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映画『マーベルズ』のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

最強のアベンジャーズ、キャプテン・マーベルが帰ってきた!本来は2023年の2月に公開されるはずであったが、様々な事情が重なり延期状態にあった本作。とうとう、待望のお披露目。

映画『マーベルズ』の作品情報

マーベルズ

タイトル
マーベルズ
原題
The Marvels
製作年
2023年
日本公開日
2023年11月10日(金)
上映時間
105分
ジャンル
アクション
監督
ニア・ダコスタ
脚本
ニア・ダコスタ
ミーガン・マクドネル
エリッサ・カラシク
製作
ケビン・ファイギ
製作総指揮
ルイス・デスポジート
ビクトリア・アロンソ
メアリー・リバノス
ジョナサン・シュワルツ
マシュー・ジェンキンス
キャスト
ブリー・ラーソン
テヨナ・パリス
イマン・ベラーニ
ゾウイ・アシュトン
パク・ソジュン
サミュエル・L・ジャクソン
製作国
アメリカ
配給
ディズニー

映画『マーベルズ』の作品概要

マーベルコミックス、その社名でもある『マーベル』の名を冠するヒーロー、キャプテン・マーベル。近年『アベンジャーズ』は世代交代を果たしている。第1期アベンジャーズの代表であったアイアンマンやキャプテン・アメリカ、ブラックウィドウなどが退場。その穴を埋めるべく、そして、シリーズを更に盛り上げるべく、新たなヒーロー達が次々と発表されている。キャプテン・マーベルはその『新たなアベンジャーズ』の代表格。チームの中でも唯一無二の強さを持って、世界を救い続けている。多くの作品が複雑に絡み合っているMCU。今後のMCU作品をより楽しむためには、本作の視聴は必須。

映画『マーベルズ』の予告動画

映画『マーベルズ』の登場人物(キャスト)

キャロル・ダンヴァース / キャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)
アベンジャーズの一員であり、超能力を宿した女性。地球だけでなく、宇宙のあらゆる場所でヒーローとして戦っている。
モニカ・ランボー(テヨナ・パリス)
S.W.O.R.D.の創設者の娘。超人的な能力を手にしている。
カマラ・カーン / ミズ・マーベル(イマン・ベラーニ)
キャプテン・マーベルのファンでもある。自身の体を自由に変形できる。

映画『マーベルズ』のあらすじ(ネタバレなし)

数多くいるスーパーヒーローの中でも圧倒的な力を誇る『キャプテン・マーベル』。これまで彼女は幾度となく世界を救ってきた。そんな彼女の存在を憎く思う者も少なくなく、とある敵が彼女を付け狙う。その敵の狙いは一つ。彼女がこれまで守り続けてきた全てを破壊し尽くすこと。強大な力を持つ彼女が守ってきたものは地球だけではない。あらゆる世界、次元が危機に晒されたのだ。いくら彼女が強かろうと、1人で守れるものには限界がある。そんな中、彼女と彼女を慕うエージェント、さらには彼女を愛するファンが入れ替わってしまうというとんでもない事件が起こってしまう。これまで1人で戦ってきた彼女が、仲間と共に敵に立ち向かう。

映画『マーベルズ』の感想・評価

孤高のヒーロー

数多くいるスーパーヒーロー達の中でも、キャプテン・マーベルは特別な存在。彼女はあまりにも強すぎるのだ。あらゆる次元を股にかけ、彼女が救ってきたものは常人では想像もつかないほど多く大きい。その圧倒的な強さから、これまで孤高の存在として主に1人で戦ってきた彼女。しかし、本作では彼女がチームプレイを行うという。孤高であるが故に彼女が好きであったというファンもいることだろう。しかし、1人で戦うことを当然としていた彼女を襲う圧倒的な危機。そんな危機の中、周りに少しずつ気を許していく彼女の姿もまた魅力的ではないだろうか。ヒーローも完璧ではない。誰かに頼ることも時として大切なのだ。揺れ動く絶対勝者の心模様も必見。

強い女性達

本作の主要キャストを見てみよう。最強のアベンジャーズであるキャプテン・マーベルと、過去作で超人へと進化した女性モニカ、そして、アベンジャーズのファンでもあるティーンエイジャーの少女。そう、全員が女性なのである。戦う女性は美しい。MCUシリーズにも、ワンダやブラックウィドウ、ワスプなど数多くの強い女性達が登場する。あらゆる作品で彼女達の勇姿を堪能できるが、実はMCUとして単独の女性ヒーロー作品が制作されたのは今作が初。多くの女性ヒーロー達を代表する存在、キャプテン・マーベル。そんな彼女の勇姿には、女性だけでなく男性も目を奪われるはず。

4次元ストーン

長年MCUを追ってきたファンにとって、『4次元ストーン』は耳馴染み深いワードだろう。この4次元ストーンは、これまで数多くの作品の要所要所に登場してきた。これまでに登場してきた作品といえば『マイティ・ソー』シリーズ、『キャプテン・アメリカ』シリーズ、『アベンジャーズ』シリーズなど。まさに、MCUにおけるレギュラー的立ち位置と言って差し支えないだろう。その中でも、キャプテン・マーベルと4次元ストーンの繋がりは強い。彼女の力の源は、この4次元ストーンに由来しているのだ。あらゆる作品に登場している4次元キューブ。その所在を追って時系列に作品を見てみるのも、シリーズの一つの楽しみ方かもしれない。

映画『マーベルズ』の公開前に見ておきたい映画

映画『マーベルズ』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。映画『マーベルズ』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

キャプテン・マーベル

最新作の主人公でもあるキャプテン・マーベルの初となる単独映画。彼女の背景を理解した上で最新作を楽しむためには、本作は是非履修しておきたい。舞台は1995年。アベンジャーズらが活躍を始めるよりも以前の物語である。ヴァースという女性が、クリー人で構成される特殊部隊『スターフォース』に拾われた。彼女は自身に関する全ての記憶を失っていたが、その代償に強大な力を得ていたのだ。とある事件の最中、彼女は『S.H.I.E.L.D.』の長官ニック・フューリーと巡り合う。2人は手を取り合い、ヴァースの秘められた記憶を辿る戦いに身を投じるのだった。一体、彼女の過去に隠された重大な秘密とは。

詳細 キャプテン・マーベル

アベンジャーズ エンドゲーム

これまでのアベンジャーズシリーズの集大成、記録と記憶に残る名作中の名作である本作。勿論、キャプテン・マーベルも本作には登場している。しかし、彼女の出番が少ないと感じたファンも多いのではないだろうか。その認識は間違ってはいない。制作側は、あえて彼女の出番を少なくしたのだ。その理由は、彼女が強すぎるから。彼女1人さえいれば、事件は解決できただろうと思うファンが続出したのだ。それは製作陣も同意見。だからこその敢えての出番カットという選択が取られたのである。残念ながらキャプテン・マーベルの出番こそ少ないものの、その面白さはお墨付き。サノスという史上最強の敵になす術もなく倒されていくアベンジャーズ。果たして、愛する者を守るべく彼らが取る選択は。

詳細 アベンジャーズ エンドゲーム

ドクター・ストレンジ

従来は孤高の存在であったが、様々な出来事を経て仲間の大切さを学んでいく。最新作の主人公であるキャプテン・マーベル同様、ドクター・ストレンジもそういった過程を歩んできたヒーローなのではないだろうか。元々ドクター・ストレンジことスティーヴン・ストレンジは、天才的な外科医だった。その唯一無二の実力故の傲慢さから周囲から孤立していたスティーヴン。しかし、ある日事故によって両手の感覚を失い、外科医としての道を突如絶たれてしまう。絶望した彼が偶然にも出会ったのが魔術だった。科学と魔術は何かと相反するもの。しかし、元々研究熱心であった彼は瞬く間に魔術の深奥へと近づいていく。そして、強大な敵が彼に迫ってきていた。

詳細 ドクター・ストレンジ

映画『マーベルズ』の評判・口コミ・レビュー

映画『マーベルズ』のまとめ

バトルものの常ではあるが、長くシリーズが続くにつれインフレ現象が生じることがある。成長したヒーロー達を脅かす強敵が現れ、その脅威を打ち倒すためにヒーロー達の力も上がっていくのだ。しかし、彼女以上に『最強』という肩書きに相応しいヒーローは今後現れないのではないだろうか。それほどまでに、彼女の力は圧倒的なのだ。本作の公式ホームページでも、『アベンジャーズ最強のヒーロー』とハッキリと明言されているほど。そんな彼女が苦戦を強いられという今回の敵は一体どれほどの存在なのか。キャプテン・マーベルが、仲間と共に世界を救う。

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