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映画『秘密の森の、その向こう』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『秘密の森の、その向こう』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『秘密の森の、その向こう』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0078714

製作年 2021年
上映時間 72分
ジャンル ヒューマンドラマ
SF
ファンタジー
監督 セリーヌ・シアマ
キャスト ジョゼフィーヌ・サンス
ガブリエル・サンス
ニナ・ミュリス
ステファヌ・ヴァルペンヌ
製作国 フランス

映画『秘密の森の、その向こう』の登場人物(キャスト)

ネリー(ジョセフィーヌ・サンス)
8歳の少女。遺品整理のために、亡くなった祖母の家に両親とやって来る。両親や祖母のことが大好きで、子供ながらに気遣いも見せる賢くて優しい一面がある。森の中で母と同じ名前を持つ自分にそっくりな少女マリオンに出会い、友達になる。
マリオン(ガブリエル・サンス)
ネリーと同じ8歳で、背格好も良く似た少女。ネリーの祖母の家とそっくりな家に住んでいる。森で秘密の小屋を作っていたところ、ネリーを見かけ声を掛けて手伝ってもらう。ネリーと同じく優しい心を持ち、彼女とすぐに仲良くなる。母親は足が不自由で、自らも足の病気を抱えており、手術を控えている。
ネリーの母 / マリオン(ニナ・ミュリス)
母親が亡くなり、かつて住んでいた家で昔を懐かしむが、まだ最愛の人を失った気持ちに整理がついておらず思い悩んでいる。娘のネリーに深い愛情を注ぎ、大切に思っていながらも、母の家にいることが耐えられなくなり出て行ってしまう。
ネリーの父(ステファン・ヴァルペンヌ)
母を亡くした妻マリオンに寄り添い、彼女がいなくなってからもその気持ちを理解してやろうと努める。ネリーにもそれを隠さず話して見守る。ネリーと瓜二つなマリオンを見て驚く。

映画『秘密の森の、その向こう』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『秘密の森の、その向こう』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『秘密の森の、その向こう』のあらすじ【起】

8歳の少女ネリーは、亡くなった祖母の遺品整理のため、両親と共に森の中にある祖母の家を訪れた。ネリーは、母親のマリオンが子供の頃に作ったという小屋を探して森を散策する。

その夜、マリオンはネリーと一緒に、子供の頃に読んだ絵本やノートを見つけて懐かしむが、自分の母が亡くなったことにまだ気持ちの整理がついていなかった。

夜中に目を覚ましたネリーがリビングに行くと、母がソファで寝ていた。ネリーは母の横に寝かせてもらうと、「おばあちゃんに”さよなら”を言えなかった」と話して悲しんだ。母は「それは、おばあちゃんにも誰にも分からないことだから仕方ない」とネリーを慰め、優しく抱きしめた。

翌朝、ネリーが目覚めると横に母はいなかった。そして、朝食を作ってくれた父から、母が出て行ってしまったことを告げられる。しかし、悲しそうな父を見てネリーは明るく振る舞った。

父から廊下にある戸棚の片付けを頼まれたネリーは、中からゴムボールのおもちゃを見つける。そのおもちゃを持ち出し庭先で遊んでいると、ボールが森の中に飛んでいってしまった。

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映画『秘密の森の、その向こう』のあらすじ【承】

ボールを探して森の中に入って行ったネリーは、自分と同じ年頃の少女を見かける。少女はネリーに気付くと「手伝って」と声を掛けて来た。彼女はたくさんの木の枝を運んでおり、小屋のようなものを作っているようだった。ネリーが名前を尋ねると、少女は「マリオン」と答えた。

遠くで雷が鳴ると、すぐに激しい雨が降って来た。ネリーはマリオンに導かれ、彼女の家へ案内してもらう。しかし、その家には見覚えがあった。廊下にある戸棚、キッチンや洗面所など祖母の家とそっくりだ。

ネリーは、自分の名前を教え、亡くなった祖母の家の片付けに来ているとマリオンに教えた。すると、マリオンは自分の祖母も「ネリー」だと答えた。ネリーは教えてもらったトイレに向かう途中、近くの部屋で女性が横になっているのを見て驚く。そして「帰らなきゃ」とマリオンに告げ、急いで家を出て行った。

映画『秘密の森の、その向こう』のあらすじ【転】

次の日もネリーは森に行き、マリオンの小屋作りを手伝う。その後、二人がマリオンの家でゲームをして遊んでいると、杖をついてマリオンの母が現れた。母はマリオンに「お医者さんに怒られる」と言って、外で遊んでいたことを叱った。

マリオンは三日後に手術を控えており、母親は自分のように足が不自由になってしまうことを心配していた。ネリーは、自分の母親が子供の頃に足の手術をしたこと、祖母が足の痛みを抱えていたことを思い出し、悲しい気持ちになった。

その次の日も、ネリーはマリオンの家で遊び、マリオンの母に優しくしてもらう。ネリーの家にも遊びに行きたいと言うマリオンに、「ママが出て行ったの」と打ち明けるネリー。そんなネリーに「必ず戻って来るよ」とマリオンは励ました。そして、二人は明日小屋で会う約束をした。

次の日、森で待ち合わせした二人は、小屋の完成を一緒に喜んだ。ネリーは、秘密があると切り出し、「私はあなたの娘なの」とマリオンに告げた。「未来から来たの?」と言うマリオンに、「後ろの道から来た」というネリー。マリオンが連れて行って欲しいと言うので、二人はネリーの祖母の家に向かった。

映画『秘密の森の、その向こう』の結末・ラスト(ネタバレ)

ネリーは祖母の杖をマリオンに見せ、祖母が大好きだったと話した。そこへネリーの父がやって来て、「片付けが早く終わったから今日ここを出よう」と言われる。手術を明日に控えたマリオンと一緒にいられるのは今日が最後。ネリーは明日の朝にして欲しいと父にお願いし、今晩マリオンの家に泊まることを許してもらう。

ネリーはマリオンの母と一緒に、マリオンの9歳の誕生日を祝う。翌日、マリオンが病院へ出発するまでの時間も、二人でゴムボートに乗り湖を冒険して楽しむ。

マリオンが病院に向かう時間になった。ネリーはマリオンと抱き合い、別れを惜しみながら彼女を見送った。

再び祖母の家に戻って来たネリー。荷物が運び出され、がらんとしたリビングにネリーの母が座っていた。母が「ごめんね」と謝ると、ネリーは母のことを「マリオン」と呼んだ。母も「ネリー」と呼び掛けて微笑んだ。そして、二人は抱き合って愛を確かめ合うのだった。

映画『秘密の森の、その向こう』の感想・評価・レビュー

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映画『秘密の森の、その向こう』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『秘密の森の、その向こう』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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