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映画『恋とニュースのつくり方』あらすじネタバレ結末と感想

映画『恋とニュースのつくり方』の概要:恋も仕事も全力!失業した崖っぷちの女プロデューサーがマンハッタンでやっと手にした仕事はこれまた崖っぷちの朝のニュース番組!コンテンツも視聴率も絶望的なこの番組に、かつての伝説のキャスターを起用し!?

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映画『恋とニュースのつくり方』 作品情報

恋とニュースのつくり方

  • 製作年:2010年
  • 上映時間:107分
  • ジャンル:コメディ
  • 監督:ロジャー・ミッシェル
  • キャスト:レイチェル・マクアダムス、ハリソン・フォード、ダイアン・キートン、パトリック・ウィルソン etc

映画『恋とニュースのつくり方』 評価

  • 点数:65点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★☆☆☆
  • 設定:★★★☆☆

映画『恋とニュースのつくり方』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)

映画『恋とニュースのつくり方』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

映画『恋とニュースのつくり方』 あらすじ【起・承】

ニュージャージーで朝のニュース番組のプロデューサーを務めるベッキーは、プライベートそっちのけの仕事人間。

髪もメークも適当で、彼が出来てもいつも自分の仕事の話ばかりで愛想を尽かされてきた。けれども、仕事に対してはとにかく一生懸命。文字通り朝から晩まで働き、夢は全国ネットのニュース番組『トゥデイ』に携わること。

だが、そんなある日、上司からクビだと言い渡されてしまう。理由はより学歴の高く知識のあるプロデューサーを雇うための経費削減だった。

失意に負けず、彼女はアメリカ中の製作会社に履歴書を応募する。

なんとか採用されたのは、マンハッタンにある全国ネットのテレビ局、ibsで『デイブレイク』という朝のニュース番組だった。

『デイブレイク』は業界では有名な崖っぷち番組。視聴率は悪く、内容もパットしないその番組は死にかけだ、と揶揄されることもあるほどだ。

ベッキーは、プロデューサーになったからには起死回生を図ろうと、まずはキャスター探しから始める。

目を付けたのは、今はほとんど画面から去っているものの、数々の賞を取ったかつての伝説的なキャスター、マイク・ポメロイだった。

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映画『恋とニュースのつくり方』 結末・ラスト(ネタバレ)

なんとかマイクに番組に出てもらうよう説得したベッキーだったが、ベッキーが思う以上にマイクは偏屈だった。

テレビ番組は情報だと言い切り、朝の番組のワイドショー的な娯楽に理解を示さないマイクとベッキーは真正面から衝突するばかり。

それに加え、マイクは同じキャスターである相方のコリーンとの仲をはじめ、周囲のスタッフとも調和が取れず番組はとっちらかってしまう。狙った視聴率も芳しくなく、ついに上司からは番組打ち切りを示唆されてしまった。

キレたベッキーは起死回生の一歩として、番組の大幅な路線変更を行った。

より娯楽的に、より視聴者が驚くようなコーナーを増やしたのだ。結果、マイクはますます壁を固くするが、コリーンをはじめスタッフは大盛り上がりで番組の視聴率も伸びていく。

しかしあと一歩上司の求める数字にはたどり着けない。

そんな時、初めてマイクから『ザワークラフト祭』の取材に行きたい、と申し出られる。

マイクの変化に喜ぶベッキーだったが、当日同行し連れて行かれたのは、ある知事の屋敷。

「本物のニュースを見せてやる」と言うマイクは独自にその知事に逮捕状が下りたことを突き止め、警察が到着する前に独占インタビューを取ったのだった。

それをきっかけにマイクは初めてベッキーに自分のことを語った。ようやくマイクと互いを認め合え、また番組の打ち切りも撤回できたベッキーは、憧れの『トゥデイ』からの勧誘を断ろうとするまで一から作り上げた『デイブレイク』に愛着を持つのだが・・・。

映画『恋とニュースのつくり方』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『恋とニュースのつくり方』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

キャスト・スタッフが豪華

まずこの映画の一番の売りは、レイチェル・マクアダムス、ハリソン・フォード、ダイアン・キートンの豪華キャスト、また脚本は『プラダを着た悪魔』のアライン・ブロッシュ・マッケンナ、監督は『ノッティングヒルの恋人』のロジャー・ミッシェルというメンツということであろう。
この情報だけでもこの手の映画において『間違いのない映画』が出来上がるのは言うまでもない。

全編に漂う既視感

恋に仕事に全力で邁進するヒロインを描いたこの作品は、見終わったあとこういった映画特有の微笑ましさを感じると同時に、音楽の使い方やヒロインが歓喜したり、走っていくときに舞う鳩の広がり方、登場人物のキャラクターやヒロインの恋愛模様まで、全編を通して既視感が漂っていた。
悪い言い方をすれば手慣れた映画製作者側が「こういう風に作ればいいんでしょ?」と規定のセオリーに沿ってピースを当てはめていっただけのもののようだ。

メッセージ性もある

とはいっても、そんな偏見を解いてみていけば、しっかりメッセージ性も受け取ることができる。
ヒロインは全国ネットでトップクラスの『トゥデイ』というニュース番組に携わるという夢を蹴って、最終的に『デイブレイク』に残ることに決めるのだが、それは何もマイクが引き留めたからだけではない。すでに自分の手で『トゥデイ』と同等に価値のあるものを作れるのだ、と気づいたからである。
外枠だけ手にしても仕方がない、コンテンツがあればいくらでもいいものを作ることが出来る、と伝えているのだ。

もったいない、間のなさ

前半はところどころ説明不足な部分が多かった。ベテラン俳優たちに気を使ったのかもしれないが、ヒロインの恋の相手、アダムの見せ場がほとんどなく『恋とニュースの作り方』というタイトルにしては端的で視聴者の想像力に頼りすぎだと感じた。
ただ、原題は『Morning Glory』、つまり『朝の顔』であることを考えれば、この端折り方は適切であろう。言ってみれば、ラブコメディを求めて邦題に騙されるパターンなので、注意が必要かもしれない。
この映画は、決してラブコメディではない。仕事に邁進し時に空回ることがあっても、自分を信じてやるべきことをやり、結果回りもその求心力についていきたくなる、本当の意味において自らの手で夢を掴んでいくバイタリティ溢れる、ある一人の女性の話なのである。


タイトル通り、恋と仕事に奮闘する定番のラブコメディーではあるが、予想以上にのめり込めた。他の作品でもラブリーでチャーミングな印象が強いレイチェル・マクアダムスだが、今作は特にその要素が多く、一生懸命さが応援したくなる。終盤でようやく変わるハリソン・フォード演じるマイク・ポメロイは良い意味でズルかった。憎めなさが時に愛おしい。
モチベーションが低迷中の方にオススメの一作。ひたむきに、前へ前へと突っ走る主人公にきっと何かをもらえるはず!(女性 20代)


どこかで見たことがあるような、ありがちで先が読めてしまうストーリーですが、一生懸命なレイチェル・マクアダムスが本当に可愛いです。
個人的に彼女が好きなので贔屓目で見ているかもしれませんが、共演はハリソン・フォードにダイアン・キートンとめちゃくちゃ豪華。この作品はキャストのおかげで成功していると思います。
あまり深く考えすぎずに、仕事に一生懸命頑張る姿や、そこから学ぶもの得るものを感じながら見て欲しい作品です。(女性 30代)


レイチェル・マクアダムスが主演を務める、ニュース番組を題材にしたコメディ作品。ラブコメを思わせる邦題だが、内容としては仕事のサクセスストーリーがメインで恋愛要素は薄い。恋よりも仕事に無我夢中なベッキーの姿に、自分も仕事頑張ろう!とやる気を出させてもらえる。頑固なマイクが次第に心を開いていき、ベッキーをテレビ局に引き止めるために、自ら料理コーナーをやってみせる場面は可愛くて笑えてしまう。元気を出したい時に気楽に見られる作品である。(女性 30代)

映画『恋とニュースのつくり方』 まとめ

特別な感動もなく、特別に残念だ、ということもない気軽に観ることのできる映画である。ただ、前半は特に主人公の空回りっぷり、邁進ぶりがうざったく感じるかもしれない。特に冴えないリクルートスーツを着ている姿は日本の張り切りすぎた新入社員を彷彿とさせて野暮ったいのだ。

だが、そんな彼女は口と格好だけではない。寝る間を惜しみ、自らのプライベートそっちのけで仕事に取り組み成果を出す、そんな姿は誰しもが応援したくなる。

若干28歳のプロデューサーで回りはみんな年上ばかり。だが、この映画には若い小娘だから、といって彼女に非協力的になる人物はいない。マイクやコリーンは彼女に反発的な態度を取るが、それは彼女がただ若いからだけでなく実績を持っていないからに過ぎない。「彼女は出来る」と認識を改めればむしろ積極的に協力していくのだ。ストーリー自体はありきたりだったが、日本ではなかなかないアメリカらしい実力主義的な社会の性質を見ることができて面白かった。

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