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映画『白い肌に狂う鞭』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『白い肌に狂う鞭』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

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映画『白い肌に狂う鞭』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0060917

製作年 1963年
上映時間 86分
ジャンル ホラー
監督 ジョン・M・オールド
キャスト ダリア・ラヴィ
クリストファー・リー
トニー・ケンドール
イズリ・オベロン
製作国 イタリア
フランス

映画『白い肌に狂う鞭』の登場人物(キャスト)

クルト(クリストファー・リー)
メンリフ家の長男。召使いのタニアを自殺に追いこみ父親から勘当される。しばらく姿を消していたが、ある日突然戻って来て、称号と相続権を返せと父親に迫る。残虐な振る舞いによって一族から疎まれており、ある晩何者かによって殺されてしまう。
ネヴェンカ(ダリア・ラヴィ)
クルトの弟クリスティアーノの美しき新妻。舞い戻って来たクルトに鞭打たれ、辱められたショックで気絶。その後、クルトが何者かに殺され、以降クルトの亡霊につきまとわれる。
クリスティアーノ(トニー・ケンドール)
クルトの弟。父の言いつけによりネヴェンカと結婚するが、本当は従姉妹のカティアと想い合う中にある。父に反発心を持っているため、一族の中で唯一クルトに同情的な態度を取る。
メンリフ伯爵(グスタヴォ・デ・ナルド)
メンリフ家の主人。召使のタニアを自殺に追い込んだ放蕩息子クルトを勘当。戻って来たクルトの要求も拒否し、次男のクリストファーに後を継がせ、全財産を与えることにしている。
ジョルジャ
メンリフ家の召使いだったタニアの母親で自身も屋敷に仕えている。娘を自殺に追い込んだクルトを恨んでおり、いつか復讐しようと娘が自殺に使った短剣を大事に保管している。

映画『白い肌に狂う鞭』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『白い肌に狂う鞭』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『白い肌に狂う鞭』のあらすじ【起】

いつの時代ともつかぬ、海辺の高台に佇む古城。メンリフ伯爵の長男クルトは数年前、小間使いのタニアを自殺に追いやったため、父親に勘当されていた。そのクルトがある日突然帰って来た。父親はまだ彼を憎んでおり、屋敷に仕えるタニアの母ジョルジャはクルトへの復讐を考えていた。しかし、クルトの弟クリスチアーノは唯一兄に同情的だった。

クルトは剥奪された称号や相続権を返還するよう父親に迫るが、そのつもりはないと一蹴され追い返されてしまう。その後、クルトは憂さを晴らすように、クリスティアーノの美しい妻ネヴェンカを残忍に鞭打って失神させる。

その夜、クルトが何者かに刺殺された。凶器は小間使いの母親が復讐の際に使おうとしていた短剣だったが、彼女が殺したという証拠は見つからなかった。

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映画『白い肌に狂う鞭』のあらすじ【承】

クルトの葬儀が行われる。クルトの死に顔を思い思いに見つめる面々。ほとんどの人間が死んで当然だという表情を浮かべていた。一方、クリスティアーノは父親がクルトを殺したのではないかと疑っていた。父親を疑うなど言語道断だと言われ、クリスティアーノは追い出されてしまう。彼はずっと自分が父親の言いなりになってきたことを後悔しており、自由に振る舞う兄を羨ましくも思っていた。ネヴェンカと結婚したのも父親の意向だった。

その夜、どこからともなく鞭打つ音が聞こえて来て、起き出したネヴェンカは恐怖を覚える。ジョルジャや召使いのロサートも、屋敷で怪しい人影を見たと言って怯えていた。さらに、ネヴェンカは窓の外にクルトの姿が見えたといって騒ぎ出す。その後も恐ろしい悪夢に悩まされるネヴェンカを見て、屋敷中の人々が「クルトは生きているのではないか」という不安を覚えるようになっていった。

映画『白い肌に狂う鞭』のあらすじ【転】

クルトを成仏させるために棺に花を備えていたネヴェンカは、人の気配を感じる。去り行く人影を追って納骨堂に降りていったネヴェンカは、クルトの墓の前に足跡があるのを見つけて絶句する。やはりクルトは生きているのか?

屋敷に戻ったネヴェンカは、クリスティアーノと彼の従兄妹であるカティアが話しているのを隠れて盗み聞きする。二人は従兄妹同士でありながら、かねてから密かに愛し合っていた。それを聞いてネヴェンカはショックを受ける。

その後も、悪夢か幻かクルトの亡霊が目の前に現れ、苦しめられるネヴェンカ。さらに彼女はその亡霊に鞭打たれ悶え苦しむ。クルトの亡霊は「自分を憎む連中に復讐するんだ」とネヴェンカに告げる。

翌朝、メンリフ伯爵が殺される。凶器はまた例の短剣だった。

映画『白い肌に狂う鞭』の結末・ラスト(ネタバレ)

ロサートは状況からみてクリスティアーノを疑っていた。一方ジョルジャは、カティアの部屋で短剣を見つけたと言って彼女のことを疑う。その会話を密かに聞いていたネヴェンカは、クリスティアーノにカティアが犯人だと密告する。彼はそんなはずはないと否定し、「本当はクルトと結婚したかったからそんなことを言っているんだろう」とネヴェンカを責めた。

その後、屋敷で怪しい人影を見たクリスティアーノはロサートと共に、納骨堂に降りていく。秘密の通路から続いている足跡を辿っていくと、クルトの墓にネヴェンカが閉じ込められているのを発見する。

ネヴェンカは、クルトの亡霊が現れ鞭打たれたと訴え、実際にその痕も残っていた。やはりクルトは生きているのか?クリスティアーノはクルトをこの世から完全に葬り去ろうと、棺を引っ張り出して腐敗した屍を燃やした。

しかし、真犯人はネヴェンカだった。彼女は辱しめられたショックで、精神を病んでしまっていた。そして、クルトに指図されたという妄想から、二度の殺人を犯したのだった。しかし、鞭の痕は一体誰がつけたのであろうか…

映画『白い肌に狂う鞭』の感想・評価・レビュー

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映画『白い肌に狂う鞭』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『白い肌に狂う鞭』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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