この記事では、映画『更年奇的な彼女』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『更年奇的な彼女』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0028474
| 製作年 | 2014年 |
|---|---|
| 上映時間 | 100分 |
| ジャンル | コメディ 恋愛 |
| 監督 | クァク・ジェヨン |
| キャスト | ジョウ・シュン トン・ダーウェイ ウォレス・チョン ジャン・ズーリン |
| 製作国 | 中国 |
映画『更年奇的な彼女』の登場人物（キャスト）
- チー・ジア（ジョウ・シュン）
- 大学内で有名な『美男美女カップル』の『彼女』。卒業式にウエディングドレス姿で出席し、逆プロポースをしたが、断られてしまう。そのトラウマから若年性更年期障害を発症し、酒を飲んでは暴言を吐き、暴力的な態度をとるようになる。
- ユアン・シャオオウ（トン・ダーウェイ）
- ジアの同級生で、ずっとジアに片想いをしていた。不器用だが誠実で一途。ジアのためになることならば、周囲の視線を恐れずに行動する。
- リン・シューアル（ジャン・ズーリン）
- ジアの親友。同じ大学を卒業した後、ジアと一緒のアパートで暮らす。知的で行動力があり、面倒見が良いが、率直な物言いをするため『キツい』と評価されがちである。
映画『更年奇的な彼女』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『更年奇的な彼女』のあらすじ【起】
2009年、ジアはウェディングドレス姿で大学の卒業式に出席し、交際相手のチョンに「結婚してあげる」と告げた。
大学内公認のカップルとして教授が賛辞を述べたが、チョンはジアに「結婚は出来ない」と告げた。
それからジアは、心身共に不安定な状況が続き、受診した結果『若年性更年期障害』の診断名を告げられた。
ジアが卒業して女子寮を去る日、寮の相部屋から、衣類を抱えた半裸の同級生シャオオウが出て来た。
ジアと同じ寮で暮らす女と、ことに及んでいたのだ。
失意のジアは、大学卒業後の展望もないままに、親友のシューアルと暮らし始めた。
シャオオウは街を出ると噂に聞いていたが、ある日突然ジアたちの暮らすアパートの近所に出没し、ジアに絡んできたホームレスから守った。
それをきっかけに、シャオオウとジア、シューアルの3人は一緒に暮らし始めた。
シューアルは、シャオオウがジアに恋心を抱いていることを知っており、ジアの病気や心の傷を理解して寄り添ってやってほしいと、シャオオウに直談判した。
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映画『更年奇的な彼女』のあらすじ【承】
2003年、26歳になったジアは、相変わらず恋人もおらず、過去を振り返っては苛立ち悲しみ、前を向くことが出来ずに酒を飲んで酔いつぶれる毎日を送っていた。
シューアルは就職して3人で暮らしていたアパートを去ったが、シャオオウは未だジアと一緒に暮らしており、酔いつぶれたジアの介抱をしたり、ジアの通う病院に出向いて、彼女の病状を良くするためのアドバイスを求めたりと、献身的にジアを支えている。
ジアに、チョンからの郵便物が届いた。
それがチョンの結婚式の招待状と知ったジアは、アパートの窓に腰掛けて夜空を眺める。
屋外からその様子を発見したシャオオウは、ジアが窓から飛び降りようとしていると思い、大声で説得を試みたが、それを近隣の住民たちが見ていたので、ジアは恥をかかされたと憤慨した。
シューアルとシャオオウは作戦を練り、ジアにチョンを奪回させようと考えた。
先ず、シューアルとシャオオウはジアの代理と名乗ってチョンに会いに行き、結婚式の介添人をしたいと申し出た。
映画『更年奇的な彼女』のあらすじ【転】
ジアが振り返る過去の後悔は、大学生活を恋人同士で共にしたチョンとの、将来の約束に関するものだった。
チョンは、新天地での夢の実現を志し、ジアについてきてほしいと願ったが、ジアは軌道から外れることを恐れ、住み慣れた街での、敷かれたレールを走る将来を志した。
チョンへの深い愛を再確認したジアは、チョンの結婚式に出席して「今度こそ、どこまででもついて行く」と意思表示をしたが、チョンは「もう君を愛していない」と答えた。
ジアは、チョンと名付けて飼っていた亀を手放す決心をした。
シャオオウはその亀を海に放つ瞬間に付き添おうと、ジアと共に海に行って亀を放った。
しかし、何度亀を海に放っても、亀は海から上がって戻って来る。
亀は、淡水亀だったのだ。
ジアとシャオオウは淡水湖に亀を放ち「今度こそ」と、チャンとの心の決別を誓った。
シャオオウに、上海への転勤の話が持ち上がった。
栄転であるため、ジアは喜んで応援しようとするが、ジアはシャオオウに対する愛情を感じ始めていたので、離れて暮らすことに胸が痛んだ。
映画『更年奇的な彼女』の結末・ラスト（ネタバレ）
ジアとシャオオウが、シューアルの車に乗っていたとき、突然の豪雨に見舞われた。
シューアルは助けを求めに車外に出て、ジアとシャオオウは車内で待機した。
雨は勢いを増し、ジアとシャオオウは、車内に勢いよく流れ込む水の中、死を覚悟した。
そのとき、ジアは悔いを残さないためにシャオオウに芽生えた愛情を伝えることにした。
ジアとシャオオウは水かさの上がっていく車内で抱き合い、互いの想いを確認し合った。
救助隊が駆けつけ、ジアもシャオオウもシューアルも無事に帰宅することが出来た。
夜更けのアパートのいつもの部屋で、シャオオウは、ジアと離れて上海に行くことをためらったが、ジアは「行きなよ。明るい未来が待っている」と、背中を押した。
翌朝、ジアはシャオオウの置手紙を見つけた。
そこには「もうあんな奴のために泣くな。自分らしく生きろ」と書いてあった。
それから少し後、上海で活躍するシャオオウのもとに、シューアルから、ジアが上海に来ていると連絡が入り、シャオオウは指輪を買ってプロポースをする。
返答は勿論、O.Kだ。
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映画『更年奇的な彼女』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『更年奇的な彼女』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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