映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』の概要:突然街の上空に超巨大浮遊要塞が現れ、攻撃を仕掛けてきた。宇宙戦隊キュウレンジャーが出撃するが、なかなか倒すことができなかった。一方、超巨大浮遊要塞の攻撃を受けた女性が、聖都大学付属病院に運び込まれていた。
映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』の作品情報
上映時間:94分
ジャンル:アクション
監督:金田治
キャスト:飯島寛騎、岐洲匠、瀬戸利樹、立石晴香 etc
映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』の登場人物(キャスト)
- 宝生永夢 / 仮面ライダーエグゼイド(飯島寛騎)
- 聖都大学付属病院に勤める研修医。患者の心に寄り添おうとする、心優しい人物。天才ゲーマー「M」として活躍している。
- 鏡飛彩 / 仮面ライダーブレイブ(瀬戸利樹)
- 聖都大学付属病院に勤める優秀な外科医。プライドが高く、感情の起伏に乏しい。
- アム / ジュウオウタイガー(立石晴香)
- 動物戦隊ジュウオウジャーの一員。超巨大浮遊要塞に攻撃され、聖都大学付属病院に運び込まれる。
- ポッピーピポパポ(松田るか)
- 宝生と鏡の仲間。ゲームのキャラクター。ゲームの世界と現実の世界を行き来することができる。
- ナーガ・レイ / ヘビツカイシルバー(山崎大輝)
- 宇宙戦隊キュウレンジャーの一員。人間型宇宙人。感情が薄い種族。仲間のことをとても大切にしている。感情について少しずつ学んでおり、理解を深めている。
- 霧野エイト(大西利空)
- 10歳。感情が薄い。体が電子化する謎の病に侵される。鏡の元患者。
映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』のあらすじ【起】
突然街の上空に超巨大浮遊要塞が現れ、攻撃を仕掛けてきた。人々は為す術なく逃げ惑った。宇宙戦隊キュウレンジャーが出撃するが、なかなか敵を倒すことができなかった。
聖都大学付属病院に重傷を負った女性が運び込まれる。その女性には尻尾が生えていた。医師や看護婦達が驚く中、鏡飛彩医師は冷静に処置を行った。鏡は目を覚ました女性に正体を尋ねた。彼女は動物戦隊ジュウオウジャーの一人・アムだった。アムが怪我を負っていたのは、暮らしていた「ジューランド」の街が超巨大浮遊要塞に攻撃されたからだった。
鏡の仲間でありゲームの世界の住人である・ポッピーピポパポが、超巨大浮遊要塞について鏡とアムと鏡の同僚の宝生永夢に説明を行った。超巨大浮遊要塞は1983年に発表されたアーケードゲーム『ゼビウス』に登場していた要塞で、理由は分からないが現実に現れて攻めてきたのだった。
宇宙戦隊キュウレンジャーが突然現れ、ポッピーピポパポを捕らえようとした。鏡と宝生と同僚の花家大我は、ポッピーピポパポを守るために仮面ライダーに変身して戦った。宇宙戦隊キュウレンジャー達は、ゲームの世界と現実の世界を行き来できるポッピーピポパポが今回の事件に関係していると睨んでいた。だが、ポッピーピポパポは身に覚えがなかった。そんな時、ゲームの世界から突然エイリアンが現れ攻撃をしてきた。
死んだはずの九条貴利矢(仮面ライダーレーザー)や他のヒーロー達がゲームの世界から現れ、キュウレンジャー達は助けられる。そこには、ゲームの世界の鏡の姿もあった。ゲームの世界の仮面ライダー達は敵を倒すと、元の世界に戻っていった。宝生は事件を解明することを決心し、キュウレンジャー達は宝生達に後のことを託すことにした。
映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』のあらすじ【承】
ポッピーピポパポとアムはゲームの世界の仮面ライダー達に協力してもらうため、ゲーム『超スーパーヒーロー大戦』の世界に入った。そこに、なぜか少年がおり、アム達に見つかると逃げてしまう。アム達は追いかけたかったが、仮面ライダーとの戦闘が強制的に始まってしまったため、アムはジュウオウタイガーに変身して戦うことになった。
マオはやられそうになるが、空蝉丸(キョウリュウゴールド)が現れ助けられる。マオ達は空蝉丸の案内で、ゲームの世界の鏡に会いに行った。マオ達が鏡に協力を仰ぐと、『超スーパーヒーロー大戦』のルールに従うよう求められる。そのルールとはゲームをクリアすることだった。宝生は強制的にプレーヤーに設定される。
宝生は仲間のヒーローと共に、対戦相手のヒーロー達と戦った。無事に勝利を収めたとき、少年が近くにいることに気づいた。宝生はポッピーピポパポとその少年を追った。一方、アムはキュウレンジャーの協力を得て、ゲームの世界にいた少年の元主治医が鏡だと突き止めていた。その少年は霧野エイトという名で、体が電子化する謎の病に侵されていた。だが、エイトに病を治す意思はなかった。エイトは『超スーパーヒーロー大戦』を完成させてネット上に拡散した後、姿を消した。エイトは体が電子化することの他に、感情が薄いという症状があった。
エイトは既に『超スーパーヒーロー大戦』のキャラクターになっていたため、ポッピーピポパポの力でも外に出してあげることはできなかった。宝生はどうすればいいか頭を悩ませるが、エイトは外に出たいという気持ちがないようだった。そんな時、宝生は試合に呼ばれてしまう。宝生は指切りをして、後で話すことをエイトと約束した。
映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』のあらすじ【転】
超巨大浮遊要塞が再び街を襲撃した。宝生はゲームの世界から飛び出し、仲間と共に超巨大浮遊要塞を撃退した。すると、突然ボーナスステージが始まった。ボーナスステージはショッカーと戦うことだった。ショッカーは現実世界を破壊するため、逃げ惑う人々を襲った。花家と仲間のヒーローがショッカーと戦う中、宝生はゲームの世界の鏡に話しを聞きに行った。宝生の前に鏡とエイトが現れる。鏡はエイトを現実の世界に戻すため、ゲームの世界を現実の世界にしようとしていた。その方法は、現実の世界を消去することだった。宝生にボーナスステージを始動させ、わざとショッカー達を現実の世界に呼び寄せたのだ。
鏡はエイトのパソコンの治療を行い、ゲームの世界の鏡に会う。2人は激しい死闘を繰り広げた。一方、宝生とポッピーピポパポとキュウレンジャーのナーガ・レイは、エイトを追っていた。だが、そんな彼らの前にゲームの世界のヒーロー達が立ちはだかった。宝生はナーガ達を先に行かせ、ヒーロー達と戦った。
ポッピーピポパポは宝生達がエイトのために戦っていることを伝えるが、エイトの心には響かなかった。エイトは現実の世界を消すことを何とも思っていなかった。ナーガはエイトと同じように、感情が薄い種族の出身だった。だが、ナーガはエイトを見て、涙が溢れてくるのを感じた。そこに、傷だらけの宝生と鏡が駆けつける。鏡は宝生が止めるのを聞かず、現実とゲームの世界を繋げていた物を切断した。エイト以外の者達は、強制的に現実の世界に戻った。
映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』の結末・ラスト(ネタバレ)
ショッカー首領三世はゲームの世界と現実の世界が切断されたのを感じ取り、変身をして空蝉丸を倒した。その周囲ではヒーロー達がショッカー達と戦っていた。宝生達も仮面ライダーに変身し、戦いの場に向かった。鏡はゲームの世界の自分に貰ったカードを使い、ゲームの世界のヒーロー達を召喚した。だが、ショッカー首領三世に倒されてしまう。
ショッカー首領三世は首領専用モライマーズロボを呼び寄せ、ヒーロー達を攻撃した。そんなヒーロー達の危機にキュウレンジャー達がロボットに乗って現れる。仮面ライダーエグゼイド(宝生)も巨大化し、キューレンジャー達と共に戦った。
仮面ライダーエグゼイドとキューレンジャーは首領専用モライマーズロボを倒した。鏡達はゲームの世界にいるエイトに、現実世界に戻るよう呼びかけた。エイトは現実の世界に戻りたいと強く願った。そして、無事に現実の世界に戻ってくることができた。鏡はゲームの世界と現実の世界の繋がりを断ち切ることで、エイトが戻ってくると見越していた。エイトはゲームの世界のヒーロー達に二度と会えないのではないかと心配していたが、ヒーロー達はゲームの世界からエイトのことを見守っていた。ナーガはエイトと再び会うことを約束し、指切りをした。
映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』の感想・評価・レビュー
エグゼイドの世界にキュウレンジャーが組み合わさった豪華な作品。仮面ライダーとスーパーヒーローのタッグバトルがゲーム感覚で楽しめる、子供のみならず、大人にとっても夢の様な内容となっている。また、仮面ライダー龍騎に登場したサブライダーソルダに変身する北岡秀一も本人がゲスト的に登場しており、相変わらずの傲慢さに懐かしさを覚える方も少なくないだろう。ラストはスーパー戦隊ならではの巨大ロボ合戦にエグゼイドが加わるという特別感は、ファンにはありがたい演出である。(男性 30代)
仮面ライダーエグゼイドとキュウレンジャーにジュウオウジャーなど子供たちの「ヒーロー」が集結した夢のような作品。大人になってしまった私はそれほど気持ちが高まりませんでしたが、子供はまた見たいと何度も話すほど大興奮の作品だったようです。
仮面ライダーと戦隊ヒーローは「別のもの」と考えていたので、まさかその2大ヒーローがコラボするなんて想像もしていませんでした。お互いの世界観が上手く交わり合っているので、どちらのファンも楽しめる作品だと思います。(女性 30代)
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