12000作品を紹介!あなたの映画図書館『MIHOシネマ』

映画『カイト KITE』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『カイト KITE』の概要:経済が破綻し、荒廃してしまった近未来。そこでは人身すらも商品だった。人身売買業者のエミールに両親を殺されたサワはその復讐のため、暗殺者となった。エミールを追い詰めていくサワはそこで両親の死の真相を知る。

映画『カイト KITE』の作品情報

カイト KITE

製作年:2014年
上映時間:90分
ジャンル:アクション、SF
監督:ラルフ・ジマン
キャスト:インディア・アイズリー、サミュエル・L・ジャクソン、カラン・マッコーリフ、カール・ビュークス etc

映画『カイト KITE』をフルで無料視聴できる動画配信一覧

映画『カイト KITE』をフル視聴できる動画配信サービス(VOD)の一覧です。各動画配信サービスには2週間~31日間の無料お試し期間があり、期間内の解約であれば料金は発生しません。無料期間で気になる映画を今すぐ見ちゃいましょう!
U-NEXT
Hulu
Amazonビデオ
dTV ×
TELASA ×
TSUTAYA DISCAS
ビデオマーケット ×
Netflix ×

※動画の配信情報は2022年5月時点のものです。配信状況により無料ではない場合があります。最新の配信状況は各動画配信サービス(VOD)の公式サイトでご確認ください。

映画『カイト KITE』の登場人物(キャスト)

サワ(インディア・アイズリー)
両親を殺された少女。その復讐のため、エミールという男を追っている。
オブリ(カラン・マッコーリフ)
サワの幼馴染。アンプという薬で記憶を失いつつあるサワを救おうとする。
カール・アカイ(サミュエル・L・ジャクソン)
サワの父の同僚。サワに手を貸す。

映画『カイト KITE』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『カイト KITE』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『カイト KITE』のあらすじ【起】

拉致してきたサワをエレベーターに連れ込む男。男が油断したところでサワは銃を抜き、男を始末する。それは人身売買組織を牛耳るエミールに対する女の復讐の始まりだった。

エレベーターの中で死んだ男の捜査。現場にはカールの姿もあった。目撃者の証言から犯人は少女であることが突き止められる。カールはそれを否定して現場を去った。

カールはサワと合流して、彼女が目撃者を残したことを責める。彼女の正体が暴かれれば、自分にも危害が及ぶ。カールはサワに復讐をしたいのなら、それに徹しろと説く。

娼婦に変装し、エミールの元に乗り込んだサワ。見ず知らずの女が自分のアジトに上がりこんで馴れ馴れしく名前を呼ぶことに腹を立てたエミールだが、部下が商品を調達できなかった帳尻合わせに仕方なく彼女を雇うことにした。エミールは味見をさせるとして、サワを父親に差し出し、自分は取引に出かけてしまった。サワはエミールの父親を誘惑して油断させたところで彼を殺した。それから、アジトを制圧し、部下から売買された人の出荷先を聞き出す。

映画『カイト KITE』のあらすじ【承】

エミールのアジトを脱出したサワは、道中、自分のことを呼ぶ青年に声をかけられた。しかし、サワには青年の顔に見覚えがない。青年はオブリと名乗る。彼はサワに治安維持班が使うアンプというクスリの話をした。サワはその薬で記憶を消されていると指摘するオブリ。確かにサワはカールからその薬を受け取っていたし、記憶が曖昧になっている実感があった。サワは好都合だと言う。おかげで、両親を失くした辛い記憶もなくなるのだからと。オブリは幸せな思い出もなくなると言う。両親のことを忘れたら、彼らは本当にこの世から消滅してしまうと。オブリはアンプを止めろと忠告してその場を去った。

サワがエミールの部下から聞き出した場所に向かうと、そこには親子がいた。彼女がその親子に接触を図ろうとすると、エミールの取り立て屋が間に割って入った。親に暴行を加える取立て屋。サワは子供の方に逃げるよう促す。揃ってその場から逃げ出した二人だが、取り立て屋に気づかれ、追われてしまう。子供は捕まり、サワも窮地に陥るが、駆けつけたオブリに助けられる。

映画『カイト KITE』のあらすじ【転】

捕らえられた子供を救うため、サワはオブリと協力して取り立て屋の隙を突いてアジトに乗り込んだ。子供を助けることに成功したサワたちだが、脱出する寸前で彼らに見つかってしまう。サワを襲う取り立て屋だが、逆に彼らを倒し、サワはエミールの取引相手について尋問する。

サワは取り立て屋から聞き出した場所に向かい、そこの経営者にエミールのことを問い詰める。しかし、作戦は失敗し、銃撃戦へと発展し、サワは追い詰められてしまう。そこへカール率いる警察がやってきた。サワは隙を突いてその場から逃げ出した。

騒動を起こし続けるサワをカールは責める。彼にもサワの起こした事件を隠蔽し切れなくなっていたのだ。自分の言うことを聞かず、独断行動を取るサワをカールは遂に見限ってしまう。アンプの供給源だったカールとの縁が切れ、サワは禁断症状に苦しむ。そこに救いの手を差し伸べたのはオブリだった。オブリは自分の家に彼女を案内することにした。

映画『カイト KITE』の結末・ラスト(ネタバレ)

オブリの家に着くと、彼はサワにアンプに消された真実を教えると言われた。サワはオブリの父親と対面する。すると、オブリの父は彼女に両親の死の真相を語った。彼は言う。サワの両親は自分が手を下したもので、指示をしたのはカールだったと。エミールに買収されていたオブリの父とカールは、サワの両親にその証拠を掴まれ、危うい立場にいた。自分の身を守るため、カールにそそのかされてしたことだと白状した。サワが真相に驚くと、そこにカールが現れた。カールはオブリの父を始末し、サワに弁明をする。あの日以来、自分は罪の意識に苛まれ続けてきた。だから、サワを引き取って育ててきたし、マフィアの取締りにも全力を捧げた。警察の不正も暴き続けてきたんだと。しかし、サワはカールを許さなかった。彼女の放った弾を受け、カールは絶命した。

復讐を終えたサワは、オブリと共に、人身売買業者から救った子供たちと共に小さなコミュニティを築き、そこで平穏に暮らした。

映画『カイト KITE』の感想・評価・レビュー

原作を知らずに鑑賞。
サミュエル・L・ジャクソンの迫力が役にぴったり合っていた。
スピード感があり、目撃者の老婆を撃たずに去るという無表情で無感情に見えても人間味のあるオープニングシーンは良かった。
その後の展開も期待したが、オープニングが一番楽しめた。

サワが記憶を消す副作用がある「アンプ」を常用しているという時点で、なんとなく真犯人の予想がついてしまった。
秩序が崩壊した近未来の荒廃した雰囲気はよく出来ていた。(女性 40代)


両親を殺した犯人に復讐を果たすというストーリーは面白かったのですが、キャストに差がありすぎて最初の段階で「犯人」を予想出来てしまいました。
あまり有名ではない俳優陣の中、1人だけサミュエル・L・ジャクソンのような俳優が出ているとそれだけで見応えがあるのと同時に「何かある」と疑ってしまいます。今作はその疑いがそのまま結末に反映されてしまったので、そこだけが少し残念な点でした。(女性 30代)


日本アニメ『A KITE』を実写化しています。そのため、登場人物の名やストーリーが親しみやすいです。低予算でも、退廃した近未来の世界観を精一杯表現できていました。あどけない少女が、大人の男達を倒していく姿は最大の見所といえます。寒色系の色味を多用する中に、鮮血等の鮮やかな色が突如挿入され、彩度の高さが目に嬉しく感じました。奇抜なファッションも大変刺激的です。ストーリーよりもスタイリッシュ感を満喫した気がします。(女性 30代)

みんなの感想・レビュー