温暖化」が襲います。こうやって今の時代の大事なメッセージを子供たちに伝えればいいんだと勉強になりました。地球温暖化で起きる洪水を恐れ、新しく暮らす土地を見つけたいマニーたち。そんなマニーが出逢うのはメスのマンモス、エリー。2人の掛け合いが本当に可愛くて癒されます。
途中でミュージカルのように歌い出すシーンがあり、子供はこういうの好きだろうなと感じました。(女性 30代)
前作に続く異色の組み合わせである、マンモス、ナマケモノ、サーベルタイガーの3匹の動物たちが繰り広げる大冒険の物語。それぞれ個性のあるキャラクターたち、それぞれの悩みを持っているものの、仲良く暮らしていた。そこにまたしても、地球温暖化による大洪水に巻き込まれていくというストーリー。仲間思いの動物たちの、愛と友情の物語に心が和まされること間違いなしだ。地球を救うという大掛かりなテーマに向き合う動物たちを、応援したくなることだろう。(女性 30代)
関連作品
次作 アイス・エイジ3 ティラノのおとしもの
前作 アイス・エイジ
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