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映画『あの日、兄貴が灯した光』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『あの日、兄貴が灯した光』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

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映画『あの日、兄貴が灯した光』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0032097

製作年 2016年
上映時間 110分
ジャンル ヒューマンドラマ
監督 クォン・スギョン
キャスト チョ・ジョンソク
D.O.
パク・シネ
キム・ガンヒョン
製作国 韓国

映画『あの日、兄貴が灯した光』の登場人物(キャスト)

コ・ドゥヨン(D.O.)
柔道の韓国代表選手として活躍していたが、試合中の事故で失明してしまう。以来、自宅に引きこもり、食事もろくに摂らず、電話にも出ない状況が続く。両親は亡くなり、異母兄弟の兄とは10年以上会っていない。言葉は少なく、真面目で不器用。
コ・ドゥシク(チョ・ジョンソク)
ドゥヨンの兄。詐欺罪で服役中だったが、失明した弟の面倒を見るという表向きの理由で仮釈放のチャンスを手にする。軽薄で他者への配慮はほとんどなく、躊躇わずに嘘をつき、カッとなると手を出す。
イ・スヒョン(パク・シネ)
ドゥヨンのコーチ。ドゥヨンが失明した後、心配して何度も電話をかけるが、留守番電話にしかつながらないので自宅を訪れ、荒れた家の中を片付け、料理を作る。
初対面のドゥシクからの、ドゥヨンと交際しているのかという質問には答えない。
ドゥヨンには柔道の道を諦めないで欲しいと願っている。

映画『あの日、兄貴が灯した光』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『あの日、兄貴が灯した光』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『あの日、兄貴が灯した光』のあらすじ【起】

ドゥヨンは、将来有望な柔道の選手だったが、試合中の事故で失明してしまう。
それを知った、詐欺罪で服役中のドゥヨンの兄・ドゥシクは、弟の面倒を見るという名目で仮釈放の機会を得る。

ドゥシクは10年ぶりに帰宅した。
かつて、両親とドゥヨンの4人で暮らしていた自宅の庭には柿の木があり、両親が亡くなった後も毎年実をつけていた。
自室のベッドに横たわるドゥヨンは、ドゥシクが何を言っても「出て行け」としか答えない。

ドゥシクが、近所の店で煙草を買おうとしていると、眼鏡をかけた青年が最後の一箱であるその煙草を横取りして購入した。
ドゥシクは青年を追いかけたが急に腹痛に見舞われ、家に帰ることにした。

ドゥヨンのコーチ・スヒョンが、ドゥヨンを心配して彼の家を訪ね、部屋を掃除し、料理を作っているとドゥシクが現れた。
スヒョンが、ドゥシクの「弟と付き合っているのか」との質問に答えずに、ドゥヨンに食事をさせようと部屋に入ると、彼は栄養失調で倒れていた。

病院で処置を受け、帰宅したドゥヨンに、ドゥシクは食事を用意するが、ドゥヨンは受けつけない。

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映画『あの日、兄貴が灯した光』のあらすじ【承】

ドゥシクは銀行で貸付を受けようとするが、委任状が必要だと言われ、ドゥヨンに、両親の納骨堂移転のための委任状だと嘘をついて印鑑を手にし、貸付を受けて高級車を買った。

スヒョンはドゥヨンにパラリンピックを目指そうと説得するが、ドゥヨンは拒否し、施設に入ることを考え始める。
ドゥシクはドゥヨンが施設に入り、仮釈放が取り消しになることを恐れて、真剣にドゥヨンの世話を始める。
ドゥヨンは次第に、ドゥシクに心を開くようになり「両親の納骨堂の移転先に行きたい」「昔、家族みんなで行った銭湯と、中華料理店に行きたい」と希望を伝えた。
銭湯でドゥシクはドゥヨンの背中を流しながら、母の話をした。
近所の人が「ドゥヨンの母は、ドゥシクの母を看病しながら、その死を待っていた」と話すのを聞いたドゥシクは家を出、ドゥヨンは両親と共にドゥシクの帰りを待ち続けたのだった。

ドゥシクはドゥヨンの新しい服を買うために店に行った際、ドゥヨンにぶつかった客が「目が見えないなら杖を持て」と言ったことに怒り、揉み合いになった末に倒れて病院に搬送された。

映画『あの日、兄貴が灯した光』のあらすじ【転】

スヒョンがドゥヨンを訪ねて来て、パラリンピックで金メダルを目指そうと再度持ち掛けた。
スヒョンの「目が見えないのは不便だけど」という言葉にドゥヨンは「不便になったのではなく全てを失った」と反論し、ドゥシクは「弟に無理をさせるな」とスヒョンを追い出そうとした。
スヒョンがドゥシクに「ろくに食事もさせずに栄養失調にしたくせに」と嚙みつくと、ドゥヨンは「皆で焼き肉を食べたい」と言い始めた。
ドゥシクが肉を買いに行くと、いつかの眼鏡の青年がいたので、ドゥシクは牧師志望だというその青年を自宅に招き、皆で焼き肉を食べた。

すっかり笑顔を取り戻したドゥヨンに、ドゥシクは女を教えようと、ナンパの方法を伝授する。
兄弟の絆を再確認する日々の中、ある朝ドゥヨンは目玉焼きを焼こうとして火傷をし、ドゥシクに「目が見えないのに火を使うのは危険だ」と注意された。
ドゥヨンは、ドゥシクが出て行った後、母はドゥシクの分だと言って焼いた目玉焼きを、庭の柿の木の下に埋めていたのを思い出して、ドゥシクに目玉焼きを焼いてあげたくなったのだと話した。

映画『あの日、兄貴が灯した光』の結末・ラスト(ネタバレ)

ドゥシクは、以前搬送された際に受けた検査結果を聞きに病院を訪れ、余命3ヵ月の宣告を受けた。
ドゥシクは自暴自棄になりかけたものの、ドゥヨンに何が遺せるかを考え始めた。
ドゥシクはスヒョンに、ドゥヨンをパラリンピックで優勝させたいと話し、自分の余命を告げた。
また、ドゥヨンが暮らしやすいように家を改装し、パラリンピックの代表に選ばれたドゥヨンには、釜山で仕事を得たから試合の応援に行けないと嘘をつく。

ドゥヨンをパラリンピックの開催地に送り出した後、ドゥシクは入院する。
ドゥヨンは決勝戦を前に、失明したときの恐怖が蘇り、スヒョンに「兄貴のために金メダルを獲りたいが、怖い。棄権したい」と申し出る。
スヒョンは「棄権しても次がある。でもお兄さんはいないかもしれない」と、真実を告げる。
ドゥヨンはドゥシクに電話をかけ、涙声で「具合が悪いの?」と訊ね、ドゥシクは「お前がいないから余計にな」と答えた。

ドゥヨンは金メダル獲得し、帰国した後、柿の木のそばで兄がレコーダーに残した「お前は一人じゃない」というメッセージを聴いている。

映画『あの日、兄貴が灯した光』の感想・評価・レビュー

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映画『あの日、兄貴が灯した光』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『あの日、兄貴が灯した光』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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