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映画『インスタント・ファミリー 本当の家族見つけました』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『インスタント・ファミリー 本当の家族見つけました』の概要:ピートとエリーの夫婦は、子供をそろそろ持ちたいと思い、養子を取ることに決める。しかし、二人は思いがけず、打ち解けることの難しさや過酷な現実に突きつけられることとなる。里親制度や養子縁組など、あまり知られていない現実をコメディタッチで描きながら分かりやすく表現した作品。彼らが新しく、一つの家族になるまでの過程を描く。

映画『インスタント・ファミリー 本当の家族見つけました』の作品情報

インスタント・ファミリー 本当の家族見つけました

製作年:2018年
上映時間:118分
ジャンル:コメディ
監督:ショーン・アンダース
キャスト:マーク・ウォールバーグ、ローズ・バーン、オクタヴィア・スペンサー、イザベラ・モナー etc

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映画『インスタント・ファミリー 本当の家族見つけました』の登場人物(キャスト)

エリー(ローズ・バーン)
純粋で真っ直ぐな性格。元気で明るく、空回りすることも多いが、人一倍優しく心配性なところもある。たくさんの子供達が養子になるべく待機していることを知り、胸を痛める。
ピート(マーク・ウォールバーグ)
エリーの夫。子供が欲しいが、もう年齢的に、子供が育った時、自分の年齢が高齢になってしまうことを懸念している。明るく、ポジティブな性格。
リジー(イザベラ・モナー)
高校生の女の子。リタとホアンという小さい妹と弟がいる。実の母親は囚役中。反抗期でエリーやピートになかなか打ち解けない。

映画『インスタント・ファミリー 本当の家族見つけました』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『インスタント・ファミリー 本当の家族見つけました』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『インスタント・ファミリー 本当の家族見つけました』のあらすじ【起】

いつか子供を持った時に家族で暮らせるように、家を買い取ったエリー。そう言いつつ、いつまで経っても子供を作ろうとしないエリーに、夫のピートは文句を言う。今子供を持っても、子供が成長した時には自分は年寄りになってしまうと。それを聞いたエリーは、今幼少の子を養子に取ればちょうど良いかもしれないと考え、里親制度について調べ始める。

エリーは、里親待ちをしている子供たちが大勢いることを知る。想像以上にたくさんの子供たちがおり、胸が締め付けられるエリー。ピートもそのことを知って胸を痛める。そして、二人は養子を取ることを決意する。

ピートとエリーは、早速養子についての説明会に行く。8週間に及ぶ講習を受講し、合格したら養子を迎えることができるそう。二人は8週間通い、見事合格する。

ピートとエリーは、養子待ちの子供たちが集まるフェアに参加する。しかし、子供達に逃げられてしまったり、キープ中の夫婦がいたりと、なかなか上手くいかない。そんな時に、中高生の子供たちのグループを見かける。彼らはグループで固まっており、近づいて欲しくないオーラを出している。10代の子供たちは選ばれないことが多く、養子になれる年齢を超えてしまうことが多いそうだ。それを知ったピートは我慢できず、声を掛けようとする。すると、向こうから一人の女の子が寄ってきて、私たちには構わないで欲しいと言うのであった。

映画『インスタント・ファミリー 本当の家族見つけました』のあらすじ【承】

ピートとエリーは、フェアで話しかけてきた高校生の女の子リジーを養子にしたいと申し出る。リジーには可愛い小さな妹リタと、弟ホアンがいるそうだ。二人はリジーたち兄弟に会いに行き、一緒に遊ぶ。しかし、自分の娘や息子のような感動的な感情が湧くのかと期待していたが、そうではなかったため、何となく引き取るのを止めることとする。

その夜、親戚たちとのディナーで、養子を取ることを止めると話をするエリー。すると、親戚一同そのことに大賛成するのであった。養子待ちの子供たちを欠陥品扱いする親戚に、エリーとピートは怒りを爆発させる。そこで、やはりリジーたちを引き取ろうと決心する。

ピートとエリーは、一気に3人の子供たちを引き取ることとなる。何ヶ月か一緒に暮らして、裁判所で契約を結べば家族になれるので、それまでは本当の家族となれるよう、奮闘しなければならない。

ピートとエリーは、自分たちの家に子供がいることに喜びを感じる。しかし、それも束の間で、リタとホアンは部屋で大暴れ。部屋中が水浸しになったり、ポテトチップスしか食べなかったりと、次から次へと問題が発生する。子供を育てたことのないピートとエリーは、上手く対処できず、かなり四苦八苦する。思春期のリジーも、エリーの発言に突っかかってばかりで言うことを聞かない。ピートとエリーは、皆が寝静まった後、もう限界だと話し合うが、それでもやはり育てたいと強く思うのであった。

映画『インスタント・ファミリー 本当の家族見つけました』のあらすじ【転】

ある日、リジーは窓から友達を部屋に入れて、エリーに黙って遊んでいた。それに気がついたエリーは、リジーの友達を家から追い出す。リジーはエリーの対応に激怒する。二人の言い争いに、ピートも割って入り、喧嘩に巻き込まれる形に。そんな側で、ホアンは自分の足の上にドリルを落としてしまう。足を怪我したホアンを、エリーとピートは大急ぎで運び、リジーとリタも共に病院へいく。

ホアンは足を縫うだけで済み、無事に手術を終える。そこへ、里親制度の審査員がやってきて、ピートとエリーはホアンの件で話をすることになる。自分のせいだと伝えるピートを、リジーが必死で止める。そんなことを言ったら、私たち移動させられてしまうわ!と興奮するリジーを見て、ピートとエリーは驚くと同時に喜ぶのであった。その様子を見て、審査員も彼らが家族になりつつあると安心する。

朝、リジーが櫛で髪を梳かすのを手伝ってあげたエリーは、リジーと本当の親子のようなひと時を過ごす。しかし、次の日リジーはその櫛をトイレに捨てる。それを知ったエリーは怒りと悲しみで荒れ狂う。見兼ねたピートは、リジーを連れ出し、ストレス発散に仕事場の瓦礫破壊をさせてみる。すると、気持ちをすっきりさせたリジーは、エリーに謝り、二人はさらに絆を深めることとなった。

映画『インスタント・ファミリー 本当の家族見つけました』の結末・ラスト(ネタバレ)

ある日、エリーとピートは、リジーからお願いがあると言われる。少し前に出所したママに会いたいと言うのだ。あまり気が進まないエリーとピートだったが、すぐに会わせることにする。

そして、実の母親との再会日。リジーは大喜びで彼女の元へ走る。リタとホアンはまだ状況がつかめないが、リジーが二人を誘導して母親の元へ促す。エリーとピートに、実の母親は、子供たちの面倒を見てくれてありがとうと言う。そのまま少しの間、実の母親と子供たちは時間を過ごすこととなる。複雑な気分のエリーとピート。なんだかベビーシッターの代わりみたいで気を悪くする。エリーは、自分が母親を奪ったみたいでとても辛いと嘆く。

それからは、4回も実の母親と子供たちを会わせており、その度に彼らが手に負えなくなるエリーとピートであった。落ち込む二人のところへ、さらなる試練が待ち受けていた。なんと、実の母親が、親権を取り戻して、子供たちと暮らしたいと言い出したのだ。

そして、裁判が開かれる。リジーは、実の母親と暮らすため、エリーとピートの問題点を数多く、大げさに判事に報告する。それに対して、異論はないと伝えるエリーとピート。遂に、リジーたちは実の母親の元へ戻ることとなる。

リジーは、家に帰ると、エリーとピートに判事への報告内容を謝る。全てを受け入れたエリーとピートは、リジーたちの幸せを願い、笑顔でお見送りをすることに決める。しかし、お別れの日、里親制度の審査員たちがやってきて、実の母親が養育を拒んでいると報告する。リジーは泣き出し、家を飛び出す。エリーとピートは彼女を追いかける。泣き続けるリジーに、気が済むまで側に居てあげることにする。

落ち着いたリジーは、エリーとピートに、リタとホアンを養子に取ってあげてほしいと伝える。自分は別のところに行くと言うリジーを、エリーは絶対にダメだと反対する。私たちは運命的な絆で結ばれているのよ、と言い、彼女を抱きしめる。本当の愛を感じたリジーは、エリーとピートと家族になることを決意する。

そして、4ヶ月後。エリー、ピート、リジー、リタ、ホアンは正式に家族となり、幸せいっぱいの生活を送るのであった。

映画『インスタント・ファミリー 本当の家族見つけました』の感想・評価・レビュー

映画の題名からは想像できないほど、養子の現実について深く、リアルに描かれていたのではないかと思う。養子を取る側も、取られる側も、たくさん傷ついて、ぶつかって、その結果、成功する例もあれば失敗する例もあることが分かる。身近ではない問題や悩みを、この映画を通して知ることができた。里親制度や養子の問題点など、もっと多くの人が知って、理解を深めていくべきだと感じた。(MIHOシネマ編集部)


なんかいいなあと見終わったあととても優しい気持ちになれる作品でした。
子供がいない夫婦が「養子」を受け入れることを決意しますが、受け入れたのは「三姉弟」初めての子育てに奮闘する明るい夫婦の様子や、なかなか素直になれない子供たちのリアルな姿がとても丁寧に描かれていて、ストーリーも申し分のない展開でした。
コメディかと思いきや、いろんな家族の形や愛の形を知ることが出来る、めちゃくちゃ感動する作品でした。この作品は見て損はありません。(女性 30代)

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