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映画『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』の概要:宗教団体「幻魔空界」に対抗するため、銀河連邦警察は宇宙刑事ギャバンをリーダーとしたチーム「スペース・スクワッド」を発足した。スペース・スクワッドのメンバーが幻魔空界の幹部・デモストを追い詰めるが、別の宇宙に逃げられてしまう。

映画『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』の作品情報

宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド

製作年:2018年
上映時間:64分
ジャンル:アクション
監督:坂本浩一
キャスト:岐洲匠、岸洋佑、山崎大輝、大久保桜子 etc

映画『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』の登場人物(キャスト)

ラッキー / シンレッド(岐洲匠)
宇宙戦隊キュウレンジャーのレッド。熱い男で、仲間のことを人一倍大切に思っている。運が良い。
烏丸舟 / 宇宙刑事シャイダー(岩永洋昭)
宇宙刑事「スペース・スクワッド」の一員。言動が軽いが、頭は切れる。臭いに敏感。デモストを追跡し、別の宇宙に移動する。
十文字撃 / 宇宙刑事ギャバンtype-G(石垣佑磨)
宇宙刑事「スペース・スクワッド」のリーダー。ラッキーと面識がある。ラッキーのことを買っており、仲間に誘う。
デモスト(日野聡)
犯罪組織「宇宙忍者暗黒団」の首領であり、幻魔空界の幹部でもある。色んな人間に擬態することができる。

映画『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』のあらすじ【起】

12の犯罪組織を従えている邪悪な宗教団体「幻魔空界」。教祖フメインを頂点とする一大勢力に対抗するため、銀河連邦警察は宇宙刑事ギャバン(十文字撃)をリーダーとしたチームを発足した。そのチームはスペース・スクワッドと名付けられ、警察組織の範囲を超えて優秀な戦士達で構成された。

スペース・スクワッドの一員である宇宙刑事シャイダー(烏丸舟)、戸隠流三十六代宗家の天城闘真、忍者ジライヤは、数々の宇宙テロ事件の背後で暗躍していた宇宙忍デモストの犯罪の証拠を突き止める。逮捕しようとするが、異次元空間を使い別の宇宙に逃げられてしまう。しかも、デモストを追ったシャイダーもその異次元空間の中に吸い込まれてしまう。

全宇宙を支配しようとしていたドン・アルマゲとの激闘から4年後、惑星チキュウ。宇宙連邦本部では、新たに開発された「ネオキュータマ」の記者発表が行われていた。ネオキュータマは生命の源であるエネルギー「プラネジューム」の受け皿となり、医療、環境などの様々な問題を解決するための物だった。

宇宙戦隊キュウレンジャーのカメレオングリーンとして活躍し、宇宙の危機を救ったハミィが厳重に保管されていたネオキュータマを4個盗み出した。宇宙連邦大統領のツルギは事情を知るため、宇宙戦隊キュウレンジャーのサソリオレンジ(スティンガー)にハミィを捕まえるよう頼んだ。

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映画『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』のあらすじ【承】

ハミィはネオキュータマをデモストに渡していた。デモストはネオキュータマを使い、死者である悪の組織「臨獣殿」の拳士メレ、悪の組織「外道衆」の腑破十臓、宇宙海賊のバスコ・タ・ジョロキア、悪の組織「ヴァグラス」のエスケイプを蘇らせた。デモストは彼らとハミィを宇宙戦隊キュウレンジャー達と戦わせた。

宇宙戦隊キュウレンジャーのシンレッド(ラッキー)は、ひょんなことから烏丸に出会う。十文字と会ったことがあったラッキーは彼の仲間である烏丸のことを信用し、仲間やツルギに紹介した。烏丸はデモストのことをラッキー達に話した。デモストは犯罪組織「宇宙忍者暗黒団」の首領にして、幻魔空界の幹部でもあった。ツルギはデモストとハミィを全宇宙に指名手配することを決定した。ラッキーはハミィのことを信じており、ツルギや他の仲間と対立する。

デモストの知らせにより、ネオキュータマ生産工場が次に狙われる場所だと分かった。ツルギはキュウレンジャーの仲間を連れ、生産工場に駆けつけた。すると、ハミィが現れる。ツルギ達がハミィを追い詰めていると、ラッキーやハミィを信じている仲間が立ちはだかった。ラッキー達はツルギ達と戦った。そこに十文字が現れ、戦いを止められる。

映画『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』のあらすじ【転】

ハミィがデモストに協力しているのは、師匠の鶴菊を助けるためだった。デモストは鶴菊の兄弟弟子を名乗り、ハミィの前に現れた。そして、ハミィが死んだと思っていた鶴菊が実は生きており、命の危機に瀕していることを教えた。デモストはネオキュータマを使えば鶴菊が救えることを話し、ハミィに協力を求めた。

ハミィは仲間と対立してまで鶴菊を助けるべきか思い悩む。メレの助言を受け、デモストの元を離れる決意をする。デモストは怒り、メレを切りつけた。さらに、人質に取った鶴菊の姿を見せ、ハミィに脅しをかけた。デモストが鶴菊の兄弟弟子だというのは、ハミィを利用するための嘘だった。デモストの望みは宇宙をフメインに捧げることで、邪魔な存在であるキュウレンジャー達を始末することだった。騙されていたことを知ったハミィは、ショックを受ける。

デモストはハミィにツルギの暗殺を命じた。ハミィは記者会見を行っているツルギを襲撃しようとするが、殺すことはできなかった。周囲には、ハミィを見張る腑破十臓達の姿があった。ツルギはハミィの命が狙われていることに気づき、彼女を救った。キュウレンジャー達は腑破十臓達と戦った。

映画『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』の結末・ラスト(ネタバレ)

烏丸の指示を受けて調査を行っていたキュウレンジャーのバランスとナーガが、デモストが扮している人物を突き止めていた。それは、ツルギの補佐官・鳴瀬キミコだった。本物の鳴瀬は殺されていた。

ナーガ達が鶴菊を救出したため、ハミィは仲間の元へと戻った。デモストに攻撃されそうになるが、メイに助けられる。ハミィはメイに感謝した。メイは消滅し、ネオキュータマの1つが地面に落ちた。

ハミィ達はデモストや腑破十臓達と戦った。ハミィがデモストを打ち破ると、腑破十臓達は消滅しネオキュータマが地面に落ちた。十文字と烏丸はデモストを逮捕し、宇宙船へと転送した。ハミィは鶴菊と再会し、無事を喜び合った。

ハミィは罪を犯したため、逮捕して欲しいと十文字に頼んだ。しかし、十文字は自分達の管轄ではないからと、後のことをツルギに託した。デモストの罠に嵌っただけであるため、ツルギはハミィを捕まえる気はなかった。ツルギは償いとして、教師となって子供達を教え導くよう命じた。

十文字はスペース・スクワッドに来ないかとラッキーを誘った。だが、ラッキーはすぐに返事を出さず保留にした。自分達が今いる宇宙で、まだやらなければいけないことがあると思ったのだ。十文字は無理強いせず、皆に別れを告げて自分の宇宙に戻っていった。

宇宙各地で頻繁に起こっているビル火災には、幻魔空界が関与している疑いがあった。ジライヤは火災事件について調査を行うことにした。十文字は火災に対応するため、救助隊と連携を取ることにした。しかし、救助隊の知り合いがいなかった。十文字は救助隊を探すことができるのだろうか。

映画『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』の感想・評価・レビュー

とにかく登場人物が多くて、物語の最初の方は把握するだけで大変だった。しかし、ちゃんと皆活躍する場面やスポットが当たる場面があったため、物語の最後の方にはキャラクターの性格を理解しながら見ることができた。仲間の大切さや絆を感じられる物語が良かったと思う。敵として登場したが、ハミィを諭すメイの存在が良かった。ハミィのお姉さんのように感じた。宇宙戦隊キュウレンジャーが好きな人は、ぜひ見て欲しい作品である。(MIHOシネマ編集部)


『宇宙戦隊キュウレンジャー』TVシリーズを全て見てから鑑賞することをオススメします。2017年に放送された戦隊モノの最終話ということですが、内容的にはあの『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』と言った感じ。仲間だったもの同士が戦い、結局最後は力を合わせて…といった展開です。
歴代の敵役たちが出てくるのも面白いところ。この作品のファンにはたまらないサプライズでは無いでしょうか。(女性 30代)

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