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映画『マッキー』あらすじネタバレ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『マッキー』の概要:生まれ変わっても君を守る。罠にはめられ殺されたジャニはそう決意する。ところが彼は生まれ変わり蝿となってしまった。おまけに恋人には魔の手が忍び寄っている。そしてジャニは彼女のためには立ち上がる。

映画『マッキー』 作品情報

マッキー

  • 製作年:2012年
  • 上映時間:125分
  • ジャンル:アクション、コメディ
  • 監督:S・S・ラージャマウリ
  • キャスト:ナーニ、サマンサ・プラブー、スディープ etc

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映画『マッキー』 評価

  • 点数:85点/100点
  • オススメ度:★★★★★
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★★☆

[miho21]

映画『マッキー』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)

映画『マッキー』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

映画『マッキー』 あらすじ【起・承】

建設会社の社長スディープは仕事のためならどんなに汚い手を使う男であり、無類の女好きでもあった。

ビンドゥは衣類の装飾品など小物を作り生業としていた。

主人公ジャニはそんなビンドゥに思いを寄せており、夜屋根から彼女に愛を囁いたりと必死にアプローチをする。しかしビンドゥの態度はつれない。

ある時、ビンドゥはNGO活動の一環として寄付金を募るため、スディープの元を訪れる。

そこでスディープは彼女に一目惚れし、何としても手に入れたいと考える。

だがジャニとビンドゥは次第に心を寄せていく。

スディープから食事に誘われるビンドゥ。そしてその場に居合わせるジャニ。

彼女は食事中もジャニに心を囚われていた。それに気付くスディープ。

その夜ビンドゥから空メールを受けるジャニ。彼はビンドゥの元へ喜び勇んで走る。

まさに二人の恋が始まろうとしていた。

ところがビンドゥと別れた帰り道ジャニはスディープに誘拐され人知れぬ場所へ連れ去られてしまう。

そして彼はその場で嬲り殺されてしまう。

死んでもなおビンドゥのことが気にかかるジャニ。そして彼はたまたまそばにあった蠅の卵にその命を再び宿す。

映画『マッキー』 結末・ラスト(ネタバレ)

翌朝ビンドゥは町中に転がるジャニの死体を見つける。

それから10日後ジャニは蠅として再び生まれ変わった。そして彼は真っ先にスディープの元へ飛んでいく。

どうにか復讐をしようにも、虫である彼はあまりに非力であった。

一方ビンドゥはジャニを失った悲しみに暮れていた。彼女の元にスディープが慰めにやって来る。

それを見たジャニは何としてでもビンドゥからスディープを遠ざけようと奮闘する。

虫ならではの攻撃を仕掛けるジャニ。そして彼はビンドゥにメッセージを送り自身が蠅として生まれ変わったことを告げる。

再び出会う二人。そしてビンドゥはジャニが殺された理由を知り、彼の復讐に協力する。

ジャニは蠅として鍛えながら、ビンドゥから渡された新たな装備を手にスディープにできる限りのあらゆる攻撃を行う。

次第に衰弱するスディープ。解決のため魔術師に相談するもそれも失敗してしまう。

ある時スディープはビンドゥがジャニに協力していると気付く。そしてビンドゥを家に連れ込み、彼女を人質ににジャニを呼び出す。

追い込まれるジャニ。だが彼は自身の命と引き換えに炎を起こしスディープを殺す。

数日後、ナンパ男に絡まれるビンドゥ。

彼女を守ったのは再び蘇ったジャニであった。

映画『マッキー』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『マッキー』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

日本でも親しみやすいインド映画

ボリウッドという名称が有名であるほど、インドは映画生産大国である。純粋に数だけで比較すれば彼の国ほど多くの映画を作っている国はない。

いわゆる出オチの作品も多いが、マッキーのような名作も多い。近年では日本でも多くの映画が公開されている。

インド映画の素晴らしいところはその感情表現の豊かさである。インドは多民族国家である。

国内で1つ隣の場所へ移ると、民族・言語がまったく違う国のように思えてしまう事もある。

日本で暮らしている我々にはなかなか理解しづらいが、そういった民族間の垣根を越え楽しめるのがインド映画である。

またインド映画とひと口に言っても、ボリウッドは主にムンバイで制作された映画の事を指し、それ以外にもにもタミル語や別の言語で作られた映画もあるので、そういった区分に着目しても面白い。

歌と踊り

インド映画と言えばやはり歌と踊りであろう。視聴者の中にはこれを苦手とする者もいるかもしれないが、インド映画に歌と踊りは欠かせない。

ともかく作中に必ず何かしら踊りは入る。しかし何もいきなり本題に関係なく歌や踊りが流れるわけではない。

いわばセリフ付きのミュージカルであるとイメージするとわかりやすい。

劇中に流れる曲はその時の登場人物の心情を表し、踊りは演技の延長であると考えていただきたい。

実際に映画を見てみると意外にも歌と踊りの展開をすんなりと受け入れることができるので、1度何かしらインド映画を見ていただきたい。

なお今回のマッキーのエンディングのダンスの出来は非常に素晴らしいので必見である。

映画『マッキー』 まとめ

まず、映画のあらすじが面白い。死んだらハエに埋まり変わりましたとはこれいかに。

さらにはこのハエが地味にしぶとく強い。コメディ路線として興味津々で見始めたが、復讐ものとしてのストーリーもしっかりとしている。

さらには挿入歌も英語歌詞が含まれ非常に聞き取りやすいので、インド映画ビギナーに是非ともお勧めしたい作品である。

一方で上映時間がインド映画に慣れてない人にとっては2時間と比較的長いのでそこは要注意である。

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