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映画『ダイバージェントNEO』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ダイバージェントNEO』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ダイバージェントNEO』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『ダイバージェントNEO』の結末までのストーリー
  • 『ダイバージェントNEO』を見た感想・レビュー
  • 『ダイバージェントNEO』を見た人におすすめの映画5選

映画『ダイバージェントNEO』の作品情報

ダイバージェントNEO

製作年:2015年
上映時間:119分
ジャンル:SF、アクション
監督:ロベルト・シュヴェンケ
キャスト:シェイリーン・ウッドリー、テオ・ジェームズ、オクタヴィア・スペンサー、レイ・スティーヴンソン etc

映画『ダイバージェントNEO』の登場人物(キャスト)

トリス(シェイリーン・ウッドリー)
どのカテゴリーにも属さない、特異な存在であるダイバージェントの一人。ジェニーンと再び相対する。
トビアス・イートン / フォー(テオ・ジェームズ)
トリスの恋人。トリスを命をかけて守ることを誓っている。
ピーター・ヘイズ(マイルズ・テラー)
トリスの同期。トリスとは折り合いが悪かったが……?
イブリン・ジョンソン(ナオミ・ワッツ)
フォーの母親。「無派閥」のリーダー。
ジェニーン・マシューズ(ケイト・ウィンスレット)
「博学」のリーダー。「博学」こそが頂点に立つべきだと考えている。

映画『ダイバージェントNEO』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『ダイバージェントNEO』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ダイバージェントNEO』のあらすじ【起】

全人類に多大な影響を及ぼした戦争から、150年の月日が経過した頃。その近未来では、二度と同じことが起きないように、全人類をカテゴリー分けして管理を進めていた。そのカテゴリーはそれぞれの性格からなされており、全人口は勇敢、無欲、平和、博学、高潔のいずれかに属することとなる。

しかし、そのいずれにも当てはまらない特異な存在がいた。ダイバージェントと呼ばれる人間である。ダイバージェントと認定されたトリスは、前作で博学のリーダー、ジェニーンがカテゴリーの頂点に立つために行なっていた恐ろしい計画を、仲間と共に止めていた。しかし、トリスはその際に両親や友達を失い、そのことを長い間引きずっていた。

そして、ジェニーンはまだカテゴリーのトップに君臨することを諦めてはいなかった。彼女は、自分が目指す世界が正しいことを証明するため、「無欲」に長年守られていたとある箱を手に入れる。しかし、彼女ではその箱を開けることはできなかった。箱を開けることができるのは、ダイバージェントのみだったのだ。

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映画『ダイバージェントNEO』のあらすじ【承】

そして、ジェニーンは箱を開けるために、全国に散らばるダイバージェントを捕らえ始めた。また、ジェニーンは前回自分の野望を阻んだトリスとトリスの恋人、フォーを許してはいなかった。

「勇敢」に属していたトリスとフォーは、現在「平和」に身を潜めていた。しかし、その「平和」のコミュニティに、ジェニーンの追っ手がやってくる。逃げ出した一行だったが、そんな一行の前に、どのカテゴリーにも属さない、「無派閥」の人間が現れるのだった。そして、なんとフォーの母親、イブリンが無派閥のリーダーを務めていたのだった。幼少期に自分を捨てたイブリンとフォーの仲は、決して上手くいっているとは言えない状況であった。

そんな時、トリス達の元に、かつての仲間が現在「高潔」に身を寄せているというニュースが飛び込んでくるのだった。トリスは仲間と合流するために「高潔」のもとへ向かう。一方、ジェニーンはダイバージェントを捕まえテストを行なっていた。しかし、いずれのダイバージェントも箱を開けきる前に限界を迎え、命を落としてしまうのだった。

映画『ダイバージェントNEO』のあらすじ【転】

ジェニーンは、箱を開けるためにはダイバージェントの中でも強い力を持つ者が必要であると考える。そして、トリスこそが彼女達の求める力を持った存在だったのである。仲間と合流したトリスのもとに、ジェニーンの追っ手がトリスを捕まえるべく現れる。しかし、フォーと仲間が身を呈して守ってくれたおかげで、トリスは何とか彼らの魔の手から逃れるのであった。

しかし、ジェニーンは卑劣な方法を用い、トリスの仲間を洗脳してしまう。そして、仲間の内3人が操られたまま、自ら死を選んでしまうのだった。これはトリスが自らジェニーンの元に向かわない限り終わらないという。そして、トリスは仲間を助けるため単身ジェニーンの元へと向かう。

捕らえられたトリスは、早速箱を開けるための実験を強いられるのだった。強い力を持つトリスはその厳しい試練に耐えるが、あと一歩というところで力尽き命を落としてしまう。しかし、それは博学のもとに潜入していたトリスの仲間、ビーターの作戦だった。ピーターはトリスに、仮死状態にする薬を打ち込みジェニーンの目を逃れたのだった。

映画『ダイバージェントNEO』の結末・ラスト(ネタバレ)

フォーとピーターは逃げることを提案するが、トリスはあの箱に何か秘密が隠されていることを確信していた。再び自らの意思でトリスは箱を開けに戻る。そして、先ほどはクリアできなかった最後の試練をクリアし、箱を開けたのだった。

その箱の中には、遥か昔の、自分たちの祖先の肉声が残されていた。そして、祖先は、ダイバージェントこそが危うい状態にあるこの世界を救う救世主であると断言したのである。しかし、それはジェニーンが欲していた内容とは大きく異なっていた。彼女は、ダイバージェントが危険因子であるという証拠が欲しかったのである。

彼女は自分にとって不利になる箱を壊そうとする。しかし、その場にトリスの仲間と「無派閥」が攻め入り、ジェニーンは捕らえられた。そして、メッセージには、ここではない外の世界についても言及していた。フェンスの外にあるというその別世界を目にするため、トリスは仲間とともに、フェンスへと向かうのだった。

映画『ダイバージェントNEO』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

シリーズの第2部で原作はヴェロニカ・ロスの『ダイバージェント2叛乱者』。
批評家の評価はあまり良くないが、主要キャストの演技については評価されており、中でも主演のシェイリーン・ウッドリーは全力を出していると言われている。
特別な存在であるダイバージェントであるヒロインと、宿敵ともいうべき支配者の対決が見物。ヒロインの恋人と母親の確執も険呑としていて良かったが、終盤の箱の試練が近未来的で自由度が高く、面白いと感じた。ヒロインの仲間にはタフな恋人の他、気弱な実の兄や裏切り者もいて、なかなか気が抜けない。今作では彼らの絆がきちんと結び合い、第3部へと繋がるよう整えられる。複雑な人間関係と社会の仕組み、世界の謎を追う面白い作品。(女性 40代)


性格によって5つの属性に振り分けられる世界を描いた人気シリーズ第2弾。前作では、ダイバージェントである主人公の苦悩や葛藤そしてこの世界の闇を描いていましたが、今作ではダイバージェントとして追われることになる主人公と周囲の人間との関わりが描かれていて、最終的に彼らはどこへ行くのかが次作へ続くようなストーリーになっていました。
5つの属性は本当に雰囲気が異なるので、鑑賞しながら私はどの属性が合うだろうと考えながら見るのも面白いかもしれません。次で全ての謎が明らかになるのか、とても楽しみです。(女性 30代)


シリーズの2作目で異端者と診断されたヒロインが自らの生き方を貫く様子を描く。
ヒロインの元仲間で裏切り者がいるのだが、すり寄っては裏切るのでまず、信用できない。それなのにヒロインと共に行動するので、奴の本心が凄く見えにくい。信用できないけど、スパイとして情報を流したりしてくれるので役には立つわけだ。そういう立ち位置でいいのだろうが、個人的にはずっと疑っていた。今作ではヒロインがとうとうケイト・ウィンスレットに捕まって試練を受けさせられる。この試練がなかなか曲者で見どころの一つになっていると思う。天地がひっくり返るような映像はなかなか面白かった。そして、物語はとうとう国外へと進んでいく。評価が低いと言われているが、個人的には面白いと思う。(女性 40代)


前作よりもさらにスリリングな展開に惹き込まれました。特に、トリスが箱を開けるためにシミュレーションに挑むシーンは緊張感がすごかったです。最後、エヴリンたちが権力を握ってしまう展開は意外で、単なる正義対悪の構図じゃないのが面白い。次作への期待が高まるラストでした!(20代 男性)


トリスの葛藤と成長がより深く描かれていて、感情移入しながら観ました。特に、両親を失った悲しみを抱えつつ、仲間を守ろうとする彼女の強さに胸が打たれました。ジェニーンとの対決シーンは圧巻。ラストで外の世界の存在が明かされる場面には鳥肌が立ちました。(30代 女性)


アクション満載でかなり見応えがありました。シミュレーションの映像演出が本当に迫力満点で、特にトリスがビルを駆け上がるシーンは息を呑みました。単なるサバイバルではなく、心理描写も丁寧で、キャラクターたちの複雑な思いが伝わってきました。次作に続く展開も上手い!(40代 男性)


トリスの内面の弱さと強さがバランスよく描かれていて好感が持てました。特に、自己犠牲の精神が彼女を苦しめる様子がリアルで切なかったです。ピーターが意外にも助ける側に回る展開も面白かった!ただのバトルではなく、心の成長を描いている点が良かったと思います。(20代 女性)


思った以上にドラマ性が強く、大人でも楽しめました。トリスとフォーの関係性もより深まり、信頼と愛情のテーマが強く感じられました。ラストで、社会の外に広がる未知の世界の存在が示唆され、スケールが一気に大きくなったのもワクワクしました。シリーズがどこへ向かうのか楽しみです!(50代 男性)


心理戦が多めで、前作とはまた違った面白さがありました。特に、誰が味方で誰が敵かわからない緊張感が良かったです。トリスがジェニーンに追い詰められる中で、自分のアイデンティティを確立していく様子は見応えありました。映像もより洗練されていて、最後まで飽きなかった!(30代 女性)


トリスが抱える罪悪感と、それを乗り越えるまでの過程に感動しました。シミュレーションの世界で彼女が自身と向き合うシーンは特に印象的。フォーとの絆も試される展開が切なく、二人の関係性の深さにグッときました。ラストのどんでん返しも見事で、シリーズの中でも好きな一作です。(40代 女性)

映画『ダイバージェントNEO』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ダイバージェントNEO』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

メイズ・ランナー

この映画を一言で表すと?

記憶を失った少年たちが謎の巨大迷路から脱出を目指すサバイバルスリラー!

どんな話?

目覚めたとき、自分の名前以外の記憶を失っていた少年トーマスは、巨大な迷路に囲まれた謎の施設に放り込まれます。仲間たちと協力しながら脱出を試みる中で、次第に恐るべき真実に迫っていく物語です。スリリングな展開に引き込まれます!

ここがおすすめ!

疾走感あふれるサバイバル展開と、次々に明かされる謎の数々に目が離せません。若者たちの勇気と団結力が試される点も『ダイバージェントNEO』に通じるものがあり、手に汗握る興奮を味わいたい人にぴったりです!

ハンガー・ゲーム

この映画を一言で表すと?

独裁国家に抗う少女の壮絶なサバイバルと革命の物語!

どんな話?

独裁国家パネムで、毎年開催される命がけのサバイバルゲーム「ハンガー・ゲーム」に参加させられた少女カットニスが、生き延びるために闘いながらも、次第に大きな反乱の象徴となっていくストーリー。命を懸けた闘いと心の葛藤が描かれます。

ここがおすすめ!

スリリングなバトルだけでなく、社会への疑問や自分自身の選択と向き合う成長物語が魅力。強い女性ヒーローの活躍を見たい方、『ダイバージェントNEO』のトリスが好きな方には間違いなく刺さる作品です!

エンダーのゲーム

この映画を一言で表すと?

天才少年が人類の未来を背負い、壮絶な戦いに挑むSFドラマ!

どんな話?

異星人との再戦に備える地球軍は、若き天才たちを育成するためのバトルスクールを設立。少年エンダーはその中でも頭角を現し、地球の命運を賭けた最後の試練に挑みます。若者の成長と葛藤を描いた壮大な物語です。

ここがおすすめ!

壮大なSF世界を舞台に、戦略・友情・自我との戦いが繰り広げられます。若者が過酷な運命を背負う設定は『ダイバージェントNEO』と重なり、スリリングかつ切ない成長ドラマを楽しみたい人におすすめです!

レディ・プレイヤー1

この映画を一言で表すと?

仮想世界を舞台に繰り広げられる、圧巻の冒険エンターテインメント!

どんな話?

荒廃した未来社会で、唯一の希望は仮想世界「オアシス」。ある日、オアシスの創設者が遺した莫大な財産を賭けた壮大なゲームが始まり、若者たちは運命をかけて戦いに挑みます。ポップカルチャー満載の冒険活劇です。

ここがおすすめ!

圧倒的な映像美とスピード感あふれる展開で、仮想世界を生きる若者たちの成長と挑戦が描かれます。スリル満点の冒険と未来社会の描写が、『ダイバージェントNEO』ファンにもぴったりのワクワク感を提供してくれます!

ダーク・フェニックス

この映画を一言で表すと?

最強の力を手に入れた少女の苦悩と戦いを描く、壮大なX-MENドラマ!

どんな話?

X-MENチームの一員であるジーン・グレイが、宇宙での事故をきっかけに計り知れない力を得るも、その力が暴走し、仲間との絆や自らの存在意義に苦しむ姿を描きます。自己との葛藤と壮絶な戦いが展開されます。

ここがおすすめ!

強大な力を持ったがゆえに苦悩する女性ヒーローの物語は、トリスの成長と重なる部分が多いです。壮大なアクションと深い人間ドラマを同時に味わいたい方に強くおすすめしたい作品です!

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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