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映画『メカニック ワールドミッション』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『メカニック ワールドミッション』の概要:2011年に公開されたジェイソン・ステイサム主演の「メカニック」の続編。殺し屋稼業から足を洗ったビショップが、過去の因縁から殺し屋に戻り、その裏にある陰謀と戦う。

映画『メカニック ワールドミッション』の作品情報

メカニック ワールドミッション

製作年:2016年
上映時間:99分
ジャンル:アクション、サスペンス、フィルムノワール
監督:デニス・ガンゼル
キャスト:ジェイソン・ステイサム、ジェシカ・アルバ、トミー・リー・ジョーンズ、ミシェル・ヨー etc

映画『メカニック ワールドミッション』の登場人物(キャスト)

アーサー・ビショップ(ジェイソン・ステイサム)
元凄腕の殺し屋。サントスという名前で生活していたが、再び殺し屋稼業に手を染めることになる。孤児で、ギャングに売られて少年兵になる訓練の途中、同じ境遇だったクレインを置いて逃げた過去を持つ。
メイ(ミシェール・ヨー)
東洋医学の博士の父を持つ女性。タイで暮らしている。父の弟子だったビショップへの協力を惜しまない。
ジーナ・ソーン(ジェシカ・アルバ)
カンボジアで人道支援活動をしている女性。カンボジアの子供たちを人質に取られ、クレインにメッセンジャーとして送り込まれるが、ビショップと恋人関係になる。
クレイン(サム・ヘイゼルダイン)
武器商人。過去にビショップに置いていかれたことを恨んでいる。ビショップに仕事をさせようと画策する。

映画『メカニック ワールドミッション』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『メカニック ワールドミッション』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『メカニック ワールドミッション』のあらすじ【起】

ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ。
ボートショップを経営しているサントスという男の前に、“事故に見せかけて3人の男を殺せ”という脅す女が現れる。
周囲は女の仲間たちに囲まれていた。
その場から逃げた男は、タイ南部にあるリぺ島へと向かう。
そこに暮らすメイに、しばらくの間かくまってもらうサントスことビショップ。

観光客の女性が、彼氏からDVを受けているのを見過ごせなかったメイは、ビショップに助けを求める。
しかしその彼氏も、助けた女性ジーナもビショップを追うメンバーの一員だと気付く。

カンボジアで人道支援活動をしていたジーナは、同僚や子供たちを人質にされ、利用されていた。
事情を知ったビショップはジーナを助ける事にする。
ジーナに父の形見の時計を預けるが、その後、ジーナはクレインの部下に攫われる。

ジーナを人質に取られたビショップは、仕方なく3人の男を事故にみせかけて殺す依頼を受けた。

1人目の標的は、大量殺人犯の将軍で武器商人のクリル。
マレーシアの孤島にある、侵入も脱獄も不可能とされる刑務所に服役中で、忠実な部下に守られていた。

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映画『メカニック ワールドミッション』のあらすじ【承】

指名手配中の犯罪者マーティン・バスマンになりすまし、刑務所に潜入したビショップ。
クリルの元部下がクリルの命を狙っていると知り、それを防いだことでクリルに取り入った。
2人になる時間を作り、事故に見せかけて殺害したビショップは、その騒ぎに紛れて脱獄にも成功。

ジーナとのテレビ電話が許されたが、次の標的は36時間以内に殺害しろという命令をされる。

電話を切った後、ビショップの父親の形見の時計をジーナが付けている事に気付いたクレイン。
ジーナを利用すれば、ビショップを思い通りに使えると目論んでいた。

2人目の標的は、オーストラリアのシドニーの高層ビルに住む鉱業界の大富豪で武器商人のエイドリアン・クック。
もともとは、未成年の少女の人身取引で財を成した男だ。
客のフリをしてビルを下見し、鍵を入手。
清掃業者に成りすましてビルに潜入し、天空プールに穴が開く仕掛けを施し、事故に見せかけて任務を遂行させた。

ジーナは、テレビ電話でビショップにメッセージを送る。
窓から大きな船が見えていたのだ。

映画『メカニック ワールドミッション』のあらすじ【転】

公安に電話して、ジーナが監禁されているクレインの船の情報を手に入れたビショップ。
そして船に潜入し、クレインの部下たちに連れ出されそうになっていたジーナを助け出そうとするが失敗してしまう。

3人目の標的は、ブルガリアの港町ヴァルナに住むアメリカ人の武器商人、マックス・アダムス。
彼が大金を投資した、完璧な警備を誇る共産党記念館の地下に、潜水艦待避所が作られていた。
中には大陸間弾道ミサイルを装備したUボートも隠されていた。

同業者のクリルとクックの死で、警戒心が高くなっているアダムスを、24時間以内に事故に見せかけて殺害しなければならない。
救急ヘリに潜んで建物内に侵入し、厳重な警備システムを潜り抜けてアダムスの避難部屋に入り込んだ。
そしてアダムスに取引を持ち掛ける。

アフリカのクリル、アジアのクック、ヨーロッパと南米を牛耳る武器商人アダムス。
その残りで商売をするクレインは、事業拡大を狙ってビショップに仕事を依頼していた。

映画『メカニック ワールドミッション』の結末・ラスト(ネタバレ)

同じクレインを敵にするアダムスと手を組んだビショップは、アダムスの死を偽装。
潜水艦待避所での事故によって死んだことになったアダムスは、数日間身を隠す。

潜水艦待避所を指定し、ジーナを返すようクレインに連絡するビショップ。
だがクレインは、ビショップを殺すよう部下に命令する。
襲ってきたクレインの部下たちを殲滅させたビショップは、ジーナを救うためにクレインの船に向かう。

船に潜入したビショップの存在に気付き、ジーナを連れて逃げようとしたクレイン。
しかしジーナは抵抗し、腹部を撃ち抜かれてしまう。
勝ち目がないと悟ったクレインは船の爆弾を起動させ、逃げる準備をする。

ジーナと再会したビショップは、彼女ひとりを脱出させると、クレインとの決着をつけに向かう。
クレインの動きを止め、アダムスが生きていることを教える。

そして船は爆発。
生存者はジーナだけで、その様子を見守っていたアダムスもビショップは死んだと確信した。

その後、カンボジアに戻ったジーナの前にビショップが姿を見せる。
ビショップの脱出方法に気付いたのは、アダムスだけだった。

映画『メカニック ワールドミッション』の感想・評価・レビュー

『メカニック』の続編である今作。ですが前作の設定はどこへ行ってしまったのでしょう。寡黙で孤独で誰とも群れない最強の殺し屋だった、ジェイソン・ステイサム演じるアーサー・ビショップ。今作ではめちゃくちゃ派手に殺しまくります。あっという間に依頼を終わらせ、ささっと次の準備をし突然のトラブルにも動じない。パーフェクトです。本当にかっこいい。
ちなみに、こういう男くさい殺し屋の作品にヒロインは要らないと思っているタイプなので、いくらジェシカ・アルバでも許せませんでした。男の人はラッキーかも知れないですけど。(女性 30代)


前半の舞台は南の島で、開放的な雰囲気を感じられました。ジーナとビショップが恋に落ちるスピードが驚くほど早いのも、見ていて楽しいです。さらに今作では、ビショップの生い立ちを知ることができ、大変満足しています。マレーシア、オーストラリア、ブルガリア、それぞれの土地で手際良く任務をこなすビショップに惚れ惚れしました。ハードなミッションを知的にさらりとこなしています。海にダイブするジェイソン・ステイサムの美しさは見ておかないと損だと思います。(女性 30代)


脚本がかなりお粗末だが、ジェイソン・ステイサムのスター性によって辛うじて視聴に耐えられる作品になっている。物語に比重を置く観客からすればまったく期待外れだが、ジェイソン・ステイサムのファンは見たかったステイサムを見れるので満足だろう。

ひたすらにアクションに比重が置かれ、その他は添え物という感じだ。せめてトミー・リー・ジョンーズやジェシカ・アルバはもっと上手な使い方があったのではないか。

そしてラスト。前作のようなひねりがなかったので、物足りなさが残る。(男性 30代)

関連作品

前作 メカニック(2011)

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