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映画『モンスターズ・インク』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『モンスターズ・インク』の概要:子供の悲鳴を集めるのが仕事の愉快なモンスターコンビ、サリーとマイクは、この世界に迷い込んだブーという少女を助けたことで、巨大な陰謀に巻き込まれていく。様々なキャラクターのモンスターが登場する楽しい作品で、映画は大ヒットした。ピクサー作品ならではのエンディングも見逃せない。

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映画『モンスターズ・インク』の作品情報

モンスターズ・インク

製作年:2001年
上映時間:92分
ジャンル:アニメ、ファンタジー
監督:ピート・ドクター
キャスト:ジョン・グッドマン、ビリー・クリスタル、メアリー・ギブス、ジェームズ・コバーン etc

映画『モンスターズ・インク』の登場人物(キャスト)

ジェームズ・P・サリバン(ジョン・グッドマン)
通称サリー。モンスターの世界のエネルギー供給会社「モンスターズ・インク」で、常にトップの成績を上げるエリート社員。ブルーのキングコングのような巨体を生かし、子供を怖がらせて悲鳴を獲得する。仕事以外ではとても優しい。
マイク・ワゾウスキ(ビリー・クリスタル)
サリーの親友で、仕事でもアシスタントを務める相棒。一つ目のボールのような容姿で、よく喋るお調子者。会社の受付嬢であるセリアとラブラブ。セリアからは「ギョロ目ちゃん」と呼ばれている。
ブー(メアリー・ギブス)
2歳くらいの人間の子供。モンスターの世界に入り込み、サリーに懐いてしまう。毛むくじゃらのサリーのことを「にゃんにゃん」と呼んでいる。好奇心旺盛な少女で、目を離すとすぐにいなくなる。
ヘンリー・J・ウォーターヌース(ジェームズ・コバーン)
モンスターズ・インクの社長。祖父の代から続く会社を守ろうとするあまり、犯罪行為に手を染めてしまう。複数の足を持つ多足生物のような下半身を持ち、上半身にはスーツを着用している。
ランドール・ボックス(スティーヴ・ブシュミ)
会社の怖がらせ屋のナンバー2。トカゲのような容姿をした爬虫類型のモンスター。背景に合わせて、体の色を自由に変えられる。サリーを敵対視している。ある計画を実行するため、ブーを狙っている。
ロズ(ボブ・ピーターソン)
モンスターズ・インクの事務員で、報告書などの管理をしている。ナメクジのような無愛想なおばさん。実は、CDA(子供検疫局)のボス。

映画『モンスターズ・インク』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『モンスターズ・インク』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『モンスターズ・インク』のあらすじ【起】

様々な姿をしたモンスターが暮らす世界。この世界のエネルギーは子供の悲鳴で賄われており、ウォーターヌース社長が経営するエネルギー会社「モンスターズ・インク」では、社員たちがせっせと子供の悲鳴を集めていた。怖がらせ屋となって働くモンスターは、クローゼットのドアから子供部屋に侵入し、子供を怖がらせて悲鳴を獲得する。

毛むくじゃらの巨体を生かして子供を怖がらせ、常にトップの成績を維持しているサリーは、普段から悲鳴を獲得するためのトレーニングに励んでいる。親友のマイクにとって、サリーは自慢の相棒であり、仕事でもプイベートでも2人はいつも一緒だった。

しかし、最近の子供は過激なテレビやゲームの影響で、モンスターを見てもあまり怖がらない。会社は慢性的なエネルギー不足に悩まされており、社長は頭を抱えている。そんな状況でも、サリーは抜群の成績を維持していた。

サリーのせいで、トップに立てないランドールは、サリーを敵対視している。温厚なサリーは何も気にしていなかったが、マイクはやたらと自分たちに絡んでくるランドールに腹を立てていた。

悲鳴を集める作業場所の絶叫フロアでは、ドア格納庫に保存されている子供部屋のドアが設置され、ランプが点灯すると、ドアの持ち主の部屋とフロアのドアが繋がる仕組みになっている。モンスターの世界では、人間の子供は大変危険な汚染物質と考えられており、彼らの部屋へ入るモンスターは、細心の注意が必要だった。万が一子供の持ち物などがこの世界に持ち込まれた場合、CDAと呼ばれる子供検疫局の隊員が駆けつけ、すぐさま汚染物質の処理作業が始まる。今日も子供の靴下を持ち込んでしまったモンスターがおり、エネルギー獲得作業が中断されてしまう。

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映画『モンスターズ・インク』のあらすじ【承】

マイクは、会社の受付嬢のセリアにベタ惚れで、彼女の誕生日を有名な高級和食店で祝うことにしていた。出かける直前、事務員のロズに提出する報告書を出し忘れたことに気づいたマイクは、サリーに代行を頼む。サリーはそれを快く引き受け、絶叫フロアへ戻る。

サリーはそこで、片付けられていないドアを見つける。ドアには作業中のランプが点灯しており、サリーはドアの中を確かめる。しっぽに違和感を感じたサリーが振り返ると、そこには2歳くらいの人間の女の子がいた。サリーは悲鳴をあげ、その子供を部屋に戻し、急いでフロアを立ち去る。しかしすばしっこい子供は、サリーの背中に張り付いていた。

サリーは子供を会社のカバンに詰め、もう一度フロアへ戻るが、なぜかフロアにいたランドールがドアを片付けてしまう。困ったサリーは子供の入ったカバンを持ち、マイクのいる店へ向かう。

マイクに事情を説明している間に、子供はカバンから抜け出し、店内で大暴れ。人間の子供が出現し、店はパニック状態に陥る。CDAが駆けつけたため、サリーとマイクは子供を連れて店から逃げ出す。CDAは血眼になって子供を捜し始め、事件は大きく報道される。

サリーとマイクは子供を自宅に連れ帰る。マイクは子供を「殺人兵器」と呼んで警戒していたが、サリーはだんだん子供に慣れてくる。“この子は危険ではない”と判断したサリーは、モンスターに変装させて子供を会社に連れて行き、ドアの向こうへ帰すことにする。

サリーは子供を「ブー」と名付け、我が子のように可愛がり始める。ブーもサリーのことを「にゃんにゃん」と呼び、すっかり懐いていた。

店に会社のカバンが残っていたことで、CDAはモンスターズ・インクの捜査を開始する。その目をかいくぐり、ブーを絶叫フロアまで連れて行くが、マイクが用意したドアはブーのものではなかった。2人がもめている隙に、ブーが姿を消してしまう。

映画『モンスターズ・インク』のあらすじ【転】

サリーはブーを捜しに行き、マイクはランドールに捕まる。ブーをこの世界に連れ込んだのはランドールで、彼も必死でブーの行方を追っていた。マイクがブーを隠していることに気づいたランドールは、絶叫フロアが無人になる昼休みに、ブーをドアの向こうに帰そうと提案する。マイクもその提案に賛成し、サリーとブーを絶叫フロアに連れてくる。

ところが、サリーはランドールの提案を信用しない。サリーを安心させるため、自らブーの部屋へ入ったマイクは、ブーと間違えられてランドールに連れ去られる。サリーはブーを連れ、ランドールの後を追う。

ランドールは、地下の隠し部屋にいた。そこには密かに開発された悲鳴吸引機があり、マイクはその装置につながれる。ランドールは、この業界に革命を起こすため、子供を誘拐してきて、この装置で大量の悲鳴を吸引するという計画を進めていた。

ランドールの企みを知ったサリーは、マイクを救い出して社長の元へ走る。社長は新入社員の研修のため、シュミレーションルームにいた。サリーは社長から見本を見せるように迫られ、仕方なくいつものように恐ろしい声で吠える。それを見たブーは震え上がり、サリーから逃げてしまう。ブーを見た社長は驚き、改めて事情を聞く。サリーは録画モニターで自分を見て怯えるブーの姿を見て、強いショックを受ける。

2人の話を聞き、社長はドアを用意してくれる。しかし社長こそが全ての黒幕であり、用意されたのはサリーとマイクを人間界へ永久追放するためのドアだった。

ネパールの雪山へ追放されてしまったサリーとマイクを、陽気なイエティが助けてくれる。彼の話で、山の麓に子供のいる村があると知り、サリーはモンスターの世界に取り残されたブーを助けるため、その村へ行くことにする。マイクは、ブーのことしか考えていないサリーに腹を立て、2人は決裂する。

映画『モンスターズ・インク』の結末・ラスト(ネタバレ)

サリーはひとりで麓の村へ行き、子供部屋のクローゼットのドアからモンスターズ・インクの絶叫フロアへ戻る。ブーは地下の隠し部屋で、悲鳴吸引機につながれていた。サリーはブーを救出して逃げようとするが、ランドールに行く手を阻まれる。そこへ、サリーを追ってきたマイクが現れ、サリーのピンチを救ってくれる。

サリーとマイクはブーを連れ、ブーのドアを追いかけてドア格納庫へと入る。そこには世界中の子供部屋のドアが保管されていた。3人の後を追い、ランドールも格納庫へやってくる。ブーの笑い声が強力なエネルギーになることを知っていたサリーは、マイクにブーを笑わせてもらい、格納庫のドアのランプを点灯させる。そしてドアからドアへ移動し、ランドールから逃げるが、途中でブーをさらわれてしまう。しかしサリーのピンチを見てブーがランドールを撃退し、最後はサリーがランドールを人間界へ追放する。

ようやくブーをドアの向こうへ帰せると思った瞬間、3人はドアごと絶叫フロアへ戻される。そこには社長とCDAが待ち構えていた。マイクが彼らの目をごまかしている隙に、サリーはブーとブーのドアを担いで逃げる。それに気づいた社長が2人の後を追う。

社長はドアの向こうまで2人を追ってきて、“会社を救うためなら1000人だって誘拐する”と怒りを爆発させる。しかしそこはシュミレーションルームの中で、その一部始終をCDAが見ていた。子供の誘拐を企てた社長は、CDAに連行されていく。

事務員のロズは、2年半前からモンスターズ・インクの潜入捜査をしていたCDAのボスだった。ロズは、ブーを家に帰し、ブーのドアは破壊すると決める。サリーはブーを部屋に送り届け、最後のお別れをする。そして、ブーのドアはシュレッターにかけられる。

サリーは、ブーの笑い声のパワーからヒントを得て、新たなエネルギー会社を立ち上げる。子供の笑い声には悲鳴の10倍のエネルギーがあり、会社はすぐに軌道にのる。絶叫フロアは笑顔に包まれた楽しい場所となるが、サリーは寂しかった。

マイクはサリーの気持ちを察し、粉々にされたブーのドアを密かに組み立てていた。サリーが持っていたドアのかけらを入れると、ランプが点灯する。サリーがそっとドアを開けると、中から“にゃんにゃん!”というブーの声が聞こえ、サリーの顔が笑顔になる。

映画『モンスターズ・インク』の感想・評価・レビュー

とてつもなく可愛くて、個性豊かなモンスターたち。悪巧みをしているモンスターも可愛く見えてしまう愛らしさ。怖いはずの「モンスター」が優しく描かれているこの作品。モンスターの世界で最も怖いとされているのが人間の子供。そんなモンスターの世界に迷い込んでしまう人間の子供、ブー。可愛いんですよねえ。作中でブーは成長することなく、ずっとおてんばな女の子のまま。それがいいんです。
ラストは思わずうるっときてしまう展開。まさかアニメーション作品でここまで感動するとは思いませんでした。(女性 30代)


子どもの頃、夜一人で眠れないとき、ふっと何かの気配を感じて怖くなりぎゅっと目をつぶり布団を被る…そんな経験は誰もがあるはず。それは怖くて見てはいけないものと思うからそうするのだけれど、モンスターズ・インクのサリーとマイクになら会ってみたい。本当は心優しいモンスターたちと女の子との交流の様子を見れば、一人で寝るのが怖かった子どもたちも、今晩からきっと一人で大丈夫だろう。(女性 40代)


恐怖よりも笑いのほうがパワーをもらえるという、素敵な結末で観終わった後にほっこりできました。人間社会の会社に重ねてみると、それまでと真逆な仕事内容になっているので、転職(?)した社員たちは大変だったでしょうけど。
2歳児の素直な目で見ると、見た目が怖いサリーの内面の優しさがすぐに判るのでしょうね。マイクの最後のプレゼントに友情を感じます。ブーの部屋へ通じる直してくれたドアは最高です。(女性 40代)


とても笑えて楽しめる、また感動もする映画である。マイクとサリーのコンビが面白く、出てくるキャラクターに目を惹き付けられた。ブーの素直で好奇心旺盛なところもリアルに描かれている。ドアがたくさん連なって並んでおり、モンスターたちが仕事をしている風景が印象的だった。様々な事件に巻き込まれるが、マイクとサリーらしく乗り切る所も見所である。マイクが壊れたドアを作り直し、最後の一欠片をサリーが開け、ブーと再会するシーンは特に感動した。(女性 20代)


モンスターの世界では子供の悲鳴を集める仕事があったり、人間はとても恐ろしいものという独特な設定となっている。普通であれば、人間が一方的にモンスターを恐がりそうなものなのだが、モンスター側の実情に触れてしまったような気持ちになる。モンスターでも人間でも同じ様な心を持っていて、ちょっとした歩み寄りが出来れば、とても良い関係が築けるという、子供にとっては夢のある話だろう。ブーは大人になったら、サリーやマイクの事を忘れてしまうかもしれないと思うと少し切なく感じてしまう程、感情移入してしまった。(男性 30代)


カラフルな色使いとモンスターたちのリアルな質感を表現した映像の美しさ、モンスターと人間の少女が心を通わせるストーリー、いくつになってもワクワクし心が温まる作品だと思います。
公開当時映画館で観て、モンスターたちの世界と、サリーとマイクがブーのために闘う姿にドキドキしたことを思い出します。
子どもたちを笑わせることでエネルギーを生み出す、サリーのアイデアは素敵で、現実世界でもこんなお金の稼ぎ方ができれば良いなあと思いました。(女性 20代)


モンスターという幼い子供には忌避されがちなテーマを、ポップに扱ったエンターテインメントの走り。マイクとサリーのキャラクターデザインが秀逸で、一つ目モンスターなんて一歩間違えるとおぞましい見た目になるところを可愛らしさを感じられるのは素晴らしい。

それでいて大人が見てもほろりとするお別れのシーン。忘れてならないのが吹き替えの石塚と田中。本職の声優に負けないハマり具合で、こういう人選なら安心して吹き替えで見れるのに、と思った。(男性 30代)

関連作品

次作 モンスターズ・ユニバーシティ

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みんなの感想・レビュー

  1. チーズ より:

    モンスター達の世界で会社を舞台にしています。そこでは、見かけや噂だけで人間の子供は、触ったりすると、モンスター達には害があるとされてきました。私は、この映画から人を見かけで判断してはいけないということを学びました。

    ディズニーの映画なんですが、この会社でも結局悪いのは会社の上のモンスターなんですが、その辺りが日本のドラマなどとかと似ているなと思いました。

  2. yuma より:

    個人的にとても好きな作品である。
    登場する様々なキャラクターの見た目はもちろん可愛いのだが、性格も全員バラバラでまるで人間のようである。一つ一つのキャラクターに愛着が湧き、モンスターの世界なのだが共感できることが多い。
    そしてサリーとブーの絆もこの映画最大の魅力だ。モンスターと人間というかけ離れた存在なのだが、2人の間には親子のような絆が生まれていく。そこにとても感情移入してしまうため、別れのシーンでは涙が溢れてしまうのだ。
    良い意味でピクサーらしい、誰が見ても楽しめる作品である。

  3. monta より:

    モンスター界のエリートたちが凝り固まっていた偏見、常識を覆していく様は非常に爽快だった。人間の子供を怖がらせる、モンスターという設定にも関わらず、愉快で可愛らしく親近感もある彼らなので子供も受け入れやすく、愛着も湧くだろう。

    ハラハラさせられ、面白くもあり、そして感動する。物語が進んでいく中で感情移入してしまい、最後の部分は感無量だった。最後の最後まで丁寧に作られているのはピクサーならではだろうか。映画が終わってからも油断できない。家族で見ることを大いにおすすめしたい作品であった。

  4. 匿名 より:

    子どもと一緒に見るととても楽しめるでしょう。子どもにとってはとても大切な映画になるかもしれない。ただ、大人が見ると、そこまで面白いなぁ……と思います。
    これは個人の環境が影響するものなのでしょうが、子どもとの共通の趣味がなくなってあたふたする、という点がいまいち腑に落ちないというか。なくなったら、気長に探せばいいじゃないかと思うんですが、それは実際に子どもを持ってみないと気持ちはわかりませんね。
    とにかく、高く評価されている映画ですし、見て損がないことは間違いないです。

  5. 匿名 より:

    本作の主人公であるサリーとマイクは、動きにリアリティがあります。人間の動きにリアリティがあるのは当然として、この世に存在しない生き物の動きにリアリティをもたせるのは至難の業。リアリティがあるだけでなく、見ていて楽しい動きをしてくれるからなお凄い。見ていて気持ちいいアニメーションを生み出せるのは、さすがピクサーですね。昔から凄かったんです。

  6. 匿名 より:

    ピクサーの映画は、必ずピクサー社員たちが抱える問題がテーマになっています。本作では、ゲームに夢中になり、親とのコミュニケーションが不足してしまった親子がテーマ。どうにかして共通の話題をゲットしようと頑張る親、相変わらずゲームに熱中する子供。モンスターズ株式会社と人間の子供の関係と全く同じです。
    ピクサー映画が優れているのは、テーマに対して楽しい結論を導き出していること。本作でもそうですね。楽しい気持ちのまま映画が終わるという、子供向け映画の鉄板をきっちりと守っているから素晴らしい。ジブリ映画は必ずしもそうじゃないので、師弟関係にある偉大なアニメーターでも特色が違うということなんでしょう。