この記事では、映画『メインストリーム』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『メインストリーム』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0061719
| 製作年 | 2021年 |
|---|---|
| 上映時間 | 94分 |
| ジャンル | ドラマ |
| 監督 | ジア・コッポラ |
| キャスト | アンドリュー・ガーフィールド マヤ・ホーク ナット・ウルフ ジョニー・ノックスヴィル |
| 製作国 | アメリカ |
映画『メインストリーム』の登場人物（キャスト）
- リンク（アンドリュー・ガーフィールド）
- ロサンゼルスで自由に生きる若い男性。携帯もスマホも持っていなかったが、フランキーに出会いスマホを購入する。また彼女の動画に出演しSNSで注目を浴びた。その後「ノーワン・スペシャル」という名で人々のスマホ中毒を指摘し続ける。子供や弱者に優しい男だが、次第にSNSに嵌っていく。
- フランキー（マヤ・ホーク）
- ロサンゼルスのバーで働いている若い女性。SNS中毒気味。過去に事故で父親を亡くし、目立たないが左の頬に傷がある。リンクから傷も君の美しさの一部だと言われ、彼を好きになった。YOUTUBE番組「スマホか尊厳か！」では、編集を担当している。
- ジェイク（ナット・ウルフ）
- フランキーと同じバーで働いている若い男性。作家志望。以前からフランキーに惚れていた。YOUTUBE番組「スマホか尊厳か！」では、脚本を担当。倫理的で常識のある人。
- フアンパ（本人）
- インターネットセレブリティ。巷で人気のインフルエンサー。ノーワン・スペシャルに対談を持ちかける。
- マーク・シュワルツマン（ジェイソン・シュワルツマン）
- フアンパの代理人。フアンパとリンクの対談をきっかけに、リンク、ジェイク、フランキーに番組制作の話を持ちかけ、3人のプロデューサーとなる。
- イザベル・ロバーツ（アレクサ・デミー）
- インスタグラム好きの美しい女性。顔のアザをメイクや画像補正で隠している。「スマホか尊厳か！」に出演。
- テッド・ウィック（ジョニー・ノックスヴィル）
- 人気配信番組「テッド・ウィック・ショー」の司会者。
映画『メインストリーム』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『メインストリーム』のあらすじ【起】
バーで働くフランキーは自身の承認欲求を満たすため、日々SNSの動画投稿に明け暮れていた。ある日彼女は公園で、ハツカネズミの着ぐるみを着た男リンクと出会う。フランキーは早速リンクのパフォーマンスを録画し、SNSにアップした。リンクの発言には人を惹きつけるものがあり、動画はすぐに広まった。
ある日リンクがスマホを購入する。フランキーはこのことを知り、バーでのシフト勤務を放棄した。またリンクの言葉をもっと撮影すればバズるのではないかと気づき、動画作りを開始する。新しい動画の撮影には、バーの従業員で作家志望のジェイクも加わった。
ジェイクがシナリオを考え、リンクが動画に出演した。真理を突いたリンクの発言は視聴者の心を掴み、フォロワーはどんどん増える。リンクは自身を、ただの一般人という意味の「ノーワン・スペシャル」と名乗った。この名前が覚えやすくさらに視聴者が増えた。
そして遂に、SNSで人気のフアンパから「ノーワンにインタビューしたい」と依頼が来た。リンクはフアンパのライブ配信に出て、視聴者に「墓地でパーティしよう」と呼びかける。
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映画『メインストリーム』のあらすじ【承】
リンクが提案した墓地のイベントには大勢の人が集まった。リンクはスマホを墓石に置いて、パーティを楽しもうと呼びかける。ジェイクはリンクがパーティの席を外れ、誰かと揉めているのを見かけた。リンクとフランキーはラブラブモードになっていき、ジェイクは密かに居心地の悪さを感じる。
フアンパの代理人マークは、リンクら3人にYOUTUBEで配信する番組を作ろうと提案した。そしてマークを含めた4人で「スマホか尊厳か！」というタイトルの番組を制作する。この番組の趣旨は「SNSに依存するな」というメッセージを発するためのものだった。ジェイクは政治的な内容のシナリオを書いたが、リンクはそれを無視してふざけたショーを続ける。出だしは上向きだった再生回数も、だんだん下り坂になっていた。
またジェイクは、リンクがフランキー以外の女性といちゃつくのを見てイラついた。今や時の人となったリンクは高価な服を着て、裏方のジェイクたちにも高慢な態度を取るようになる。
マークの方は視聴数を気にするばかりだった。そこでリンクが新しい提案をする。
映画『メインストリーム』のあらすじ【転】
リンクは番組でインスタグラマーのイザベルをステージに上げ、顔のアザが写っている画像を曝した。そして「アザを隠す必要はない」と主張し、フォロワーにアザの入った顔写真を送るように勧める。イザベルは泣きそうになるが、リンクは強引に送信ボタンを押させた。ジェイクはステージに上がり「イジメだ」と激怒する。そして「世界を皮肉っていた俺らが最悪なことをしている」と吐き捨て、チームを去った。
フランキーはリンクの取った行動に賛成できないものの、彼から離れることもできなかった。そこでイザベルの泣いている場面をカットして、動画をアップする。
別の日リンクは、人気インフルエンサーらが出演する生配信番組「テッド・ウィック・ショー」に参加する。番組では突然、イザベルが出演した回の編集前の映像が流された。泣いているイザベルを見た出演者は、皆リンクを非難する。だがリンクはそれを、外見を重んじるインフルエンサーのせいにした。またイザベルが自分の電話番号を聞いてきたと明かし「セレブと寝ることで価値を証明したがっている」と失礼な発言する。
映画『メインストリーム』の結末・ラスト（ネタバレ）
フランキーは、ジェイクを訪ねる。ジェイクはリンクの兄から受け取った手紙を見せ「リンクは嘘つきだ」と言った。墓地でリンクが揉めていたのは、彼の兄だったのだ。リンクからは死んだと聞かされていた両親も健在で、実家は金持ちだった。また彼は未成年の時に放火事件も起こしている。ジェイクはフランキーに告白した。
リンクの生配信ライブの特番が決まる。だが本番直前にイザベルの自殺の報道が流れ、フランキーはショックのあまりトイレで吐いた。リンクはSNSで散々非難され荒れている。自己中心的なリンクに嫌気がさしたフランキーは、彼の虚言を言及しその場を去った。
特番が始まるとリンクはイザベルに謝罪し、哀悼の意を述べた。だが同時にSNS上での荒らしについても言及する。リンクは観客に向かい「画面に隠れてクソ発言をする奴ら、お前らが彼女を殺したんだ！」と叫んだ。さらに次々と自分の考えを述べ、本名を明かす。そして自分の考えに賛成なら「いいね」を押してくれと言った。すると観客から歓声が上がり、皮肉にも会場にはノーワン・コールが鳴り響いた。
映画『メインストリーム』の感想・評価・レビュー
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映画『メインストリーム』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『メインストリーム』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
映画『メインストリーム』を見逃した人やもう一度見たい人のために、以下の記事では映画『メインストリーム』を無料で視聴できる動画配信サービスと方法について紹介しています。
ぜひ、以下の記事もご覧いただき、映画『メインストリーム』を視聴してみてはいかがでしょうか。
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