この記事では、映画『ゴーストランドの惨劇』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ゴーストランドの惨劇』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0045707
| 製作年 | 2018年 |
|---|---|
| 上映時間 | 91分 |
| ジャンル | ホラー |
| 監督 | パスカル・ロジェ |
| キャスト | クリスタル・リード アナスタシア・フィリップス エミリア・ジョーンズ テイラー・ヒックソン |
| 製作国 | フランス カナダ |
映画『ゴーストランドの惨劇』の登場人物（キャスト）
- ベス（大人：クリスタル・リード / 若い頃：エミリア・ジョーンズ）
- 母親と姉のヴェラと共に、田舎町に引っ越して来た若い女性。
- ヴェラ（大人：アナスタシア・フィリップス / 若い頃：テイラー・ヒクソン）
- ベスの姉。
- ポリーン（ミレーヌ・ファルメール）
- ベスとヴェラの母親。
- 女装した男（ケビン・パワー）
- ベスたちが引っ越して来た家に押し入って来た男。
- 巨漢の男（ロブ・アーチャー）
- 女装した男と共に、ベスたちの家に押し入って来た。
映画『ゴーストランドの惨劇』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『ゴーストランドの惨劇』のあらすじ【起】
双子の姉妹・ヴェラとベスは、シングルマザーの母親・ポリーンと共に、母親の叔母が住んでいた田舎町の古い屋敷に引っ越すことになる。しかし引っ越したその当日の夜、2人組の暴漢が家の中に侵入してきて、ヴェラとベスは巨漢の男に捕まり、地下室に連れて行かれる。そこで母親が娘たちを救おうと、捨て身で暴漢に立ち向かっていく。
それから時は流れ、大人になったベスは小説家として大成し、引っ越した屋敷で起きた事件を自身の作品として小説化していた。しかし結婚して子供も生まれたベスに対し、姉のヴェラは母親と2人で、まだあの屋敷で暮らしていた。
ヴェラはあの事件以来精神を病んでいて、容体を心配したベスが屋敷に向かうと、地下室に引きこもっていたヴェラは、「ここから出して」とベスにすがりつく。そしてベスは屋敷内の鏡に、「助けて」という赤い文字が書かれているのを見つける。
更にヴェラは姿の見えない幽霊のようなものに襲われ、負傷してしまう。何が起きているのかと不安を感じてパニックに陥るベスに、ヴェラは「目を覚まして、現実を受け入れて！」と叫ぶ。
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映画『ゴーストランドの惨劇』のあらすじ【承】
ヴェラの言葉で我に返ったベスは、自分の顔にもヴェラと同じ、殴られたような傷跡が付いていることに気付く。実は引っ越しをしたあの夜、暴漢に立ち向かった母親は、巨漢の男とペアらしい、女装をした痩せ型の男によって惨殺されていた。そしてヴェラとベスはあの夜からずっと、暴漢たちによって地下室に監禁され、虐待を受けていた。
大人になって小説家として成功した自分というのは、ベスがあまりに惨いこの現実を受け入れまいとするあまりに、思い描いた妄想だった。地下室の壁には、妄想の中で夫と思っていた男のポスターが貼られていた。ヴェラはベスが妄想の中に逃げ込む度に、妹の意識を現実へと呼び戻していたのだった。
女装男と巨漢男の2人組は、引っ越しの夜以来この屋敷に住み着き、地下室に監禁したヴェラとベスに暴行を加え続けていた。現実を目の当たりにして愕然とするベスだったが、地下室に女装男が下りて来て、ベスを1階へと連れて行く。
映画『ゴーストランドの惨劇』のあらすじ【転】
巨漢男は、自分の部屋に可愛らしい少女をかたどった人形を数多く集めている、人形マニアだった。女装男は巨漢男のために、連れて来たベスに人形に似せた服を着せメイクを施し、巨漢男の部屋に閉じこめる。
自分が人形ではなく人間だとバレると、巨漢男から酷い暴行を受けると考え、ベスは人形の振りをして、他の人形の間に紛れ込む。部屋に戻って来た巨漢男は、小さな人形を掴み上げると、バーナーの火などで人形をいたぶり始める。
自分も火で焼かれる危険があると察したベスは、巨漢男が近づいて来た隙を狙い、髪を止めていたピンを巨漢男に突き立てる。怒り狂った巨漢男に、ベスは部屋にあったタイプライター（ベスが妄想の中で、小説を書く時に使用していたもの）を叩きつけ、必死に部屋を逃げ出す。
その時外出していた女装男が戻って来て、巨漢男の部屋へ向かう。ベスは今がチャンスだと、ヴェラを連れて屋敷から脱出する。
映画『ゴーストランドの惨劇』の結末・ラスト（ネタバレ）
ベスとヴェラは屋敷の外に広がる草地を走り続け、ちょうどパトロールをしていたパトカーに発見される。2人はやっと助かったと安堵するが、2人を追って来た女装男が、パトカーを降りて来た警官を射殺する。
再び屋敷に連れ戻され、絶望に打ちひしがれたベスは、妄想の中へと逃げ込んでいく。ベスは妄想の中で華やかなパーティーに出席していたが、窓ガラス越しに「戻って来て！」と叫ぶヴェラの姿を見てしまう。
そこに母親が現れ、「そこには何もない」とベスを妄想の中に引き留めようとするが、ベスは意を決してヴェラの元へ向かう。現実の世界に戻ったベスは、巨漢男に暴行を受けていたが、そこで機械仕掛けの人形が動き出し、巨漢男が気を取られた隙に、ベスは懸命に逃げ出す。
ベスは女装男に捕まっていたヴェラの元へ向かい、ヴェラを助けようと試みる。そこに、射殺された警官が連絡していた警官隊が突入してきて、女装男と巨漢男を射殺する。こうしてベスとヴェラはようやく、長い悪夢から解き放たれたのだった。
映画『ゴーストランドの惨劇』の感想・評価・レビュー
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映画『ゴーストランドの惨劇』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ゴーストランドの惨劇』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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