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映画『まぼろしの市街戦』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『まぼろしの市街戦』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『まぼろしの市街戦』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0061953

製作年 1967年
上映時間 103分
ジャンル コメディ
監督 フィリップ・ド・ブロカ
キャスト アラン・ベイツ
ピエール・ブラッスール
ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド
ミシュリーヌ・プレール
製作国 フランス

映画『まぼろしの市街戦』の登場人物(キャスト)

チャールズ・プランピック(アラン・ベイツ)
伝書鳩の世話をする通信兵。フランス語が話せるという理由だけで、町に仕掛けられた爆弾を解除する任務を命じられる。
コクリコ(ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド)
精神病患者。町では娼婦を演じ、王様プランピックの王妃に選ばれる。
アレクサンダー・マクビベンブルック(アドルフォ・チェリ)
プランピックが所属する部隊の司令官。プランピックに無理難題な任務を押し付ける。
トレフル公爵(ジャアン=クロード・ブリアリ)
精神病患者。自分のことを公爵と思い込んでいる。プランピックを王様と崇め、何かと世話を焼く。

映画『まぼろしの市街戦』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『まぼろしの市街戦』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『まぼろしの市街戦』のあらすじ【起】

1918年、第一次世界大戦末期。北フランスの小さな町に、撤退するドイツ軍が町全体を爆破する時限爆弾を仕掛ける。それを知った理容師でレジスタンスの男は、イギリス軍に連絡するも、爆弾の存在と「真夜中に騎士が打つ」という謎の言葉を残し、ドイツ兵に殺されてしまう。

理容師から爆弾のことを聞いた町長を始めとする町の住人は、1人残らず避難した。

連絡を受けたイギリス軍は、スコットランド人部隊の通信兵で、伝書鳩の飼育係であるプランピックを町に派遣。爆弾解除の任務を命じる。

町に着いたプランピックは、町に残っていたドイツ兵に遭遇。精神病院に逃げ込み、患者のふりをしてドイツ兵をやり過ごす。患者の前で「ハートのキング」と名乗ったことからプランピックは、王様に祭り上げられる。病院から逃げ出したプランピックは、ドイツ兵が切り倒した電柱の電線に絡まって転倒。気絶してしまう。

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映画『まぼろしの市街戦』のあらすじ【承】

患者たちは病院から抜け出し、もぬけの殻となった町へと繰り出す。彼らは娼館のマダムや美容師、公爵や将軍、果ては大司教など、思い思いの役を演じる。

目を覚ましたプランピックは、爆弾のことを知る理容師を探すが、町には患者が溢れており、彼の話を理解するものは1人もいなかった。

町の状況を軍に2羽の伝書鳩で伝えたプランピック。「火薬庫はなくなった」と記した手紙を付けた方の伝書鳩が、ドイツ軍に撃ち落とされてしまう。

プランピックの手紙を受け取ったイギリス軍の司令官は、プランピックの頭がおかしくなったと思い新たに3人の兵士を派遣する。

ドイツ軍は、爆弾が解除されたと考え、爆弾を仕掛け直すため2台の装甲車で兵士を送り出す。

映画『まぼろしの市街戦』のあらすじ【転】

娼館を訪れたプランピック。この町が爆弾で爆破されることを訴えるも聞き入れてもらえない。娼婦コクリコに一目惚れしたプランピックだったが、部屋をのぞき見した公爵に彼がハートのキングであることに気付かれ、王様の戴冠式が始まる。

戴冠式の最中、ドイツ軍の装甲車が現れたことで爆弾の在処を知るプランピック。なんとかして爆弾を取り出そうとするも堅い壁に阻まれて、目的を果たすことが出来ない。

そこへ3人のイギリス軍人がやって来る。プランピックの頭がおかしくなったと考えた3人は彼を殴り倒す。その後、町の異様な雰囲気に恐れをなした3人は町から逃亡する。

倒れたプランピックを運ぶ公爵たち。王様には王妃が必要だと考えた彼らは、コクリコを王妃にすることに決める。

目を覚ましたプランピックは、危険な町から彼らを脱出させようとする。しかし、彼らは誰一人として町から出ようとしなかった。諦めて町に戻るプランピック。

映画『まぼろしの市街戦』の結末・ラスト(ネタバレ)

その夜、町では王様と王妃の結婚祝いが行われる。コクリコから「真夜中に時計台から騎士が飛び出す」と聞かされたプランピックは、理容師が残した言葉に思い当たる。

時計台に爆弾の発火装置が隠されていることに気付いたプランピックは、決死の覚悟で時計台に登り、爆弾を解除。安全を確認して町に入って来たイギリス軍兵士たちが現れ、町はお祭り騒ぎとなる。

翌朝、町に戻って来たドイツ軍とイギリス軍が鉢合わせになり、両軍は全滅した。

それを見て呆れた精神病患者たちは、病院へと戻って行った。

プランピックは、軍に戻り勲章を授けられる。次なる任務を命じられたプランピックは、軍を抜け出し町に戻る。彼は伝書鳩の鳥籠だけを持ち、裸で精神病院の前に立つ。

精神病院には「ハートのキング」として仲間と共に過ごす、プランピックの姿があった。

映画『まぼろしの市街戦』の感想・評価・レビュー

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映画『まぼろしの市街戦』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『まぼろしの市街戦』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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