この記事では、映画『真夜中乙女戦争』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『真夜中乙女戦争』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0069339
製作年 | 2021年 |
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上映時間 | 113分 |
ジャンル | サスペンス クライム ロマンス |
監督 | 二宮健 |
キャスト | 永瀬廉 池田エライザ 柄本佑 篠原悠伸 |
製作国 | 日本 |
映画『真夜中乙女戦争』の登場人物(キャスト)
- 私(永瀬 廉)
- やりたいこともなく無気力な日々を送る大学生。関西から上京し、一人暮らし。
- 黒服(柄本 佑)
- 若くして莫大な遺産を築いた天才実業家。類稀なカリスマ性を持つ。
- 先輩(池田エライザ)
- 「私」が、かくれんぼ同好会で出会い、一目惚れした先輩。
映画『真夜中乙女戦争』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『真夜中乙女戦争』のあらすじ【起】
「私」は関西から上京して間もない男子大学生。大学の講義が退屈に感じられてならない私は、講義中も退屈しのぎにスマホで地図アプリを見ていた。東京から神戸へと、西へ西へとスワイプする私。講義が終わるころには、スマホの画面にはインドが表示されていた。
私は講義をしていた女性教授に、「この講義が一体何の役に立つのか」と質問をぶつける。教授は彼に、「それならもう講義に来なくてよい」と答える。私はさらに教授に不満をぶつける。
少し時間は遡り、大学入学5日後の私。家庭教師のアルバイトを得て安心していたのも束の間、電話一本でクビを言い渡される。私はショックのあまり、手にしていた茎わかめを落としてしまう。そこへ現れた黒服の男が茎わかめを拾い上げ「茎わかめ、好きなの?」と質問をする。質問には答えない私。
私は生活のため、生花の出荷作業のアルバイトを始める。そこで例の「黒服」を目撃する。黒服は現場で威張り散らしていた現場監督の男よりも、なぜか立場が上のようだった。
時間は戻って現在。文句を言い続ける私は、教授にコーヒーをかけられる。傍では何者かがその様子を撮影していた。
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映画『真夜中乙女戦争』のあらすじ【承】
私は大学構内で黒服を見かける。直後、彼の背後の灰皿が爆発する。その辺りでは最近、ごみ箱などが放火される事件が多発していた。
ろくに友人もできないでいる私はサークルに所属しようと思い立つ。「かくれんぼ同好会」なるサークルに惹かれた私は、同好会の面接に参加する。そこで出会った「先輩」と呼ばれる女性に、私は一目惚れをする。
先輩に「大学に入学して一番印象的だったもの」を聞かれ「東京タワー」と答える私。私は先輩に「東京タワーを不幸の根源と考えており、同好会に入ったら何もかも壊したい。一番壊したいのは自分自身かもしれない」と語る。
私は同好会への入会を許されたが、相変わらず周囲とは打ち解けられずにいた。
翌日、奨学金の申請へと向かう私。私は会場にある喫煙所で、黒服を目撃する。彼は灰皿に液体を流し込んだ。私の後ろから来た喫煙者が、その灰皿にタバコが捨てた直後、爆発が起きる。黒服は警備員に呼び止められるが、私が咄嗟に書類を落とした振りをして警備員を転ばせると、二人でその場から逃走した。
映画『真夜中乙女戦争』のあらすじ【転】
黒服と行動を共にするようになった私。黒服はアジトに大学生を集めて悩み相談を始め、「常連」と呼ばれる仲間を増やしていった。彼らは私と同じく、学校や社会に居場所のない者ばかりで、黒服はそんな彼らと様々なイタズラに手を染めていく。
黒服は自ら開発したアプリやポルノサイト等で莫大な資金を得ていた。私は家賃滞納でアパートを追い出されるが、黒服から資金提供を受ける。他の常連も相談に応じて金を受け取っていた。
ある日、私は先輩に呼び出される。彼女は親友のカナが就職内定を取り消されたことを話す。また、最近都内で頻発するイタズラについても語る。私が先輩に夢を尋ねると、彼女は「死ぬほど面白い本を作ること」だと答える。
常連の数は日を追うごとに増えていき、その規模は私の想像を越えつつあった。黒服はアジトに住み着いている猫の写真を常連に配り、それを仲間の証として組織の結束を高めていく。そして黒服は「真夜中乙女戦争」という計画について語る。それは「クリスマスの夜、東京を破壊して石器時代に戻し、昔の星空を取り戻す。ただし東京タワーは遺跡として残す」というものだった。
映画『真夜中乙女戦争』の結末・ラスト(ネタバレ)
先輩に呼び出された私。彼女は私が一連のイタズラに関与していることに気付き、これ以上組織に関わらないよう忠告する。私もイタズラの内容、規模ともエスカレートし過ぎていることに不安を覚えていた。しかし黒服はじめ組織は、既に私の行動や心理を読んでおり、彼は常に監視される身となっていた。
真夜中乙女戦争が避けられないと悟った私は、東京から避難するよう先輩への説得を試みる。会話の中で、私は先輩が好きだと告白する。しかし先輩は「自分には恋人がおり、出会い系で知り合って一夜限りの関係を持った者も多くいる」ことを告げる。
先輩は私と初めて出会ったとき、自分とよく似た考えの人間に出会えたと嬉しかったことを話す。二人は互いにこれからも生きていくことを誓い合う。
翌日のクリスマス。常連たちは都内各地に猫のマークが付いた爆弾を仕掛けていく。
私はアジトへ向かい、黒服にキスした後、彼を刺す。
午前0時。東京中で爆発が起きる。私のスマホに先輩から電話がある。彼女は爆破対象外の東京タワーにいた。私は、自分が先輩の本命でなかったことが許せなかったと話し、先輩もまた東京を破壊した私を許さないと返す。
私は「光栄です」と答える。先輩は「君は本当に最低だ。でも生きているなら今はそれでよしとしてあげる」と私に告げる。
映画『真夜中乙女戦争』の感想・評価・レビュー
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映画『真夜中乙女戦争』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『真夜中乙女戦争』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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