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映画『クーリエ:最高機密の運び屋』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『クーリエ:最高機密の運び屋』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『クーリエ:最高機密の運び屋』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0064325

製作年 2020年
上映時間 112分
ジャンル スリラー
監督 ドミニク・クック
キャスト ベネディクト・カンバーバッチ
メラーブ・ニニッゼ
レイチェル・ブロズナハン
ジェシー・バックリー
製作国 イギリス

映画『クーリエ:最高機密の運び屋』の登場人物(キャスト)

グレヴィル・ウィン(ベネディクト・カンバーバッチ)
東欧諸国に工業製品を卸す平凡な英国人サラリーマン。妻に浮気がばれた過去がある。
オレグ・ペンコフスキー(メラーブ・ニニッゼ)
GRU(ソ連軍参謀本部情報総局)大佐。冷戦を終結させるため、自国を裏切る決意をする。
エミリー・ドノヴァン(レイチェル・ブロズナハン)
CIA(アメリカ中央情報局)の局員。核戦争回避のために奔走する。
シーラ(ジェシー・バークリー)
グレヴィルの妻。グレヴィルのモスクワ出張に違和感を持つ。

映画『クーリエ:最高機密の運び屋』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『クーリエ:最高機密の運び屋』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『クーリエ:最高機密の運び屋』のあらすじ【起】

ソ連GRUの高官、オレグ・ペンコフスキーはアメリカ大使館で待ち伏せし、出てきたアメリカ人に文書を託した。ソ連の機密情報をアメリカに渡せるという内容だった。CIAとMI6は運び屋を探し、東欧に工業製品を輸出していたイギリスの民間人、グレヴィル・ウィンに白羽の矢を立てた。

グレヴィルはモスクワでペンコフスキーと接触し、一緒にボリショイバレエを鑑賞した。帰り道の路地で任務について話を聞いたグレヴィルはロンドンにペンコフスキーを招待することになる。

ロンドンでCIAのエミリー、ジェームズと密会し「ソ連はアメリカと戦うことを望んでいる」と告げるペンコフスキー。アメリカに流す情報を平和の礎にしてほしいと頼む。エミリーらはペンコフスキーと家族の亡命を約束する。

危険な仕事に尻込みするグレヴィルに、エミリーは「核戦争を防ぐための重要な役目だ」と説得する。

ペンコフスキーはグレヴィルの家族と食事をしながら、「イギリスとソ連はいがみ合っているが自分たちは仲良く仕事をしている。この関係が世界を変えるかもしれない」と語る。

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映画『クーリエ:最高機密の運び屋』のあらすじ【承】

ペンコフスキーに「君しかいない」と説得されて心が動いたグレヴィルは、モスクワとロンドンを運び屋として行き来するようになる。

グレヴィルは西側の情報提供者という立場でモスクワに通った。もしスパイであることがばれればソ連に拘束される。その重圧で精神状態が不安定になった。妻シーラはそんな夫の様子に不信感を持った。

シーラに疑われたグレヴィルはペンコフスキーに亡命を促す。核の危機が去ったらモンタナに亡命したいとペンコフスキーは話した。

西側にソ連の情報が流出していることに気がついたKGBは疑惑の網を絞っていた。その頃グレヴィルもささやかな異変に気付き、身の危険を感じるようになった。

ペンコフスキーは、キューバのミサイル基地の情報を手に入れ、グレヴィルに渡した。偵察機によってソ連がキューバに建設したミサイル基地が確認された。最高機密を手に入れたアメリカ政府は、ソ連を牽制するため、ジョン・F・ケネディ自ら声明を出した。もしも西半球にミサイルを発射すれば、アメリカはソ連に反撃すると。

映画『クーリエ:最高機密の運び屋』のあらすじ【転】

グレヴィルの任務は終了した。ペンコフスキーをロンドンに呼ぶ計画だった。しかし、ペンコフスキーは、KGBに疑われロンドンへ行くことを禁止された。

ペンコフスキーの身に危険が迫っていることを知ったグレヴィルは、亡命させるようにエミリーとジェームズに訴えるが、計画を伝える手段がないと拒否される。

グレヴィルはペンコフスキーを見捨てないと断言し、自分がモスクワに行くと決断した。エミリーも同行し、ペンコフスキーと家族を亡命させる計画を実行する。

グレヴィルはモスクワで密かにペンコフスキーに計画を伝え、最後にボリショイバレエ「白鳥の湖」を鑑賞した。涙を流して喝采を送る2人。

亡命計画はKGBに察知され、2人は拘束されてしまう。エミリーも逮捕されたのちに国外退去処分を受けた。

収監されたグレヴィルは「頼まれて荷物を運んだが、中身は知らない」と言い続けた。過酷な独房と粗末な食事でどんどん弱っていく。しかしスパイ行為を認めることは決してしなかった。

映画『クーリエ:最高機密の運び屋』の結末・ラスト(ネタバレ)

半年後、シーラとの面会が許された。グレヴィルは骸骨のように痩せこけている。怒りを隠せないシーラをグレヴィルはなだめた。

政府が交渉していることをシーラは語った。ソ連がキューバのミサイル基地を撤去したと教えられたグレヴィルは、必ず帰ると約束する。

取り調べを受けるグレヴィルは弱りきって頭を上げることもできなくなっていた。そこへペンコフスキーが連れて来られた。驚くグレヴィル。

ペンコフスキーは情報をアメリカに流したが、グレヴィルは知らなかったと彼をかばっていた。グレヴィルは「ミサイルは撤去された、君は世界を守ったんだ」と語りかけた。事実を初めて知ったペンコフスキーは、胸が一杯になる。

1年後、ソ連のスパイと引き換えにグレヴィルは解放された。セールスの仕事を続け、1990年に安らかに息を引き取った。

ペンコフスキーは処刑され無名墓地に葬られた。彼がグレヴィルに渡した機密情報は史上最も価値が高いものと言われている。

本物のグレヴィルが記者達の質問に答えている実際の映像が流される。「セールスマンに戻りたい」と。

映画『クーリエ:最高機密の運び屋』の感想・評価・レビュー

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映画『クーリエ:最高機密の運び屋』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『クーリエ:最高機密の運び屋』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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