この記事では、映画『LAMB/ラム』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『LAMB/ラム』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0079937
製作年 | 2021年 |
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上映時間 | 106分 |
ジャンル | ホラー ファンタジー |
監督 | ヴァルディマル・ヨハンソン |
キャスト | ノオミ・ラパス ヒルミル・スナイル・グドゥナソン ビョルン・フリーヌル・ハラルドソン イングヴァール・エッゲルト・シーグルソン |
製作国 | アイスランド スウェーデン ポーランド |
映画『LAMB/ラム』の登場人物(キャスト)
- マリア(ノオミ・ラパス)
- ノルウェーの山あいで、夫のイングヴァルと共に羊の農家を営んでいる女性。
- イングヴァル(ヒナミル・スナイル・グヴズナソン)
- マリアの夫。
- ペートゥル(ビョルン・フリーヌル・ハラルドソン)
- イングヴァルの弟。
- アダ(ララ・ビョーク・ホール)
- 厩舎で産まれた羊の子供。
映画『LAMB/ラム』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『LAMB/ラム』のあらすじ【起】
イングヴァルとマリアの夫婦は、アイスランドの山あいにある牧草地で、羊を飼育する農家を営んでいた。ある日、厩舎で羊の出産に立ち会った2人は、生まれて来た赤子の羊が異様な姿をしていることに気付く。
マリアは羊の赤子を人間の赤ん坊のように抱きかかえ、他の羊と一緒に厩舎で育てるのではなく、ベビーベッドに寝かせる。2人はその赤子に「アダ」と名付け、自分達と一緒に家の中で育てることにする。やがてその赤子を産んだ母親の羊が厩舎を抜けだし、ベビーベッドのある部屋にいる自分の子供をいとおしむように、窓の外で鳴き出す。
マリアは母親の羊を追い払うが、母親羊は何度も窓の外に来るようになる。そして夫婦が外出から戻った時、ソファで寝かせていたアダの姿が見えないことに気付く。2人は広大な牧草地の中を探し回り、草地の外れで母親羊がアダと一緒にいるところを発見する。
2人は裸で草地に寝かされていたアダを抱き起こし、冷えないようにと毛布でくるむ。マリアに抱かれたアダは、頭部だけは羊だったが、首から下は人間という姿をしていた。
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映画『LAMB/ラム』のあらすじ【承】
マリアは連れ帰ったアダを再びベビーベッドに寝かせるが、母親羊は相変わらず部屋の外で鳴き続ける。マリアは母親羊がまたアダを連れ出すのを恐れ、猟銃で撃ち殺し、家から離れた牧草地に死体を埋める。
アダが幼稚園児ほどの身長に成長した頃、イングヴァルの弟・ペートゥルが夫婦の家を訪ねて来る。ペートゥルは以前夫婦と一緒に羊飼いの仕事をしていたのだが、今は町に出て1人暮らしをしていた。
ペートゥルは金銭面でルーズなところがあり、トラブルに巻き込まれることも多かった。今回もそんなトラブルの末に夫婦の元を訪れたのだが、そのことは口にせず、再び夫婦と共に働くと申し出る。
そしてペートゥルはマリアが4人分の食事を用意しているのに気付き、誰か客がいるのかと問いかけるが、人間の子供のように服を着て、頭だけが羊のアダを見て愕然とする。
映画『LAMB/ラム』のあらすじ【転】
ペートゥルはマリアが留守の間に、「あれはいったいなんだ」とイングヴァルを問い詰めるが、イングヴァルは「あれは、俺たちの幸せだ。ここには好きなだけいていいが、俺たちのことに口を出すな」と、ペートゥルに言い聞かせる。
ペートゥルにはアダが羊にしか見えず、夜の間にアダを連れ出し猟銃で殺そうとするが、果たせずにそのまま家に連れ帰る。そしてマリアは、牧草地の外れに建つ小さなお墓に花を添える。その墓には、「我が娘アダ、ここに眠る」と記されていた。
イングヴァルとマリアの実の娘・アダは、牧草地で行方不明になり、死体で発見されていた。そんな過去があったため、2人は「羊から産まれた、羊と人間の混血児のようなアダ」を、我が子のように育てていたのだった。そしてペートゥルもそんな2人の想いをくみ取ったのか、アダと自然に触れ合うようになっていく。
映画『LAMB/ラム』の結末・ラスト(ネタバレ)
ペートゥルは牧草地での平和な日々を過ごすうち、イングヴァルの留守中にマリアを誘惑するようになる。マリアはそんなペートゥルを拒絶し、車に乗せて町行きのバスが来る停留所まで連れて行くと、金を渡してこの地を去るように告げる。
マリアが出かけている間、イングヴァルはアダを連れ、壊れたトラクターの修理をするため牧草地へと向かう。するとそこで、全身を体毛に覆われた、頭だけが羊で大人の体格をした羊男に遭遇する。羊男はイングヴァルを猟銃で撃ち、アダを連れてどこかへ去って行く。羊男は以前にも何度か厩舎に来ていて、母親羊にアダを身ごもらせたのもこの羊男だった。
外出から戻ったマリアはイングヴァルとアダを探しに行き、血を流して倒れているイングヴァルを見つける。そしてアダの姿がどこにも見えないことに気付くが、自分にはどうにもならないのを悟ったかのように、イングヴァルを抱きしめ「大丈夫、なんとかなるから」と囁くのだった。
映画『LAMB/ラム』の感想・評価・レビュー
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映画『LAMB/ラム』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『LAMB/ラム』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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