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映画『燃えよ剣』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『燃えよ剣』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『燃えよ剣』の作品情報


出典:https://nonta55.com/2020/02/08/mueyo/

製作年 2021年
上映時間 148分
ジャンル 歴史
戦争
監督 原田眞人
キャスト 岡田准一
柴咲コウ
鈴木亮平
山田涼介
製作国 日本

映画『燃えよ剣』の登場人物(キャスト)

土方歳三(岡田准一)
新選組副長。本映画の主人公。若い頃は喧嘩に明け暮れ、バラガキと呼ばれる。武州多摩の農民の出身だが、高い剣術の腕前を持つ。新選組の組織づくりに才能を発揮する。
お雪(柴咲コウ)
女性。長州藩出身の夫が病死して町屋で一人住まいをする。けがをした土方を助ける。凛とした芯を持つ。
近藤勇(鈴木亮平)
新選組局長。少年の頃から天然理心流の宗家・近藤家の道場で剣を学び、養子となる。土方と大親友。
沖田総司(山田涼介)
新選組一番隊組長。天才的な剣術の腕前を持つ。底抜けの明るさがある。病弱。
芹沢鴨(伊藤英明)
新選組初代筆頭局長。常陸国水戸藩脱藩の浪士。水戸学を学んで尊王攘夷思想に傾斜する。乱暴な性格。
松平容保(尾上右近)
会津藩主。京都守護職に命じられ、京都の治安維持を図る。
徳川慶喜(山田裕貴)
徳川斉昭の七男。一橋家の養子となる。のち、第15代将軍となる。
山南敬助(安井順平)
新選組副長。のち、総長。剣術の腕前はもちろんのこと、学問の見識も深い。
伊東甲子太郎(吉原光夫)
新選組参謀。北辰一刀流を極め、学問にも秀でる。水戸学を学ぶ。

映画『燃えよ剣』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『燃えよ剣』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『燃えよ剣』のあらすじ【起】

時は江戸時代末期。

黒船来航による開国で、不安に揺れる日本。
混乱する幕府を支えようとする佐幕派と、尊王攘夷を唱え天皇を中心とした新しい政権を目指す倒幕派が対立した激動の時代。

武州多摩で、田舎の百姓の子で“バラガキ(乱暴者、不良少年)”と呼ばれていた土方歳三は、同郷の近藤勇が運営する天然理心流の道場「試衛館」で、沖田総司らと共に剣の修練に励んでいた。

ところが試衛館は、人集めに苦労しており、近藤は運営に悩みを抱えていた。

その頃、混乱する情勢の中で治安が悪化していく京都では一橋慶喜の命により、会津藩主松平容保が京都守護職に就く。松平容保は京の治安を守るために全国から腕に自信のあるものを募集した。

試衛館の運営が上手くいっていなかった近藤は、土方の反対を押し切り、京の町へ向かう。

発起人となった清河八郎は尊王攘夷の思想のために組の私物化を狙う、土方はそれを見抜き、会津藩と繋がりのある芹沢鴨と会い、清河と袂を分かつ。
発足した壬生浪士組は、長州藩の浪士など倒幕派を次々に殺害し、京の治安は徐々に回復する。

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映画『燃えよ剣』のあらすじ【承】

会津藩の後ろ盾のもと、近藤は「新選組」を発足させる。

新人隊士が次々と入隊し、組織は拡大していく。
土方は、局中法度を設定して隊を厳しく取り締まる役目をこなした。

土方は副長として、近藤を支えながら討幕派の制圧に尽力。新選組は徐々に地位を固めていった。

その折、芹沢の悪行で新選組の名が目立ってきた。商人に対する恐喝や、女性への暴行など隊の評判は一気に悪評へと変わっていく。

松平容保は、土方に芹沢討伐の命を下す。
土方、沖田、井上、斎藤は芹沢の寝ているところを襲い殺害、討幕派の犯行に偽装した。

闇討ちで傷を負った土方は、お雪という女性に助けられる。
二人は互いに惹かれあい、徐々に恋仲になっていく。

土方はお雪から「池田屋」に長州藩の浪人が出入りしていることを聞きつけ、長州・土佐藩が倒幕作戦を企てているということを知る。

新選組は池田屋へ乱入し、攘夷派浪士を惨殺することで、倒幕作戦を未然に潰すことに成功した。

映画『燃えよ剣』のあらすじ【転】

そんな折、新選組は新たに高い教養と家柄を持つ伊東甲子郎を参謀として迎える。

伊藤は、新選組を尊王攘夷思想に塗り替えようと企んでいた。山南や藤堂は伊東に憧れ、新選組の武力向上のみを求める土方と徐々に溝を深めていく。

土方と溝を深めた山南の脱走を機に、新選組内部は崩れ始める。
伊東は近藤の暗殺計画を企て、気づいた土方が伊東や藤堂を暗殺。
そんな中、世の中は薩長同盟の成立によって一気に倒幕へと傾き始めていた。

そして1867年。
将軍、徳川慶喜が大政奉還を宣言し幕府は崩壊。
新選組ら旧幕府軍は失意の中戦うが、鳥羽伏見の戦いで総崩れとなっていた。

近藤は重傷を負い、沖田は結核で倒れ、他の隊士たちも多くの死者を出して新選組は敗走する。さらには慶喜が松平を伴い逃走。
新選組隊士たちの士気は下がっていた。

土方はいったん近藤とともに故郷に戻り、再度結集して戦うことを企てていた。

しかし、近藤は土方の制止を振り切って官軍へ投降。斬首されてしまう。沖田も病が悪化し、誰にも看取られずにひっそりと息を引き取る。

映画『燃えよ剣』の結末・ラスト(ネタバレ)

隊士達が次々と倒れるなか、土方はお雪と別れ、戦い続ける。

「最後のひとりになってもやるだけだ。」
土方はそう言い、江戸、会津、さらに北へと行軍し、蝦夷地五稜郭へと向かった。

五稜郭で土方は、自分の写真と手紙を家族に送るようにと伝える。

一方お雪は、土方を追って函館で救命活動をしていた。

1869年5月11日。
新政府軍による五稜郭への攻撃がはじまり、圧倒的な兵力の差で次々と味方が倒れ、旧幕府軍は窮地に追い込まれていく。土方は自ら、敵の本陣まで近づき、最後の戦いに臨む。

「新選組副長、土方歳三だ!」
そう名乗り馬を進めたものの、目の前は新政府軍の銃撃隊。
大量の銃弾を浴びせられた土方は、とうとう息を引き取る。

救命活動中のお雪のもとに、土方の遺体が運び込まれた。
江戸幕府のため、最後まで戦い続けた新選組の男たちの歴史が幕を閉じた。

映画『燃えよ剣』の感想・評価・レビュー

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映画『燃えよ剣』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『燃えよ剣』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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