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映画『黒執事』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『黒執事』の概要:2014年公開の日本映画。原作は世界で人気の同名コミックで、両親を殺され悪魔に魂を売った少女が、女王の番犬と呼ばれるまでになり男性の姿に変わって復讐をしようとするサスペンススリラー。

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映画『黒執事』の作品情報

黒執事

製作年:2014年
上映時間:119分
ジャンル:サスペンス、アクション
監督:大谷健太郎、さとうけいいち
キャスト:水嶋ヒロ、剛力彩芽、優香、山本美月 etc

映画『黒執事』の登場人物(キャスト)

セバスチャン(水嶋ヒロ)
清玄と魂の契約を結んだ悪魔。魂をもらうまで執事として清玄に仕えている。
幻蜂清玄/汐璃(剛力彩芽)
両親の死をきっかけに女性をやめ、悪魔に魂を売って復讐を誓う。賢く冷淡な人間。
岩槻華恵(優香)
清玄の叔母で会社の共同経営者。優しく面倒見が良い女性。

映画『黒執事』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『黒執事』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『黒執事』のあらすじ【起】

幻蜂清玄は女性であることを隠し、幻蜂家の4代目当主として生きている。
その清玄は今、白い女物のワンピースを着て人身売買の現場に忍び込んでいた。
ヤクザから暴力を受けながらも、何のために女性ばかりを狙う人身売買をしているのか探るためであった。

立場が危うくなったその時、黒い燕尾服の男がナイフを持って倉庫に入ってくる。
大勢のヤクザを1人で相手にする彼の名はセバスチャン。
その人間とは思えない異常な強さの彼は、清玄の「悪魔で執事」であった。
幼い時両親を目の前で殺害された清玄は、悪魔と魂の契約を結びセバスチャンを執事として傍においているのだった。
清玄の目的が達成されたその時、清玄の魂をくらう契約だった。

世界が東西に分断された世の中。
名門貴族幻蜂家の家業を当主として務める一方で、清玄は西の女王の番犬として裏家業も持っていた。
その能力は東側でも恐れられているほど。

今回調べていた人身売買も実は裏家業。
女王から謎のミイラ化死体事件を追うように言われていた清玄は、女性ばかり狙う人身売買の組織に関連性を見いだす。
ミイラ化した遺体は大使館の人間ばかり。
しかも生前そのヤクザと共通して会い、白い封筒のようなものをもらっていたのだ。
セバスチャンがやってきて残りのヤクザを蹴散らしても、往生際の悪いリーダーは口を割ろうとしない。
そのためセバスチャンに殺されてしまった。

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映画『黒執事』のあらすじ【承】

叔母との食事会を開く。
そこで何かの薬を飲んでいる叔母だったが、メイドのリンが足を引っかけてしまい薬の瓶を落っことしそうになった。
それをすかさず疲労セバスチャン。
薬は無事だった。

セバスチャンと清玄は、この組織の裏に製薬会社の社長が関連していることを知る。
そしてその社長が開いているという秘密のパーティーの存在を知ると、どうやって中に入れるのか調べた。
それは完全招待制のパーティーで、大物政治家などが通うものである。
清玄はぴんときた。
死んだ人間が渡されていたのは、この封筒だったのである。

叔母の華恵に頼み込み、何とか招待状を手にした清玄はメイドのリンを連れてパーティーに参加。
そこでこっそり会場を抜け出しリンを連れて中を探索する。
そこでばったり社長と遭遇してしまった清玄は。製薬会社の社長に挨拶をする。
だが突然暴行を受け拉致されてしまった清玄とリン。
その頃セバスチャンは清玄の命令により、製薬会社の工場を調べていた。

映画『黒執事』のあらすじ【転】

そのパーティーはドラッグ中毒者をターゲットにしたものだった。
清玄が気がついた時、顔に麻袋がかけられていたが、はっきりではないものの袋の隙間から外の様子が確認できた。
すると目の前に2人の人間が話している。
1人は社長、もう1人の顔は見えない。
2人はガラス張りの部屋を見つめ、これから始まるショーを待っているようだった。
そのショーとはネクローシスという新薬のドラッグを試せるというものである。
ネクローシスを楽しみに集まった中毒者達にネクローシスを与えるスタッフ。
そのドラッグは吸い込んだり注射をするものではなく、潰して出た液が空中に撒かれるという。
それを吸った人間は鼻血が出て、次は耳、最後に目から血が出るともうまもなく死へ向かうという恐ろしいものだった。

目の前の2人はネクローシスを撒いたガラス部屋の様子を楽しんでいる。
しかし突然製薬会社の社長がもう一人の人間に殺害される。
清玄は何が起こったのかわからず驚いていると、麻袋の向こうで銃をこちらに向けている人間がいることに気がついた。

その後、何も無かった清玄はリンを連れて逃げだそうとするが、捕まってしまい他の人間が殺害されている現場に連れて行かれる。
リンと2人殺されそうになったその時、リンがおもむろに銃を抜き撃ち始めた。
その強さは目を見張る物がある。
いつもは失敗ばかりのリンだったが、実は代々幻蜂家をお守りする一族なのだと言った。

映画『黒執事』の結末・ラスト(ネタバレ)

リンが敵を引きつけている間に逃げ出した清玄は、パーティー会場の入り口で叔母に車にのせてもらう。
そしてその新薬ネクローシスが今夜行われる除霊祭で撒かれることを知った清玄は、叔母に会場になる大聖堂まで急ぐよう頼んだ。
そしてセバスチャンにリンを助け、除霊祭に来るよう命令する。

しかし清玄が連れて行かれたのは除霊祭では無かった。
助けてくれたはずの叔母は、味方では無かったのである。
リンを助けた後、清玄の元に来たセバスチャンに驚く叔母達をよそに、彼は淡々と話す。
セバスチャンが言うには新薬は偶然の産物で、本当は叔母が不老不死の薬を頼み作らせていたという事実。

叔母は話始める。
昔清玄の母と姉妹だった叔母は、最初に父から選ばれた結婚相手は自分だったのだと。
そして結婚をしお腹に子供も出来幸せにくらしていたのだが、父に恨みを持っている何者かから襲われ流産した叔母。
その後子供が産めない身体になり、お払い箱にされたと言う。
次に選ばれたのが清玄の母だったのだ。
叔母はどうしても許せなくて、2人を殺害したのである。

しかしその後何度も過去の傷から発作が起こり、製薬会社に薬を頼んだのだった。
もうこの先自分に幸せが訪れることが無いのなら、永遠の命を持って生きてやろうという
魂胆だったのである。

無事にセバスチャンにより助かった清玄は、ベッドに寝ている。
傍に居るセバスチャンに「おまえだけは僕を裏切るな」と言うと、悪魔の彼は言った。
「命がつきるまでおそばにいます」と。

映画『黒執事』の感想・評価・レビュー

マシュー・ヴォーン監督作を思わせるようなスローモーションを多用したアクションが邦画にしては珍しく見応えがあるなと感じ、オープニングから引き込まれた。しかし後半は失速し、少し長く感じてしまったのも否めない。

原作からの変更点については賛否両論あるようだが、ひとつの映画作品として上手くまとまっていた。主人公の衣装もよかったが、現代日本で外出時にハットを被るのはやや非現実的だと感じた。思っていた以上に優香の演技がよかったのは意外な驚きだった。(女性 40代)


原作が人気漫画なだけに、実写化には反対の声も多かったこの映画。
確かに原作とイメージがぴったり合うということは無かったが、そこまで期待せずに見たせいか、可もなく不可もなくといった印象だった。世界観の表現はできていたが内容は薄く感じる。配役に関しては、原作では12歳の男の子を映画では男装した剛力彩芽が演じるという、少々無理があったかなと感じた。剛力彩芽ももう少し演技の質を上げて欲しかった。水嶋ヒロは、その存在感と上品な演技、どれを取っても文句はなかった。(男性 20代)


原作ファンであればあるほど、設定の違いが気になってしまうかもしれない。特に、シエルの性別を変えてしまったのは、ダメだったと思う。否定の意見が多い作品ではあったが、個人的にはそこまで嫌いではなかった。原作の漫画とは違う作品なんだと割り切ってしまえば、楽しめる。アクションシーンは見応えがあったし、ストーリーもおもしろいと感じた。水嶋ヒロさんの演技がやっぱり良かった。脇役のキャストも豪華だと思う。(女性 30代)


まず、原作コミックとは別物として考えて欲しい作品です。原作のファンの方が鑑賞すると剛力彩芽が大人すぎることや、アクションの描写にがっかりしてしまうかも知れません。
今作で何よりも見て欲しいのはセバスチャンを演じた水嶋ヒロでしょう。最近は一線を退き、テレビで見ることが無くなった彼ですが、顔面の美しさと見る人を虜にさせる演技力は素晴らしいものでした。原作を知らなくてもしっかり楽しめる作品です。(女性 30代)


女性に高い人気を誇るコミックの実写化作品。原作ファンには賛否両論あるようだが、アニメをかじった程度の知識の私は楽しんで観ることが出来た。特にセバスチャン役をこなした水嶋ヒロがあまりに魅力的で見入ってしまう。水嶋ヒロの顔の綺麗さが際立ち、ぴったりのキャスティングではないだろうか。剛力彩芽のキャスティングには驚いたが、それさえもカバーしてしまう程の魅力を感じる。イケメン執事がメインの話の為、男性にはあまり惹かれない作品かもしれないが、個人的には好きな作品。(女性 20代)

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