この記事では、映画『イヌゴエ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『イヌゴエ』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0056577
製作年 | 2006年 |
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上映時間 | 100分 |
ジャンル | コメディ ヒューマンドラマ |
監督 | 横井健司 |
キャスト | 山本浩司 村上淳 馬渕英俚可 宮下ともみ |
製作国 | 日本 |
映画『イヌゴエ』の登場人物(キャスト)
- 芹澤直喜(山本浩二)
- 人より鼻が利き国家資格・臭気判定士として悪臭公害対策係に席を置く男性。匂いに敏感過ぎるが故、公衆トイレは使えず街でもマスクは外せない。便が臭くならない錠剤を飲んでおり自分の便はにおわないと豪語する。基本的にネガティブな性格で、物事の悪い面が目につき屁理屈を並べるうえ、思ったことを口に出してしまう性格。
- 力石創(村上淳)
- 芹澤の同僚で、変わり者といわれる数少ない芹澤の良き理解者でもある。
- 道場はるか(馬渕英里何)
- 芹澤の同僚で恋人。何事に対してもネガティブな反応を見せる芹澤に少々呆れ始めている。
- 音無ちぬ(宮下ともみ)
- 散歩中に出会った女性で、愛犬・ルーを連れている。スレンダーな美人だが、どこか悲し気な雰囲気を漂わせている。
- 芹澤の父(飯田孝男)
- 妻が大好きな芹澤の父。自分の都合で芹澤に飼い犬の世話を押し付けていく自由奔放な性格で、芹澤にもっとポジティブに生きろとメッセージを送る。
映画『イヌゴエ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『イヌゴエ』のあらすじ【起】
月曜日。臭気判定士の芹澤は、悪臭公害対策係の部屋にある自身のデスクで鼻をかみ力石と言葉を交わす。帰宅した芹澤は換気扇を最大に回し、はるかと夕食を取る。芹澤は、はるかが換気扇を切ろうとするのを止め、父親からの電話を取った。父は旅行の間、最近拾った犬を預かってほしいと頼むが芹澤は、匂いに耐えられないと断り電話を切る。芹澤が、犬の匂いなんて嗅がなくてもわかると言うとはるかは、匂わず嫌いだと告げて部屋を出ていった。
火曜日。仕事でマーブル社を訪れた芹澤は、日本海をイメージして作られた芳香剤の匂いを嗅いで倒れる。芹澤が自宅のベッドの上で目を覚ますと、隣にフレンチブルドッグが座っており、父よりと書かれたDVDが置かれていた。すると突然、芹澤の耳に関西弁で話すしゃがれた男性の声が聞こえる。男性の声の正体が犬だと気付いた芹澤が、犬を抱き上げようとすると犬は、「人間はくっさいのう。」と呟いた。力石の部屋を訪ねた芹澤は、犬を預けようとするが来客中だと断られる。芹澤は、ペスと名付けた犬と共に自宅に引き返した。
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映画『イヌゴエ』のあらすじ【承】
水曜日。芹澤とぺスは、祠の前で愛犬・ルーを連れた女性・ちぬが話しかけられる。出社した芹澤は、はるかにぺスの世話を頼むが、はるかはもう芹澤の家には行けないとその場を去った。するとペスが、前日力石の家にいた女だと呟き、芹澤は驚いた表情を見せる。芹澤とペスが帰宅すると、留守電には父から旅行の日程が延びると伝言が入っていた。芹澤ははるかを寝取った力石宛に恨みを綴ったメールを作成するが、送信はせず床に入る。すると、ペスがパソコンの画面を覗いた。
木曜日。ちぬと再会した芹澤は、自己紹介を済ませ連絡先を交換する。出社後、ぺスが社内で姿を消した。ぺスを探す芹澤に力石は、自分も悪かったが犬を使って仕返しするなと告げる。何のことかと問う芹澤に力石は、小便をかけられたキーボードと送られてきた芹澤の恨みのメールを見せた。そこへ、ぺスに小便をかけられたはるかが現れ、芹澤はぺスを探す。芹澤がぺスを見つけると、ぺスは静かに芹澤に近づいた。帰宅後、芹澤がぺスの体を洗うと芹澤の携帯にちぬからのメールが届く。
映画『イヌゴエ』のあらすじ【転】
金曜日。芹澤とちぬは、河川敷を訪れた。土手で芹澤たちが腰かけていると、突然ちぬが夕日を見て涙を流し芹澤に寄りかかる。帰宅した芹澤はぺスに、ちぬの悩みについてルーから何か聞いていないと問うが、芹澤にはぺスの声が聞こえなくなっていた。
土曜日。芹澤は、ぺスの声が聞こえるきっかけとなった芳香剤の匂いを嗅ぐためマーブル社を訪れるが、日本海のサンプル品は既に破棄されていた。日本海が新潟の海の匂いを参考に作られたと聞いた芹澤は、ぺスと共に新潟を訪れ芳香剤と同じ匂いと出会う。すると芹澤に再びぺスの声が聞こえ、芹澤はペスからちぬの悩みを探ろうとした。しかしぺスは、ルーが毎日ぶたれていると語る。
月曜日。祠の前でちぬと再会した芹澤は、ルーを虐待する原因を訪ねた。ちぬは、別れた元旦那のところから子供を取り戻して欲しいと訴える。芹澤が、ルーに罪はないと告げると、ちぬはルーを連れて去っていった。その夜、芹澤に父から、翌日旅行から戻ると連絡が入る。
映画『イヌゴエ』の結末・ラスト(ネタバレ)
芹澤とぺスは夜の散歩に出かける。すると、ぺスが拾われたホームセンターの前で立ち止まった。芹澤は、以前ホームセンターの前でぺスが、お父ちゃんと呟いたことを思い出す。芹澤は、ぺスが散歩中に口ずさんでいた曲がホームセンター閉店時の音楽「蛍の光」だったことに気付き、ホームセンターの入口で飼い主を待っていたぺスが「蛍の光」が流れても現れない飼い主を探して店内を歩き回っていたところを父親が拾ったと悟った。芹澤は、証明写真機でぺスの写真を撮影し、店の入口に迷い犬の張り紙をする。
火曜日。早朝にドアをノックする音で目を覚ました芹澤は、訪れたぺスの飼い主を部屋に招き入れる。ぺスは、お父ちゃんと言って飛びつき、飼い主はジョンと呼んでぺスを抱きしめた。毎朝ぺスとはぐれたホームセンターの周辺を探し回っていたという飼い主。ぺスは芹澤と最後の会話をして、飼い主と共に帰宅した。芹澤の家に父が訪れる。父は土産だと言って芹澤にハムスターを渡した。芹沢の耳に、「人間はくっさいのう。」というハムスターの声が聞こえた。
映画『イヌゴエ』の感想・評価・レビュー
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映画『イヌゴエ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『イヌゴエ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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