この記事では、映画『シング・ア・ソング! 笑顔を咲かす歌声』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『シング・ア・ソング! 笑顔を咲かす歌声』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0072592
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 112分 |
ジャンル | ドラマ |
監督 | ピーター・カッタネオ |
キャスト | クリスティン・スコット・トーマス シャロン・ホーガン ジェイソン・フレミング グレッグ・ワイズ |
製作国 | イギリス |
映画『シング・ア・ソング! 笑顔を咲かす歌声』の登場人物(キャスト)
- ケイト(クリスティン・スコット・トーマス)
- 真面目で、自制心が強い女性。夫が戦場へ行き、家を空けることに慣れ始めていたが、息子を戦争で失ったことには向き合えないでいた。軍人の妻たちで活動をしようと熱心に働きかける。リサの自由なやり方を不満に思っている。
- リサ(シャロン・ホーガン)
- 夫が昇進し、基地の軍人妻のまとめ役となるが、活動に積極的ではない。リーダーシップはあるが、自分のやり方を曲げない性格。ケイトのやり方を古いと感じている。
- リチャード(グレッグ・ワイズ)
- ケイトの夫で大佐。今回で5回目の出征となる。息子を失ったものの、平常心を装う妻を心配している。優しく、頼もしい性格。
- クルックス大尉(ジェイソン・フレミング)
- 基地に滞在し、妻たちの活動を見守る。最初は活動に期待していなかったが、合唱団の上達ぶりにどんどんファンになる。
- ジェス(ギャビー・フレンチ)
- 合唱団メンバー。美しい歌声を持つが、シャイな性格でみんなには隠している。最初は、合唱団に消極的だったが、のちにソロボーカルを務めあげる。
- サラ(エイミー・ジェイムズ・ケリー)
- 基地へ新しく入ってきた新人。心優しく、芯が強い女性。自分を気にかけてくれたケイトを信頼している。
- フランキー(インディア・リア・アマルテイフィオ)
- リサの娘。夜に外へ遊びに出かけている。父が戦場に行くことに、悲しみを隠せない。思春期の気難しい性格だが、常に母のことを気にかけている。
映画『シング・ア・ソング! 笑顔を咲かす歌声』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『シング・ア・ソング! 笑顔を咲かす歌声』のあらすじ【起】
イギリスのある基地に、軍人たちとその家族が暮らしていた。基地に住むリチャード大佐は今回が5度目の出征となった。妻ケイトを1人残していくことに心配するリチャードをよそに、「もう慣れたから大丈夫」とケイトは気丈に振る舞った。しかし、ケイトは戦争で息子を亡くしたことに向き合えないでいた。基地に住む他の妻たちも、それぞれ夫を戦場へ送り出す。
同じ基地に住むリサは、夫の昇進により残った妻たちのまとめ役を任されていた。ケイトも、大佐の妻としてリサをサポートしようと意気込んだ。しかし、リサは活動に全くやる気がなかった。朝に集まってコーヒーを飲む会が、定期的に開催されているだけだった。ケイトは「戦場に夫を見送って不安な生活の中、妻たちの心を支える活動が必要」と、熱心に訴えていた。次のコーヒー会で、他の妻たちの意見を聞くことになる。
コーヒー会には、新しくサラが入会していた。基地の生活に慣れないリサをケイトは気にかける。意見会では、様々なアイデアのなかで「合唱団」が採用された。リサは、若い頃音楽が大好きで、親は音楽教師だったのだ。
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映画『シング・ア・ソング! 笑顔を咲かす歌声』のあらすじ【承】
さっそく練習を始めてみたが、全員がバラバラの音程で、まとまりが全くなかった。楽譜通りしっかり指導したいケイト。自由に楽しみながら好きな歌を歌いたいリサ。まとめ役2人の指導方法は、全くの正反対だった。
平和に見える基地での生活。しかし、夫たちの軍と連絡が取れなくなる「通信切れ」が度々起こっていた。その度に妻たちは、「夫が帰ってこないかもしれない」という恐怖に耐えなければならなかった。
最初はバラバラだった合唱団も、試行錯誤の末にまとまり始めていた。全員が歌う喜びに気付き始めていたのだ。練習を重ねる中、お披露目する場が必要だと感じたケイトとリサは、町のイベントへ参加することを決める。しかし、練習では完璧だった歌も会場が野外だったことと緊張が重なり、大失敗に終わってしまう。
合唱団の練習をみた推奨が上層部に掛け合った結果、ロンドンで開かれる「戦没者追悼式」にケイト達は招かれていた。メンバーは、イベントでの失敗を追悼式でリベンジしようと意気込んだ。
映画『シング・ア・ソング! 笑顔を咲かす歌声』のあらすじ【転】
合唱団が成果を出し始めたころ、サラの夫が戦死した知らせが届く。基地と妻たちは悲しみに包まれた。サラは合唱団に「夫のお葬式で歌って欲しい」と依頼し、ソロボーカルのジェスを中心に、メンバーは見事に歌い上げた。
サラの夫の死があり、合唱団は追悼式への出席をやめようとしていた。しかし、サラはそれに猛反対し、「会場には私のような遺族が大勢集まる、慰めたい」とメンバーの背中を押した。
追悼式での曲は、メンバーの戦地の夫との手紙をもとに作詞し、リサが作曲することになる。ケイトは伝統ある曲にしたいと、作詞作曲に反対だったがメンバーの意見を尊重した。練習と曲作りも大詰めになり、リサは直前で一部の歌詞を変える。
追悼式当日、ロンドンへ向かうバスに乗り込むメンバーたち。変更した歌詞をみたケイトは、怒りだしてしまう。歌詞に加えた「一緒に笑える日まで」という言葉は、ケイトと亡き息子との思い出の言葉だった。
映画『シング・ア・ソング! 笑顔を咲かす歌声』の結末・ラスト(ネタバレ)
歌詞への採用が事後報告になったことをリサは詫びたが、ケイトは息子の言葉に過剰反対してしまい、2人は大喧嘩になる。ケイトは怒って家に戻り、メンバーとリサを乗せたバスはロンドンへ出発する。
家に戻ったケイトは、息子が乗っていた中古車のなかで大泣きをした。負傷で帰国していたリチャードは、それに気づいてケイトを慰める。2人は初めて息子の死と向き合い、抱き合いながら泣いた。ケイトとリチャードは、中古車をなんとか動かしロンドンへ向かう。
会場に着いた合唱団は、ケイトが不在なことと、初の大舞台への緊張で落ち着きを隠せずにいた。会場に着いたケイトはリサに会う。2人は、お互いがひどいことを言ってしまったと謝り合った。ケイトとリサは2人で、合唱団を鼓舞しステージに向かった。ステージでは皆で綴った歌詞を、想いを込めて歌い切り、会場は拍手に包まれた。
ステージの後、合唱団メンバーは成功を祝い合った。合唱団を離れることを寂しく思っていたサラも、基地を出てからも通い続けることを決める。ケイトを含めたメンバー全員がバスに乗ってロンドンをあとにした。
映画『シング・ア・ソング! 笑顔を咲かす歌声』の感想・評価・レビュー
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映画『シング・ア・ソング! 笑顔を咲かす歌声』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『シング・ア・ソング! 笑顔を咲かす歌声』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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