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映画『恋するスピヴァク』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『恋するスピヴァク』の概要:ウォリーは執筆作業も上手くいかず、思いを寄せている女性からも冷たくあしらわれ、寂しい日々を送っていた。ある日、友人達に誘われ、ラスベガスのクラブに行くことになる。ウォリーはそこで女性に声を掛けられ、一夜を共にした。

映画『恋するスピヴァク』の作品情報

恋するスピヴァク

製作年:2018年
上映時間:91分
ジャンル:コメディ
監督:アンソニー・アブラムス、アダム・ラーソン・ブローダー
キャスト:マイケル・バコール、マギー・ローソン、エルデン・ヘンソン、マーク・ウェバー etc

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映画『恋するスピヴァク』の登場人物(キャスト)

ウォリー・スピヴァク(マイケル・バコール)
作家。今まで一度も本を出版したことがない。友人達から真面目なことを馬鹿にされている。保守的な性格で、新しいことに挑戦するのが嫌い。
ジニーン(マギー・ローソン)
チャックの婚約者。髭剃り用品店を経営している。真面目で心優しい女性。
チャック(ロバート・カジンスキー)
プロゴルファー。明るく陽気な性格。昔はよく本を読んでいたが、現在は本を手に取ることがほとんどない。

映画『恋するスピヴァク』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『恋するスピヴァク』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『恋するスピヴァク』のあらすじ【起】

ウォリーは執筆作業が進んでおらず、恋人もおらず、寂しい日々を送っていた。友人のロビーは最近できた恋人を、ウォリーに自慢げに話した。ウォリーはそれをうんざりした気持ちで聞いていた。ウォリーが苛々しながら歩いていると、友人のサーシャに呼び止められ「独り身パーティー」に誘われる。文字通り、恋人がいない人が集まるパーティーだった。ウォリーは複雑な気持ちを抱きながら、やんわりと断った。ウォリーはサーシャに思いを寄せており、サーシャもそのことを知っているのだ。ウォリーが憂鬱な気持ちで家に帰ると、友人のケヴィンがロビーの本を読んで面白いと褒めていた。ウォリーの怒りは頂点に達し、家具に当たって解消した。

バレンタイン当日、友人のジェシーに食事に誘われる。ウォリーは惨めになるだけだと嫌がるが、そんなのだから本が書けないのだと皮肉られ、仕方なくケヴィンも連れて出かけることにした。だが、最初に周囲にいるカップルの存在に根を上げたのはジェシーだった。ジェシーとケヴィンは1人身の女性を求め、ラスベガスに車を走らせた。後部座席で寝ていたウォリーは、何も聞かされておらず驚いた。

ウォリーが拗ねてバーカウンターで1人でお酒を飲んでいると、1人の女性(ジニーン)に声を掛けられる。ウォリーはお金目当てだと思い一文無しであることを伝えるが、ジニーンにそうじゃないと必死に否定した。ジニーンはどこか緊張した面持ちで、ウォリーを部屋に誘った。ウォリーはジニーンについて行くことにした。そして、信じられない気持ちのままベッドを共にした。

映画『恋するスピヴァク』のあらすじ【承】

ウォリーは友人達に昨夜の素敵な思い出を話した。だが、誰も信じてはくれなかった。そんな時、レストランでジニーンと再会を果たす。ジニーンの傍には恋人がいた。恋人のチャックは昨夜のウォリーとジニーンの関係を知っている様子だった。ウォリーや友人達はどういうことか分からず、ジニーンが娼婦だったのではないかと考えを巡らせた。

ウォリー達はガソリンスタンドでジニーン達と再会する。ウォリーは友人達に勧められ、ジニーン達に話を聞きに行くことにした。ジニーンとチャックは6月に結婚する予定で、その前に嵌めを外して楽しむことにした。その相手として、ウォリーはジニーンに選ばれたのだ。チャックも昨夜ストリッパーと楽しんでいた。ウォリーは2人の話に困惑するが、結婚を祝福して車に乗り込んだ。

チャックとジニーンは心を傷つけてしまったウォリーに罪悪感を抱き、女性(タミー)を紹介することにした。チャックは作家という情報を元に本屋に行き、ウォリーの住所を教えてもらう。ウォリーの家に行くが、本人は不在だったため、ケヴィンに伝言を頼んだ。

ウォリーは嫌がるが、友人達に説得され仕方なくチャックが指定した待ち合わせ場所に向かった。一緒に昼食を食べるだけのはずが、チャック達は食事の前に運動しようとゴルフの準備をしていた。ウォリーが嫌がると、チャック達は勝手に決めたことを謝罪して食事を食べに行こうとした。ウォリーはその姿に罪悪感が募り、ゴルフをしようと声を掛けた。

映画『恋するスピヴァク』のあらすじ【転】

ウォリーはチャックに教えてもらいながらゴルフを行った。だが、木に当ててしまい、フクロウを落としてしまう。フクロウは特に怪我をしておらず、チャックは林の中に放してあげた。チャックはタミーの気持ちをウォリーに向けるため、ウォリーの代わりに林の中からボールを打って外に出してあげた。ジニーンもさり気なくタミーにウォリーのことを勧めた。ウォリーはゴルフが上手くなかったが、ジニーン達は焦ることなく見守った。ジニーンは考えたらダメだとコツを伝授した。ウォリーが無心でボールを打つと、まっすぐ飛んでカップの近くに落ちた。

ウォリーは友人やチャック達とバスケットボールを観戦した。その時、著書を探しに行ったが見当たらなかったと、チャックから告げられる。それもその筈、ウォリーは本を出版したことがなかった。チャックはそれでも読みたいと言い、ウォリーに執筆した作品をメールで送って欲しいと頼んだ。

ウォリーは乗り気ではなかったが、ケヴィン達が勝手にタミーとその友達を自宅に招待してしまう。怒ったウォリーは、途中で車を降りて行った。ケヴィン達はウォリー抜きでタミー達の相手をすることになるが、2組の間に流れる空気は気まずくて最悪だった。その頃、ウォリーはバーで飲んだくれていた。フラフラと公園を歩いていると、老人(アラン)に声を掛けられる。アランはロビーの著書に出てくる人物で、ロビーに惚れた人だった。ウォリーは戸惑うが、アランに勧められるままベンチに座った。ウォリーは目を覚ますが、アランに足を触られたところまでしか思い出せなかった。隣にはタミーがおり、老人が送ってきてくれたと教えられる。

映画『恋するスピヴァク』の結末・ラスト(ネタバレ)

ウォリーは二日酔いの状態で、チャック達と出掛けることになった。しかし、ウォリーが帰りたがったため、観光せずに帰ることになった。タミーは一々遊ぶことを拒否するウォリーに不満が募る。ジニーンは心配して、ウォリーに声を掛けに行った。ウォリーは悩んでいる心の胸の内を正直に話した。ウォリーはロビーのことをホラ吹きだと思っていたが、アランと会ったことで真実だと気づいたのだ。自分には何もなく、ロビーは作家として天才だと感じ落ち込んでいた。ウォリーはどうして自分と寝ようと思ったのか尋ねた。ジニーンは誰とも寝る気がなかったことを打ち明けた。ウォリーが同情したのか尋ねると、ジニーンは否定しなかった。2人はそのまま見つめ合いキスをしてしまう。

ウォリーは自暴自棄になり、部屋にあった荷物を全部外に放り投げた。しばらく散歩して家に帰ると、チャックからのメールが届いていた。連絡がないことを心配している内容と、本の執筆を催促するメールだった。チャックは自棄になりながら、書いた作品をメールで送った。

チャックはウォリーの本を褒め称えた。しかも、本の内容をきちんと理解してくれていた。ウォリーは感動した。その時、サーシャが現れる。ウォリーはチャックに、サーシャを紹介した。しばらくして、ロビーの読書会が始まった。チャックはロビーの本に感動し、サインをもらっていた。ウォリーはショックを受け、作家を辞めて街を出ることにした。その前に、一目ジニーンの姿を見に行った。ウォリーは声を掛けることなく、家に帰った。ウォリーはジニーンとの出来事を執筆した。

ウォリーはケヴィンと共に、チャックとジニーンの結婚式に向かった。すると、チャックの兄から呼び出しを受け、チャックの元に連れて行かれる。チャックはジニーンとの結婚を止めようとしていた。なんと、サーシャのことを愛しており、体の関係を持っていた。チャックはジニーンのことをウォリーに託し、結婚式から逃げ出した。

結婚式の招待客が騒然とする中、ジニーンは初めて会ったときからずっと愛しているとウォリーに告白した。ウォリーも思いを返し、プロポーズした。周囲が戸惑う中、ウォリーとジニーンはキスをした。ケヴィン達はウォリー達を抱き締めて祝福した。

1年後。サーシャとチャックは中国にいた。チャックはウォリーの本を持っており、偶然知り合った見知らぬ男性に貸してあげた。

映画『恋するスピヴァク』の感想・評価・レビュー

恋人公認で結婚前にハメを外す(浮気をする)という設定が、意外性があっておもしろかった。主人公のウォーリー・スピヴァクは偏屈な人物で、新しいことに挑戦することをとても嫌う。一緒に遊んでいても嫌な顔しかしないため、実際にこんな人がいたら嫌いになると思う。しかし、ジニーンと出会ったことで、少しずつ変わっていく様子が見られたのが良かった。

天真爛漫なチャックはちょっとおバカなところもあるが、我儘なスピヴァクに対して嫌な顔を見せない優しい性格に好感が持てた。(女性 20代)


後半が特にグダグダで正直退屈だった。少し変わってるジニーン、チャックカップルと出会い、環境は大きく変わるがスピヴァク自身は地味に変化するだけ、という姿を延々と見せられる。
スピヴァク自身は終始ネガティヴで周りがどんなに明るく楽しくしようとしてもいつも盛り下げ、お葬式な空気にしてしまう。なので前半は常に痛くて見ていられない。

後半はチャックが突然出会ったよく知らないスピヴァクの友達に恋して結婚がパーになり、スピヴァクは晴れてジニーンと結ばれるという無理やりな展開。

一つ良いところを挙げるのであれば、ジニーンとチャックが偏見なくスピヴァクに優しく接していたところだろうか。チャックなんかはスポーツをしていてマッチョで明るい、いかにもなイケイケアメリカンといったキャラだが、とにかく優しく、気が効く。
チャックが良い人すぎて余計にスピヴァクに嫌気が差してしまった。(女性 20代)


どんな時でも自分のペースを変えないマイペースな人っていますよね。マイペースなのは悪いことではありませんが、皆が楽しんでいる席でもネガティブな発言や行動、表情をして周りを暗い雰囲気にさせてしまうのは「空気が読めない」なと思ってしまいます。
今作の主人公ウォーリーがまさにそうで、彼は自分の生き方はそれでいいと思っているのでしょうが、周りで見ている人間は「もっと楽しくできるのに」と感じてしまうのではないでしょうか。
暗い終わり方ではありませんが、楽しい気持ちにはなれない作品でした。(女性 30代)

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