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映画『くるみ割り人形と秘密の王国』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『くるみ割り人形と秘密の王国』の概要:ディズニーが実写化した、最新の映像で繰り広げられる懐かしくも新しい「くるみ割り人形」の物語。ヘレン・ミレン、モーガン・フリーマン、キーラ・ナイトレイなど豪華な出演陣が冒険を彩る。

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映画『くるみ割り人形と秘密の王国』の作品情報

くるみ割り人形と秘密の王国

製作年:2018年
上映時間:100分
ジャンル:ファンタジー、アドベンチャー
監督:ラッセ・ハルストレム、 ジョー・ジョンストン
キャスト:キーラ・ナイトレイ、マッケンジー・フォイ、エウヘニオ・デルベス、マシュー・マクファディン etc

映画『くるみ割り人形と秘密の王国』の登場人物(キャスト)

クララ・シュタールバウム(マッケンジー・フォイ)
シュタールバウム家の次女。好奇心旺盛で、科学や物理に興味を持つ非常に頭の良い女の子。クリスマスイヴに亡き母から届いた卵型のケースを開ける特別な鍵を探すため、「秘密の王国」へと足を踏み入れる。
フィリップ・ホフマン大尉(ジェイデン・フォウォラ=ナイト)
「秘密の王国」の入り口を警備するくるみ割り人形。クララがマリーの娘と知り、警護を担当するようになる。
ドロッセルマイヤーおじさん(モーガン・フリーマン)
クララの母マリーが孤児だった時分、親代わりとして世話をしてくれた恩人。発明家。唯一「秘密の王国」の存在を知っており、クララを導く。
シュガー・プラム(キーラ・ナイトレイ)
「秘密の王国」にある「お菓子の国」の摂政。第4の国との戦争を危惧し、大量の兵隊を作り出そうとしている。
マザー・ジンジャー(ヘレン・ミレン)
追放された第4の国「遊びの国」の元摂政。荒廃した森の中で、ブリキの戦艦に住んでいる。

映画『くるみ割り人形と秘密の王国』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『くるみ割り人形と秘密の王国』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『くるみ割り人形と秘密の王国』のあらすじ【起】

クリスマスイヴを迎えたロンドンの街では、多くの子供達が家の外で雪遊びやスケートを楽しんでいた。そんな中シュタールバウム邸の屋根裏部屋では、クララと弟のフリッツが科学の法則を用いてネズミを捕まえる遊びに興じていた。そこへ使用人が訪れ、2人はリビングへと集められる。長女のルイーズとクララ、フリッツの3姉弟は、父親から1日早いクリスマスプレゼントを貰うことになった。亡くなった母マリーの意向で、姉弟達はイヴの夜に母からの最期のプレゼントを渡されたのだった。

クララが受け取った母からのプレゼントは、金色に輝く卵型のケースだった。それは特殊な鍵であるピンタンブラー錠でないと開けることができないが、同封されていた手紙には「必要な物は全てこの中にある」と記されていた。クララがケースの鍵穴をよく見てみるとDのサインが施されていたため、これから向かうドロッセルマイヤーおじさんの発明品だと合点し、早々に彼の元へと向かうのだった。

ドロッセルマイヤー邸へ向かう馬車の中で、クララは父親と共に踊る約束をさせられる。勝手にいなくならないように釘を刺されたのだ。母が亡くなり、パーティーそのものへ乗り気でないクララは、世間体を気にする父親に不信感を抱いた。

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映画『くるみ割り人形と秘密の王国』のあらすじ【承】

ドロッセルマイヤー邸に到着したクララは、早速パーティーを抜け出しおじさんの研究室へと向かった。おじさんに卵型のケースを見せると、それは母マリーが孤児だった時におじさんが彼女へ作って渡した物だった。おじさんもピンタンブラー錠は持っていなかったので、クララはパーティーへと戻ることにした。おじさんは研究室を去る彼女を見送ると、飼っているフクロウに彼女を見守るよう言い付けた。

パーティー会場へ戻ると、子供達は屋敷に張り巡らされたロープを辿ってクリスマスプレゼントを貰っていた。クララはパーティーを抜け出し父とダンスをしなかったことを責められたが反発し、そのままプレゼントを貰うためロープを辿った。ロープは延々と続いていて、屋敷の中の広間から雪の降りしきる森へと繋がっていた。そのロープは森の中にあるクリスマスツリーに括られたピンタンブラー錠へと繋がり、クララは鍵を取ろうとした。その瞬間、1匹のネズミが鍵を横取りし森の奥へと逃げていってしまった。クララは必死でネズミを追いかけ、1本の橋へと差し掛かる。ネズミが橋の向こう側へと渡ってしまったのでクララも橋を渡ろうとしたところ、橋を守るくるみ割り人形のフィリップ大尉と出会う。クララが名前を名乗りマリーの娘であることが分かると、フィリップ大尉は彼女の警護を請け負った。

フィリップ大尉に付き添われ橋を越えた先で鍵を探すクララは、戦争を企てる「第4の国」を通りかかった。襲い来る巨大なネズミの集合体やマザー・ジンジャーから逃げきったクララ達は、鍵こそ奪還できなかったが無事に「秘密の王国」へと辿り着いた。

映画『くるみ割り人形と秘密の王国』のあらすじ【転】

「秘密の王国」へと到着したクララは、国全体から熱烈な歓迎を受けた。「秘密の王国」に存在する4つの王国は、かつて母マリーが見つけて統治していた国々だったのだ。「お菓子の国」の摂政シュガー・プラムは特にクララを歓迎してくれた。

マリーの死を告げるとみな悲しみに暮れたが、代わりにクララが国を助けてくれると持て囃される。第4の国である「遊びの国」のマザー・ジンジャーが、戦争を企てているのを阻止して欲しいと言うのだ。そのためにシュガー・プラムは、ブリキの兵隊を大量に作ろうとしていた。マリーが彼女達に命を吹き込んだ「エンジン」を使えば兵隊を作れるが、起動させるための鍵がない。クララが見てみると、卵型のケースと同じピンタンブラー錠で「エンジン」も起動するようだった。クララはフィリップと共に第4の国へと向かい、鍵を取り戻そうとする。

マザー・ジンジャーから鍵を取り戻したクララは、宮殿へと戻り「エンジン」を起動させる。シュガー・プラムは、早速ブリキの兵隊達に命を吹き込み攻撃を命じた。クララは、第4の国が侵攻してきた時の最終手段だと思っていたため困惑する。実はシュガー・プラムはマザー・ジンジャー1人を悪者に仕立て上げ、自分の手を汚さずにマリーが居なくなった世界を滅ぼそうと考えていたのだ。反発するクララやフィリップ、他の国の摂政達は宮殿に隔離されてしまった。

映画『くるみ割り人形と秘密の王国』の結末・ラスト(ネタバレ)

隔離されたクララは、卵型のケースの中身がただのオルゴールだったことへ失望していた。しかし、中の鏡に映し出された自分の姿を見て、母が書き残した「必要な物」とは自分のことだったのだと気付く。クララはフィリップと共に部屋を脱出し、フィリップ大尉へはマザー・ジンジャーへ応援要請を頼み、自身は「エンジン」を停めるためエンジンルームへと向かった。

フィリップ大尉は、マザー・ジンジャーにシュガー・プラムの計画を伝えた。かつて、マリーの王国を命を懸けて守ると誓っていたマザー・ジンジャーは手下達と宮殿へ向かった。マザー・ジンジャーとシュガー・プラムが対峙する傍ら、クララは「エンジン」に細工をしていた。健闘虚しくマザー・ジンジャーの命が奪われようかというその時、「エンジン」は司令塔であったシュガー・プラムへと向き直り彼女の命を奪ったのだった。

4つの国で起きようとしていた戦争は、クララの尽力の甲斐あって終息した。フィリップ大尉に見送られ、元の世界に戻ったクララ。ドロッセルマイヤーおじさんは全てお見通しのようで、マリーが残した最大の発明は君だと告げた。父親とも和解し、クララは姉や弟も交えて約束通りダンスを踊った。オルゴールから流れる音楽は、父と母が初めて踊った曲であった。

映画『くるみ割り人形と秘密の王国』の感想・評価・レビュー

主演のマッケンジー・フォイが着るドレスの華やかさがとても素敵だった。衣装や装飾の煌びやかさに目を奪われつつ、何より美しいのはマッケンジー・フォイの儚げな表情だ。まさにクララのような「可憐で聡明」な少女にハマリ役である。

さらに、物語を支える出演陣も豪華だった。役どころとしても、ヘレン・ミレンの活躍をもう少し見たかった気がする。キーラ・ナイトレイのぶりっ子な演技は多少鼻につくが、ディズニー映画だと思えばオーバーな演技でも仕方ない。(MIHOシネマ編集部)


E.A.Tホフマンの童話『くるみ割り人形とねずみの王様』を実写映画化した作品。
小物や秘密の王国の様子など、細部に渡って手が込んだ美しさが散りばめられている。だが、タイトルになっているくるみ割り人形の活躍があまり印象に残っておらず、主人公の少女の活躍と勇気ばかりが強調されているように思う。キーラ・ナイトレイのぶりっ子ぶりがある意味、新鮮で良かった。ねずみの王様が恐らく、マザー・ジンジャーだと思うのだが、彼女の活躍をもっと見たかった。評価もあまり芳しくなく、中身の薄い作品で印象に残らないと言われたようだが、正直その通りだと思う。美しい映像と冒険するわくわく感は良かったと思う。(女性 40代)


『くるみ割り人形』のお話を全く知らなかった私。子供の頃に絵本でグリム童話はよく読んでいましたが、この物語だけは全く知りませんでした。
まず色使いがとにかく美しいです。ドレスや髪型、兵隊が並ぶ様子など、鮮やかで調和の取れた色使いは作品の世界観に引き込まれてしまうほど美しかったです。
そして豪華なキャストが揃っているので見応えもありました。最後まで飽きさせない楽しい作品です。(女性 30代)

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