映画『マイル22』の概要:機密情報を握る男の護衛を任され米国の特殊部隊が、男を狙う武装集団の襲撃を受けながら任務を遂行するアクション映画。ピーター・バーグ監督とマーク・ウォールバーグが4度目のタッグを組んだ作品。
映画『マイル22』の作品情報
上映時間:95分
ジャンル:アクション
監督:ピーター・バーグ
キャスト:マーク・ウォールバーグ、ローレン・コーハン、イコ・ウワイス、ロンダ・ラウジー etc
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映画『マイル22』の登場人物(キャスト)
- ジミー・シルバ(マーク・ウォールバーグ)
- 米国の特殊任務遂行チーム「オーバーウォッチ」の現場リーダー。情緒が不安定で常に苛立っている。腕にはめたゴムをいじって気を紛らわしている。
- アリス・カー(ローレン・コーハン)
- 「オーバーウォッチ」のメンバー。離婚問題を抱えており、仕事との板挟みになっている。リーを見つけ出し、情報屋にした。
- リー・ノア(イコ・ウワイス)
- 東南アジアのインドカーの警官。アリスに機密情報を提供している。常に瞑想をして平静を保っており、武術に長けている。
- ビショップ(ジョン・マルコヴィッチ)
- 「オーバーウォッチ」のメンバーで、作戦指揮を担っている。作戦室を設置し、チームに指示を送っている。
映画『マイル22』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『マイル22』のあらすじ【起】
道に迷ったアリスが男と一緒に民家に近づき、住所を尋ねようとする。アリスと男は特殊任務を遂行する「オーバーウォッチ」のメンバーで、家を襲撃するために芝居をしていたのだ。実動部隊を率いるジミーが他のメンバーと共に民家の周囲に潜んでおり、作戦室ではビショップが指揮を執っていた。アリスが呼び鈴を鳴らし、玄関が開くと同時に突入を開始する。メンバーは直ちに5人の身柄を確保し、捜索を開始する。しかし、家の中にはもう1人が隠れており、銃撃戦となる。未成年の青年が民家から逃げ出そうとするが、外で控えていたジミーが相手を撃ち殺す。民家はロシアの諜報機関の隠れ家だったのだ。
東南アジアのインドカーでジミーは隊員からセシウム奪還作戦の報告を受ける。作戦ではセシウムを見付けられず、武器や贋作を押収しただけで失敗に終わっていた。アメリカ大使館でジミーはセシウムの隠し場所に関する情報を得ていたアリスを責める。アリスはこれまでは信頼できる情報源だったと反論する。
苛立ったジミーは財産没収を恐れて大使館に相談に来た女性を冷たく追い払う。一方、アリスは離婚問題を抱えており、夫に悪態をつく。
映画『マイル22』のあらすじ【承】
ロシアの諜報機関が女性高官の指揮の下で新たな作戦を開始する。一方、アメリカ大使館の前ではリーが車を暴走させて現れたために騒然となる。リーは記録ディスクを手に大使館に亡命を求めてくる。実はリーこそがアリスの情報源だった。ディスクにはセシウムの所在が記録されていたが、8時間後に情報が消去される仕組みになっていた。リーは亡命と引き換えにディスクのパスワードを明かすと申し出る。ジミーはディスクの解読を急がせるが、パスワードなしでは困難だった。
インドカーの保安局長らがリーの身柄引き渡しを求めに大使館に現れる。リーは嘘発見器に掛けられ、医務室に拘束される。そこに医者に扮装したインドカーの刺客2人が現れるが、リーは相手を殴り倒す。インドカーの保安局長は関与を否定するが、ジミーはリーが重要人物だと判断する。そして亡命のためにリーを空港まで護送し、飛行機に乗せたところでパスワードを聞き出す作戦が立てられる。「オーバーウォッチ」に任務が託され、ビショップは現地に作戦室を立ち上げる。
リーは自分の情報が正しいことを証明するために、贋作を分析させる。すると、そこからはセシウムが検出された。
映画『マイル22』のあらすじ【転】
ジミー達は2台の車に分乗して作戦を開始する。車両は街中で渋滞に巻き込まれてしまい、迂回ルートに入る。ビショップは直ちに信号を全て青にするように指示する。途中で車列はオートバイの集団に追跡される。オートバイに乗った男が後続の車両に爆弾を仕掛け、車を大破させてしまう。先頭車両にいたジミーは車を降り、オートバイに乗った敵と交戦する。そしてジミー達は道端に止めてあった車に乗り換え、その場を切り抜ける。
ジミー達は隠れ家で体制を立て直すことにするが、隠れ家の前にインドカーの保安局長が姿を現す。ジミー達は直ちに隠れ家を出発しようとするが、その瞬間に隠れ家が爆破されてしまう。更に女2人組が襲い掛かってきたため、ジミーとリーは格闘の末に相手を殺す。ジミー達は車に乗り込んだものの、再びオートバイ集団に追い詰められてしまう。ジミー達は近くのマンションに逃げ込む。敵一味もマンションに入って来て、激しい銃撃戦となる。混乱の中、ジミーとアリスははぐれてしまう。
映画『マイル22』の結末・ラスト(ネタバレ)
ジミーはアリスを探し出すためにリーにも銃を渡し、2人は敵一味への反撃を開始する。アリスも1人で敵一味と応戦する。ジミーは保安局長と銃撃になるが、途中で逃げられてしまう。ジミーとリーは敵と揉み合いになっていたアリスを救出し、3人は駐車場に止まっていたトラックを奪って空港を目指す。空港近くまで来たところで、保安局長の乗った車に立ちはだかられる。そこでビショップは無人機に爆撃を命じ、保安局長の車を爆発させる。
ジミー達はギリギリで滑走路に辿り着く。リーはコードをジミーに告げ、アリスと共に飛行機に乗り込む。作戦成功と思った矢先に作戦室が襲撃され、ビショップは殺されてしまう。実はリーはロシアの三重スパイで、ロシア諜報機関の女性高官が「オーバーウォッチ」を攻撃するために手の込んだ作戦を仕掛けたのだ。女性高官はジミーが民家で撃ち殺した青年の母親で、復讐することが狙いだった。リーを乗せた飛行機は上空に飛び立ったものの、リーによって乗っ取られてしまう。そしてジミーはリーを追跡することを心に誓う。
映画『マイル22』の感想・評価・レビュー
アクションシーンも迫力があり、最後に待ち構えている結末も意外で、それなりに楽しめる作品。ただ、編集にかなりの難がある。ジミーの事情聴取の場面が時折挿入されるのだが、それが完全に話の流れを壊している。ジミーを精神不安にした設定にも疑問が残る。ベンアフレック主演の『ザ・コンサルタント』ではアスペルガー症候群が物語の重要なキーとなって効果を発揮していたが、今作では単に傲慢なキャラクターに見えるだけだ。(MIHOシネマ編集部)
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