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映画『リーサル・ウェポン4』あらすじとネタバレ感想

映画『リーサル・ウェポン4』の概要:1998年アメリカ映画(原題:lethal Weapon4)。リッグスとマータフのコンビ刑事のシリーズを描いたアクション映画の4作品目。主演はメル・ギブソンが演じている。

映画『リーサル・ウェポン4』 作品情報

リーサル・ウェポン4

  • 製作年:1998年
  • 上映時間:118分
  • ジャンル:アクション
  • 監督:リチャード・ドナー
  • キャスト:メル・ギブソン、ダニー・グローヴァー、ジョー・ペシ、レネ・ルッソ etc

映画『リーサル・ウェポン4』 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

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映画『リーサル・ウェポン4』 あらすじ(ストーリー解説)

映画『リーサル・ウェポン4』のあらすじを紹介します。

シリーズの主人公でもあるロス警察の名物刑事リッグス(メル・ギブソン)とマータフ(ダニエル・クローバー・)。
この2人のはちゃめちゃな行動のせいでロス警察は保険会社から見放され、仕方なく内勤にさせるべく昇進させることにした。

ある日、会計士のレオ(ショー・ペシ)と釣りに出かけた2人。
そこで中国からの密航船を発見、スネークヘッドと格闘の末座礁させることに成功したが船内に隠れていた一家に出くわす。
彼らに同情したマータフは自宅に連れて帰ってしまう。

その後2人は若手刑事と協力し中国からの密航船を捜査、するとそこにはチャイナタウンの黒幕であるクー(ジェット・リー)が捜査線上にあがった。
クーは大陸で強制労働をさせられている4人の長老を闇取引で手に入れるため、偽札を製造していたのだ。

クーはマータフ家を襲撃し匿っていた一家は連れ出されてしまう。
その後ニセ札取引の場所へ向かったマータフとリッグス。
怒りに燃えるクーと決着をつけるべく戦いが始まった。
そして見事2人は勝利をおさめるのであった。

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映画『リーサル・ウェポン4』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『リーサル・ウェポン4』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

シリーズの中ではイレギュラーなパート4だが意外にも面白い

適役にジェット・リーをキャスティングしてしまったのだからそれも仕方ない。
何しろ相手はカンフーの達人であり、彼を配役することで必然的にカンフーでの戦いにならざるおえない。
ということはアメリカ映画のように銃で終わりというようなシーンにはならないのである。
そのためメル・ギブソンも生身の肉体で勝負している感が非常に良かった。
息があがり、走るのも大変そうな彼の姿がまた庶民的で良いのである。
もともとコミカルな刑事シリーズであるだけに、このようなゲストの登場も不自然な感じがせず受け入れやすかった。

もはやリーサルウェポンとは別物として見るに限る

シリーズ3からすでにリーサルウェポンの意味はない。
しかしこれはこれで面白いし、シリーズの3で「何故3を作ってしまったのか」と残念だったファンも一気に心を掴まれるような無いようになっているのではないだろうか。
シリーズとは全く別の独立した映画として鑑賞すれば、エンターテインメントとしては十分に楽しむことができる作品である。

ストーリーがしっかりしていて見ごたえあり

細かなストーリー構成までしっかり作りこまれていて納得のいく作品である。
出だしのシリーズらしい派手な爆発シーンなどは待ってましたと言わんばかりのものであるし、カーチェイスも含めアクションは十分。
さらにここで終わらないのがこの作品の良いところ。
前妻の墓前でのレオの話などストーリーやバックグラウンドも丁寧に描かれているのでアクションだけではなく楽しめる。
しかしラストシーンのクーと2人がかりで戦うところは情けなく、バシバシ殺していくアメリカ映画ファンのひとには物足りない結果となっているかもしれない。

映画『リーサル・ウェポン4』 まとめ

公開から20年近く経つこのシリーズは今でもファンが多い大人気のシリーズである。
若い人は知らないだろうが、民放で放映される刑事シリーズといえばまさにこれなのである。
ちょっと時間が空いたときや、暇な時間に家族で楽しめるお茶の間刑事映画であり愛されるべき作品である。
シリーズ3で残念な感じになってしまったものの、見事ハパート4でそのイメージを払拭。
ジャンル変えに成功したのである。

当時香港アクションスターブームであり、ジェット・リーはもちろんのことジャッキー・チェンなどが旬であった。
このジェット・リーをキャスティングすることで注目度があがったことは事実である。
今見ても懐かしさの他にもきちんと楽しむことができる映画であるので、ぜひもう一度見て欲しい作品である。

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