この記事では、映画『メタル・トルネード』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『メタル・トルネード』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0056081
製作年 | 2011年 |
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上映時間 | 90分 |
ジャンル | パニック アクション |
監督 | ゴードン・ヤング |
キャスト | ルー・ダイアモンド・フィリップス ニコール・デ・ボア グレッグ・エヴィガン スティーヴン・マクドナルド |
製作国 | カナダ |
映画『メタル・トルネード』の登場人物(キャスト)
- マイケル(ルー・ダイアモンド・フィリップス)
- 太陽のフレア現象を利用したエネルギー開発を研究している、ヘリオス計画の主要メンバーで、天体物理学者。研究所での実験による影響で発生したと思われる、事故の原因を追究する。
- レベッカ(ニコール・デ・ボア)
- ヘリオス計画の一員で、マイケルの恋人。マイケルと共に、実験の影響によって起きたと思われる事故の原因を探る。
- ジョナサン(グレッグ・エヴィガン)
- ヘリオス計画を主導するヘリオス・ワールド社のCEO。マイケルから実験の影響で事故が起きた可能性があると知らされるが、それを無視して実験を続行しようと考える。
- ロン(ジョン・マクラレン)
- マイケルの叔父で、地質学者。マイケルから依頼を受け、実験によって発生した磁気の渦の行動を突き止めようと試みる。
- グレッグ(フランク・スコーピオン)
- ヘリオス計画のチーフを務める研究員。マイケルから事故のことを知らされるが、ジョナサンと同様に実験の続行を強行する。
映画『メタル・トルネード』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『メタル・トルネード』のあらすじ【起】
アメリカのペンシルバニア州にあるヘリオス・ワールド社で、太陽のフレアから発するエネルギーを用いて電力を作り出す画期的な実験、「ヘリオス計画」が行われていた。成層圏に打ち上げた衛星でフレアのエネルギーを収集し、それを地上にある蓄電池に送って電力を蓄えるシステムで、これが成功すればほぼ無限にクリーンな電力が生み出せると考えられていた。
天文物理学者のマイケルは。恋人のレベッカと共にヘリオス計画の主要メンバーで、太陽のフレア活動が活発化した当日、いよいよ電力収集の実験が開始される。ヘリオス社のCEO・ジョナサンが研究の出資者と共に見守る中、実験は滞りなく進み、地上の蓄電池に大量の電力が充電される。
実験は成功したかに思われたが、マイケルは収集した電力のうち2%がどこかに消えていたことを知り、ジョナサンや研究チームのチーフであるグレッグにそれを訴える。しかしジョナサンもグレッグも、2%なら誤差の範囲内だとまともに受け止めず、数日後に行われるフランスでの実験に心を奪われていた。
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映画『メタル・トルネード』のあらすじ【承】
しかし実験の終了後、ヘリオス社の周囲で奇妙な現象が起き始める。ヘリオス社から数十キロ離れたガソリンスタンドでは、店の内外にある金属製のものが何かに引っ張られる事象が発生し、マイケルは地元の保安官から相談を受ける。
レベッカと共にガソリンスタンドに赴いたマイケルは、スタンドの周囲が2極化し、膨大な磁場の影響を受けていることを認識する。恐らくヘリオス計画の影響ではないかと思われたが、マイケルが周囲の磁場を調べている間にも、他の地区で同様の現象が起きていた。
マイケルは目撃者の証言などから、恐らく実験による磁気の渦が発生したのではないかと推察し、グレッグにその旨を伝えるが、新しい出資者が決まったばかりの状況で、関連性が確実でない限り実験は中止出来ないと釘を刺される。
仕方なくマイケルは独自に磁気の渦について調べ始めるが、息子のニックが磁気に襲われたケガ人を病院に運びこんだことから、被害は更に拡大しているのだと確信する。渦は周囲にある貴金属の小物だけでなく、地上を走る自動車なども吸い込むほどに勢力を増していた。
映画『メタル・トルネード』のあらすじ【転】
マイケルは被害の起きた地域を地図上にマークして磁気の渦が移動する先を突き止めようとするが、その動きには一貫性が見られなかった。そこでマイケルは、地質学者である叔父のロンに連絡を取り、協力を依頼する。
ロンは磁気の渦の特性から、地下にある火山帯に付随する鉄鉱脈の流れに沿って移動しているのではないかと考える。鉱脈は地域一帯の地下にあり、その方向性からして、磁気の渦は次にヘンダーソンの町へ移動する可能性があるとマイケルに伝える。
マイケルは保安官に連絡を取り、ヘンダーソンの町に避難命令を出すよう指示する。そんな時、以前はヘリオス社の研究顧問をしていたが、2年前に解雇されたウィンタースの夫人からマイケルに連絡が入る。
ウィンタースは解雇後も独自にヘリオス計画について調べていて、実験により磁気の渦が発生する可能性を予期していた。それをジョナサンに進言したものの、研究を遅らせる要因になると、解雇されてしまったのだった。
映画『メタル・トルネード』の結末・ラスト(ネタバレ)
ウィンタースは自宅でミニチュアの実験装置を作り、そこで発生した磁気嵐に巻き込まれ死亡していた。マイケルは夫人から夫の実験データを受け取り、研究所でグレッグやジョナサンに見せる。2人ともようやく事の重大さに気付くが、その時すでにフランスでの実験が行われていて、同じ磁気の渦が発生していた。
マイケルは磁気を吹き飛ばすために、電子を帯びた爆弾を渦に打ち込む作戦を思い付く。成功するかどうかは賭けだったが、フランスではパリの都市で被害が発生しており、試してみるしかないと決断。ジョナサンが国防総省に連絡を取り、電子爆弾を積んだドローンが磁気の渦に向けて発信する。
発進した2機のドローンのうち、1機は磁気の渦に飲み込まれてしまうが、もう1機の放った爆弾が渦に命中し、多くの被害を出した磁気はその場から消え去っていく。パリでも同様に磁気の渦を消し去ることに成功し、磁気の渦による被害は終わりを告げる。その後ジョナサンは、実験の危険性を隠蔽したことで罪に問われ、CEOの座を退くことになるのだった。
映画『メタル・トルネード』の感想・評価・レビュー
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映画『メタル・トルネード』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『メタル・トルネード』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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