この記事では、映画『悲しみに、こんにちは』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『悲しみに、こんにちは』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0040369
製作年 | 2017年 |
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上映時間 | 100分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | カルラ・シモン |
キャスト | ライア・アルティガス パウラ・ロブレス ダビド・ベルダゲル ブルーナ・クシ |
製作国 | スペイン |
映画『悲しみに、こんにちは』の登場人物(キャスト)
- フリダ(ライラ・アルティガス)
- バルセロナに住む少女。両親をエイズで亡くし、「死」や「悲しみ」に初めて直面し、まだ自分の機嫌をコントロールできずにいる。
- アナ(パウラ・ロブレス)
- フリダの幼い従姉妹。新しく一緒に住むことになったフリダに懐き、フリダを好意的に思っている。
- マルガ(ブルーナ・クッシ)
- アナの母で、フリダの叔母。優しい母親で、フリダにも我が子のように接しようとするが、腫れ物のように扱ったり、アナと比較してしまうこともあるが、逃げずにフリダと向き合い続ける。
映画『悲しみに、こんにちは』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『悲しみに、こんにちは』のあらすじ【起】
1993年、少女フリダは両親をエイズで亡くし、住んでいたバルセロナを離れカタルーニャにいる叔父エステバと叔母マルガと従姉妹のアナがいる家族に引き取られることになった。
自然に囲まれた家は、自給自足の生活をしておりいつも音楽がかかっていた。都会で育ったフリダにとっては、近所の酪農家に新鮮な卵をもらいに行ったり、停電があったりと、新しい体験ばかりの生活だった。
ある日、病院に向かう道中で髪型が気に入らないフリダは不機嫌になっていた。マルガがコームで直そうとするも、フリダはコームを車の窓から外に投げ出した。病院でも、バルセロナではもう血液検査の必要はないと言われたのにと、不機嫌なままだった。
その日の夜、フリダは近くのマリア像が立っている場所へ一人で行き、マルガのバッグから取ったタバコを「ママが来たら渡して」とその場に置いた。
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映画『悲しみに、こんにちは』のあらすじ【承】
少しずつ違う環境に馴染もうとするフリダだったが、ある日新しい友達と公園で遊んでいた時に転んで膝を擦りむいてしまった。友達がフリダのそばに来ると、その子の母親が「その子は病気だから近寄らないで」と友達をフリダから引き離していった。その発言に気を悪くしたマルガは、フリダを連れてその場を離れていった。フリダは黙ったままでいた。
後日、フリダのもとを祖父と祖母が訪れてきた。二人のことが大好きなフリダはご機嫌で、祖父に靴紐を結んでほしいとせがんだ。マルガは自分でやらせたいため少し苛立っていた。この出来事以降、アナもフリダの真似をして靴紐を結んでほしいとせがむようになった。そして、マルガはそれをフリダのせいだと怒り出したのだった。
映画『悲しみに、こんにちは』のあらすじ【転】
ある日、アナが朝から機嫌が良くなかったフリダ呼んだ。アナは一緒に遊んでほしいとフリダの後をついてくるが、フリダは一人になりたい気分だった。フリダはアナを森へ連れて行き、そこに置き去りにした。アナがいないことに気づき探しているマルガに対しても、フリダは「知らない」と嘘をついた。
しばらくすると、マルガが腕に怪我をしたアナを連れて帰ってきた。フリダは後悔するも、マルガの怒りは収まらなかった。マルガはその日の夜、エステバに「フリダには良心がない」と話し、フリダはそれを聞いてしまった。
後日、体調を崩したマルガのところにフリダがやってきて、マルガの身体を気遣った。フリダには精一杯の償いだった。検査の結果、フリアはエイズに感染していないことが判明し、マルガはフリダと共に喜んだ。祖父母もやってきて楽しい時間を過ごすが、帰り際にフリダは自分もバルセロナに行きたいと駄々をこね車に乗り込んだ。しかし、エステバに強制的に降ろされ車が去っていくと、フリダは立ちすくんでしまった。
映画『悲しみに、こんにちは』の結末・ラスト(ネタバレ)
その日の夜、フリダは大切にしている人形をリュックに詰め始めた。それに気づいたアナに、「誰も自分のことを好きじゃないから家に帰る」と告げ、フリダは家を出ていった。
すると、エステバとマルガが自分を探している声が聞こえ、フリダは「暗いから明日にする」と言って家に戻った。マルガは、フリダに怒ることはなく優しく一緒に寝るのだった。
新学期が近づき、マルガとフリダは学校の準備をしていた。ふいにフリダが「ママは死ぬ時何か言っていた?」と聞くと、「娘の面倒を見られなくて悲しんでいた」とマルガは答えた。フリダはマルガに「病気にならないでね」と言った。
その日の夜、フリダはアナとエステバと3人ではしゃいで遊んでいた。しかし、フリダは今まで我慢していた気持ちが一気に溢れ、泣き出してしまった。マルガもやってきて心配するが、フリダはただただ泣きじゃくるだけだった。
映画『悲しみに、こんにちは』の感想・評価・レビュー
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映画『悲しみに、こんにちは』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『悲しみに、こんにちは』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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