この記事では、映画『犬部！』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『犬部！』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0069634
| 製作年 | 2021年 |
|---|---|
| 上映時間 | 114分 |
| ジャンル | 青春 ドラマ |
| 監督 | 篠原哲雄 |
| キャスト | 林遣都 中川大志 大原櫻子 浅香航大 |
| 製作国 | 日本 |
映画『犬部！』の登場人物（キャスト）
- 花井颯太（林遣都）
- 獣医学部生で大の犬好き。たくさんの犬や猫を救いたいと犬部を創設。大人になって獣医師になってもその想いは変わらない。
- 柴崎涼介（中川大志）
- 颯太の親友。同じく獣医学部生。殺処分を止めたいと卒業後は動物管理センターへ就職する。とても真面目な性格。
- 大原櫻子（佐備川よしみ）
- 颯太の後輩。犬よりも猫派。動物のワクチンを作るため、大学で研究員をしている。
- 秋田智彦（秋田智彦）
- 颯太の後輩。実習の対象犬を逃がしてしまったことをきっかけに颯太たちと出会う。現在は父の動物病院で獣医師として働いている。
- 川瀬美香（田辺桃子）
- かつて保護犬を飼っていたことのある大学生。颯太に助けを求めるために動物病院を訪れる。
映画『犬部！』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『犬部！』のあらすじ【起】
2003年、獣医学部に通う花井颯太はアパートで自ら保護した犬や猫と暮らしている。
颯太の動物好きは近所に住む後輩の佐備川よしみから先輩は私が出会った中で1番の犬バカと言われるほど。
颯太は道端で1匹の犬に出会う。おなかを空かせた様子を見かねた颯太は犬を連れ帰る。
そこにもう1人の犬バカである柴崎涼介がやってくる。2人は拾ってきた犬にニコと名付けるのであった。
ニコは保健所で殺処分対象となった犬で獣医学校の外科実習で使われる予定であることが判明する。
ニコを渡したくない颯太であったが、引き取りにきた安室教授と助手の秋田智彦にニコを泣く泣く渡すのであった。
数日後そんな颯太の元にニコが帰ってくる。大学から帰ると家の前にニコが居たそうだ。
再び安室教授と秋田はニコを連れて帰ろうとするが必死に抵抗するニコ。その様子を見た安室教授はニコを颯太に譲る。これをきっかけに颯太は犬部を結成する。部員は颯太、柴崎、よしみ、秋田の4人。
犬部の主な活動は犬や猫を保護して、新しい飼い主を探すこと。外科実習から一命を取り留めたニコも新しい飼い主に引き取られた。
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映画『犬部！』のあらすじ【承】
時は過ぎ2019年。颯太は東京で動物病院を経営している。颯太の想いは変わらず、野良猫の避妊手術を無償で引き受けるなど、保護活動を続けていた。なんでも引き受けてしまう颯太のことを同僚は心配していた。
秋田は父の経営する動物病院で働いていたが、父は動物保護活動には反対であった。
よしみは大学でFIP（ネコ伝染性腹膜炎）のワクチン開発の研究をしていた。
ある日、颯太は川瀬という少女に連れられ、久米という人物が経営しているペットショップへ向かう。そこには劣悪な環境に置かれる大量の犬たち。見かねた颯太は保護しようとするが、久米に通報されてしまい、逮捕されてしまう。
時は戻り2000年。動物管理センターに向かう颯太。そこで将来、保健所の所長になって殺処分を止めたいという大きな夢があると語る柴崎と出会う。2人はすぐに意気投合し友達になるのであった。
外科実習をどうしても避けたい颯太は安室教授に実習の代わりにレポートでの単位取得を申し出る。颯太は動物病院の手術を見学させてもらい、熱心にレポートを書き上げ、合格をもらう。一方、柴崎は素直に外科実習を受け入れるのであった。
映画『犬部！』のあらすじ【転】
無事卒業した颯太と柴崎。2人はそれぞれの道へ進むのであった。
卒業後、柴崎が気になり動物管理センターを訪れる颯太。なんと柴崎は既に退職していたのである。柴崎が来てから殺処分数は減ったものの、殺処分自体がなくなるわけではなかった。その現実に耐えられなくなった柴崎は自殺を図る。その後センターをやめて、今は消息不明だそうだ。
颯太は柴崎の実家を訪れる。柴崎は出張でいないという、製薬会社の営業マンになってあちこち飛び回っていると柴崎の母は教えてくれた。連絡先を置いて帰る颯太。
2019年。颯太は懲りずに久米のところに通っていた。颯太の真摯な姿に次第に心を開く久米。久米の家にはエルサという飼い犬が居て、亡き妻が飼っていた犬だったそうだ。エルサの子犬を売ったのがきっかけで店を始めたという。しかし妻が亡くなったことで全てどうでもよくなってしまったと久米は語るのであった。
颯太との出会いで心を入れ換えた久米は颯太にペットショップ全頭の避妊手術を依頼する。颯太は秋田とよしみに協力を求め、全頭の避妊手術を成功させるのであった。
映画『犬部！』の結末・ラスト（ネタバレ）
川瀬は昔、犬部が開催する譲渡会に訪れた少女であった。譲渡会で譲ってもらったロクロウの最後に立ち会えなかったことをずっと後悔していて、次に犬を飼うならまた犬部からと考えていたところに久米から相談を受けたそうだ。川瀬に柴崎はどうしているかと尋ねられる。
颯太は再び柴崎の実家に訪れる。そこには3年前に飼い犬のタロウに先立たれて落ち込む柴崎の姿があった。颯太は犬部に送られてきた里親からの手紙を柴崎に見せる。みんな笑っているだろう、これが俺たちのやってきたことだと。笑顔になる柴崎。
後日犬部は譲渡会を開催。そこには柴崎も訪れ、この日の譲渡会では14匹の犬たちが新しい家族に迎え入れてもらえたのであった。エルサのことを頼みますと久米。
譲渡会が終わり、川瀬は今度こそちゃんと向き合いたいとエルサの引き取りを申し出る。エルサは身体が弱っていることもあり、難しいと伝えるが、それでも川瀬は颯太の元へ通いエルサと心を通わせるのであった。
柴崎は、颯太たちの奮闘に感化され、センターに戻ることを決意。2人はお互いの意志を確認し、歩き始めるのであった。
映画『犬部！』の感想・評価・レビュー
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映画『犬部！』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『犬部！』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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