この記事では、映画『不都合な理想の夫婦』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『不都合な理想の夫婦』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0070679
| 製作年 | 2019年 |
|---|---|
| 上映時間 | 107分 |
| ジャンル | スリラー |
| 監督 | ショーン・ダーキン |
| キャスト | ジュード・ロウ キャリー・クーン チャーリー・ショットウェル ウーナ・ローシュ |
| 製作国 | イギリス |
映画『不都合な理想の夫婦』の登場人物（キャスト）
- ローリー・オハラ（ジュード・ロウ）
- 貿易商の男。お金儲けに目がなく、見栄っ張り。野心丸出しで強気に生きるが、やがて破滅に向かっていく。
- アリソン・オハラ（キャリー・クーン）
- ローリーの妻で美人。娘のサマンサと二人暮らしをしていたが、ローリーと結婚したことで裕福な暮らしを手に入れる。普通の日常を望んでいるが、虚栄を張る夫に振り回されていく。
映画『不都合な理想の夫婦』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『不都合な理想の夫婦』のあらすじ【起】
1986年、イギリス人のローリーはニューヨークで貿易商を営んでいた。アメリカ人の妻アリソン、息子のベン、アリソンの娘であるサマンサの四人で幸せな暮らしを送っていた。
仕事は順調で、家族もそれぞれ充実した生活をしていたが、ローリーはさらに大金を稼ぐために好景気のロンドンへの移住を提案した。アリソンは外国への移住とお金について心配したが、ローリーはかつての上司が経営する商社への転職なので問題ないと説得し、一家はロンドンへ引っ越した。
新居は大豪邸で、高価なミュージックプレーヤーやサッカーコートなど、豪華なプレゼントがたくさんあり子供達は興奮していた。
しかし、アリソンは慣れないイギリス式のマナーに、子供たちは広すぎる家を不気味がったり新しい学校に馴染めないなど、新生活は良いことだけではなかった。
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映画『不都合な理想の夫婦』のあらすじ【承】
ローリーは、社長のアーサーに自社を売却し大金を手に入れることを提案した。交渉する許可をもらったローリーは、急いで商談を進めようとしていた。
ある日、アリソンは工事業者への支払いができていないことに気付いた。ローリーが不渡り小切手を渡しており、さらに調べると、新生活のための貯金が残りわずかなことが判明した。ローリーに問い詰めるが、「月末に莫大な金が入る」と返された。
しかし、会社の売却は失敗した。ローリーはアーサーに抗議するが、アーサーは契約の穴を見つけていた。大きな儲けに囚われ細部を見逃しているローリーに対して、アーサーは「自分は低所得者に向けたサービスを細々とやり成功してきたのだ」と告げた。
収入がなくなり生活が厳しくなっていったアリソンとローリーは、次第に夫婦喧嘩が増えていった。ヒートアップした挙句、ローリーは「娘と貧しい暮らしをしていた君に、豊かな生活を与えてあげた」と怒鳴りつけた。
さらにアリソンが大切にしていた馬が病気になり、農場主によって銃殺され、アリソンはさらに悲しみに暮れた。
映画『不都合な理想の夫婦』のあらすじ【転】
ローリーは次第に家に帰らないようになり、家族はすれ違っていた。それでも生活は苦しくなり、アリソンは近所の農場の手伝いをするようになった。
ある日、商談を兼ねた食事会に夫婦で参加しなくてはいけなくなり、アリソンも渋々付き添った。ローリーは相変わらず嘘にまみれた自慢話をしており、アリソンはうんざりして店を出ていった。
その頃、両親がいない家ではサマンサが悪友を家に招き、酒と大麻で大騒ぎをしていた。うるさい家で、ベンも眠れずにいた。
アリソンが不在のまま食事会が終わり、商談は無事成功したが、同僚のスティーブに「自慢話ばかりする君はこの件から外すように先方に言われた」と告げられ、自分の功績だと思っていたローリーは呆然とし動けずにいた。
映画『不都合な理想の夫婦』の結末・ラスト（ネタバレ）
タクシーに乗ったローリーは、運転手に職業を聞かれると迷いながら「お金持ちぶること」と答えた。ローリーはそこでニューヨークでは幸せだったのに今はお金がないと本音をこぼした。コツコツ働いて少しずつ稼げばいいという運転手に対し、それじゃ足りないと答えながらも、何が足りないのかわからないと呟いた。
酔っ払いながら家に帰ると、家がパーティーで荒らされていた。さらにベンに連れられ庭に向かうと、埋葬したはずの馬が土から身体を出しており、アリソンは激しく泣いていた。
弱った母親を見て、サマンサとベンは「きっと大丈夫」と言って朝食を作り始めた。朝食を取っていた3人のもとに帰ってきたローリーは、「自分の会社を作るから、この家を引き払ってアパートに移ろう」といつもの調子で話し始めた。それをアリソンが「もうやめて」と遮ると、ローリーはうなだれ、今までの感情が溢れたように号泣するのだった。
映画『不都合な理想の夫婦』の感想・評価・レビュー
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映画『不都合な理想の夫婦』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『不都合な理想の夫婦』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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