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映画『あの頃、君を追いかけた(2011)』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『あの頃、君を追いかけた(2011)』の概要:高校生のコートンは、授業中に友達とふざけていた。そのことが教師にバレてしまい、叱られてしまう。教師は監視役を優等生のシェン・チアイーに任せ、コートンの後ろの席に座らせることにした。そこから、コートン達は少しずつ交流を深めることになった。

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映画『あの頃、君を追いかけた』の作品情報

あの頃、君を追いかけた

製作年:2011年
上映時間:110分
ジャンル:ラブストーリー、青春
監督:ギデンズ・コー
キャスト:クー・チェンドン、ミシェル・チェン、スティーヴン・ハオ、イェン・シェンユー etc

映画『あの頃、君を追いかけた』の登場人物(キャスト)

コー・チントン(クー・チェンドン)
通称、コートン。勉強が嫌いで、友人達とふざけてばかりいる。素直じゃない性格。ひょんなことから優等生のシェンと言葉を交わすようになり、好意を寄せるようになる。
シェン・チアイー(ミシェル・チェン)
コートンの同級生。成績優秀で、美人。よくモテる。優しさに触れたことをきっかけに、コートンに好意を寄せるようになる。

映画『あの頃、君を追いかけた』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『あの頃、君を追いかけた(2011)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『あの頃、君を追いかけた』のあらすじ【起】

1994年、16歳のコートンは地元の中高一貫校に入り、高等部へと進学した。コートンには特に仲の良い友達がいた。中学から一番仲が良いシュー・ボーチュン、小学生からの幼馴染であるアハ、中学の頃からあまり変わっていないツァオ・グオション、股間を掻くのが癖の通称マタカキ。

シュー、アハ、ツァオはクラスの優等生シェン・チアイーに惚れていた。シェンは他の女子より少し可愛いだけだったため、コートンはなぜ3人が好きになったのか理解できなかった。マタカキはシェンだけでなく、クラスの女子全員に惚れていた。

コートンは授業中に友人達とふざけていたことが教師にバレてしまう。怒った教師はシェンを監視役に任命することにした。シェンの席の前にコートンを座らせることにしたのだ。コートンとシェンは中学から同級生だったが、問題児と優等生だったため今まで関わりはなかった。シェンが口煩く注意してくるため、コートンはウンザリする。アハはシェンに迷惑をかけないよう、コートンに忠告した。

ツァオ達は思い思いの方法でシェンにアプローチをした。皆あまり上手くいっていなかったが、唯一アハだけは違った。読書家のアハは、デートへの誘い方がスマートだった。シェンだけでなくシェンの友人のフー・チアウェイも一緒にコンサートに誘い、好感触を得る。

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映画『あの頃、君を追いかけた』のあらすじ【承】

英語の教師の機嫌が悪い日、シェンは教科書を忘れてしまう。その日までコートンはシェンが恥を掻けば良いと思っていた。だが、実際には放っておくことができず、教科書を貸して自分が忘れたように装った。コートンは教師に叱られ、椅子を持ったままうさぎ跳びをするよう命じられる。シェンはコートンを気にしながらも、借りた教科書を開いた。そこには、「マジメぶってなきゃ、正直チアイーは可愛い」と書いてあった。

シェンは自作のテストを作り、コートンに渡した。コートンが手を差し伸べる理由を聞くと、軽蔑したくないからだとシェンは答えた。シェンは自分が頑張らず他人の努力を馬鹿にする人のことを軽蔑していた。それは、まさにコートンのことだった。

次の日、コートンはやって来たテストをシェンに渡した。テストはボロボロの出来だった。シェンは復習するようコートンに指示した。コートンはシェンの指導の下、勉強を続けた。その甲斐あり、テストの点数が上がる。ツァオはシェンと仲良くなっているコートンに目をつけ、ラブレターの執筆を手伝ってもらうことにした。

コートンはシェンに居残り勉強に誘われる。塾がない日、シェンは学校で自習をしていた。放課後、コートンはツァオからのラブレターをシェンに渡した。それはコートンが内容を考え、ツァオが執筆したものだった。シェンはラブレターの才能がないとダメ出しをした。

映画『あの頃、君を追いかけた』のあらすじ【転】

コートンは髪形を賭けて、シェンとテストの点を競い合うことにした。コートンが負ければどんな恥ずかしい髪形でもすることになり、シェンが負ければポニーテールをすることになった。シェンは負けない自信があったため、話に乗った。コートンはムカつき、必死に勉強を頑張った。コートンとシェンは一緒に勉強する間に、少しずつ仲を深めていった。

コートンはテストで負けてしまったため、丸刈りにした。すると、シェンもポニーテールにして登校してくる。コートンやツァオ達は、可愛らしいシェンのポニーテール姿に見惚れた。それ以降、コートンはさらに勉強を頑張るようになった。

数千元の学級費が消えた。コートン達のクラスは警備員から盗んだ者がいると疑われ、激しく問い詰められる。コートンやツァオ達は仲間を疑わないと警備員に反抗した。シェンもコートン達に賛同し、警備員に反抗的な態度を取る。警備員は怒り、コートン達を廊下に立たせた。シェンは立たされるよう命じられたことが今まで一度もなかったため、ショックを受け泣きじゃくった。コートン達はシェンを慰め、励ました。

コートン達は高等部を卒業し、統一入試を受けた。その日、シェンはお腹を押さえ、痛みに耐えながら試験を受けていた。夏、コートン達は皆で海に行き、思いっきり遊んだ。そして、将来の夢を語り合った。留学したい者やNBAの選手になりたい者がいた。シェンは具体的な夢がなく、コートンは自分がいれば少しだけ世界が変わるような凄い人間になりたいと語った。

映画『あの頃、君を追いかけた』の結末・ラスト(ネタバレ)

シェンは入試に失敗し、泣きながらコートンに連絡した。コートンはシェンに会いに行き、傍に寄り添った。入試の結果、アハは名門大学に入学し、MBAを取得する夢に一歩前進した。マタカキはIT就職に有利な大学に入学した。ツァオは台南の国立大に入学するが、NBA選手になりたいという夢からは遠のきそうだった。

シェンは失敗したと言いつつも、教育大学に入学した。コートンはプレゼントを贈り、列車に乗って旅立つシェンを見送った。プレゼントの中身は、「俺の大切な人」という意味が込められたTシャツだった。シェンは服に顔を埋め、喜んだ。ちなみに、シューは浪人し、1人で悔しがっていた。

コートンは大学に入学し、寮に入った。携帯電話が普及する前だったため、シェンと連絡を取るには寮の電話を使うしかなかった。毎夜、男達が長蛇の列をなし、電話機の前に並んだ。コートンは毎晩並び、シェンと話をした。

クリスマス、コートンはシェンとデートをした。好きだと思いを伝えるが、シェンからはっきりとした返事はなかった。コートンは好かれているか分からず、不安を抱く。そこで、強い面を見せてシェンの気を引くことにした。寮の皆に呼びかけ、格闘技大会を開くことにした。

コートンは格闘技大会に参加し、怪我を負った。それを見たシェンは心配のあまり怒り、コートンと口論になってしまう。2人は喧嘩別れした。そのことを聞いたアハ達は、シェンにアプローチしに行った。その結果、シェンはアハと付き合うことになった。しかし、コートンのことを忘れることができず、5ヶ月で2人の関係は終わった。

1999年9月21日、大きな地震が起こった。シェンのいる台北が震源地かもしれないと聞き、コートンは連絡を取って安否を確認した。シェンは無事だった。それは約2年ぶりの電話だった。コートン達は昔話に花を咲かせた。そして、2人が付き合っているかもしれないパラレルワールドの世界に思いを馳せた。

ツァオは兵役後中古車販売業の仕事に就き、マタカキは公務員になって図書館で働いた。そして、アハは保険屋になった。シューは兵役を終え、アメリカの大学院に進学した。フーはブログの女王として活躍していた。コートンは作家になった。

2005年、シェンが結婚することになり、皆で披露宴に出席した。コートンも心からシェンの幸せを祝福した。コートンが座っていた机には、「結婚おめでとう、君は俺の青春だ」というメッセージが置かれていた。

映画『あの頃、君を追いかけた』の感想・評価・レビュー

自伝的小説が元になっているからなのか、劇的なアクシデントやインパクトのある場面が特になくのっぺりとした印象の作品だった。淡々としすぎていて、物語の最初の方は見ているのが苦痛だった。コートンとシェンはなかなか付き合わず、結局すれ違ったまま終わってしまったのが物足りなかった。現実的と言えばそうなのかもしれないが、映画としてはもっと物語に起伏が欲しかった。コートンとシェン以外の登場人物達が物語にあまり絡んでこなかったのも残念だった。(MIHOシネマ編集部)


忘れかけていた思い出と、台湾の朗らかで暖かい雰囲気が相まった最高の青春映画です。台湾って本当に気持ちを落ち着かせてくれる暖かくて優しい雰囲気がありますよね。そんな世界で生きてきた少年少女の可愛らしくて、キラキラした甘酸っぱい恋愛模様が描かれていました。
そうそう、そうだったよね!と思わず共感してしまうもどかしいストーリーに、思い通りにはいかない展開。思いっきり感情移入してしまいました。懐かしいあの頃を思い出して、たまにはゆっくりするのもいいですよ。(女性 30代)


大人になってしまった今ではもう絶対に過ごすことのできない、「あの頃」を過ごす主人公たちが眩しく、羨ましい。すれ違ってしまったほろ苦い思い出だが、お互いを思っていた時間は、あの頃の宝物として心に残り続けるだろう。そんな青春を味わうことができた2人がまた羨ましく感じた。

笑顔だけでなく、ふざけている主人公たちを軽蔑している顔や全力で泣いている姿など、ヒロインであるミシェル・チェンの様々な表情がとても可愛らしかった。ポニーテールで学校に来たシーンでは主人公と一緒にキュンとしてしまった。(女性 20代)

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