この記事では、映画『守護天使エンジェル』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『守護天使エンジェル』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0061119
製作年 | 2015年 |
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上映時間 | 104分 |
ジャンル | サスペンス |
監督 | ムムタス・イルディリムラル |
キャスト | ホリー・ジェイコブソン ペトラ・ブライアント マリア・フィギンズ リビー・ヒル |
製作国 | イギリス |
映画『守護天使エンジェル』の登場人物(キャスト)
- ハンナ / エンジェル(ホーリー・ジェイコブソン)
- 4歳の時に自閉症を発症し、言葉を発することができない。両親からは酷い虐待をうけている。双子の姉であるエンジェルを亡くしてから、更に心を閉ざす。
- エレナ(ペトラ・ブライアント)
- ハンナの転校先である学校で言語聴覚士をしており、ハンナの担当となる。ハンナに寄り添い、少しずつ心を開くハンナの助けになりたいと奮闘する。
- ハンナの母(マリア・フィギンズ)
- 他人の前では自閉症の娘を心配するいい母親を演じているが、実際はハンナを疎ましく思い、心身的にも肉体的にも虐待をしている。
- ハンナの父(エイドリアン・アンスト)
- 職業は歯科医師であり、ハンナが言うことをきかないと、治療と称して身体的苦痛を与える。
映画『守護天使エンジェル』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『守護天使エンジェル』のあらすじ【起】
夜、リビングに現れた娘のハンナに両親が話しかけるが、応答しない。両親はハンナを気味悪がり、部屋へ戻るように怒鳴りつける。慌ててハンナが部屋に戻ると、チェストの上にあった花瓶が急に床に落ちてきて、ハンナはパニックを起こす。
駆けつけた父親が静かにするよう宥め、部屋をあとにしようとしたところ、チェストに飾っていた写真たてが父に向かって降ってくる。ハンナが投げつけたと勘違いした両親は、ハンナの口と手足をガムテープで拘束し、部屋に置き去りにするのであった。
写真たてに飾られた写真はハンナの双子の姉であるエンジェルのものであった。エンジェルもハンナと同じく両親に虐待されていたようだ。
翌日、ハンナは転校先の学校へ連れられる。そこでハンナの担当となったのは言語聴覚士のエレンであった。ハンナの母によると、ハンナは4歳の時に自閉症を発症しており、文字より絵で伝えるのが得意であることを聞く。
授業中、外をじっと見つめるハンナに、エレナが何を見ているのかと問うと、ハンナは天使の絵を描き、その後に天使が首を吊っている絵を描くのであった。それを目の当りにしたエレナはハンナの家庭に問題があるのではと心配する。
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映画『守護天使エンジェル』のあらすじ【承】
ハンナが学校から帰ると、エレナからもらったお菓子がポケットから落ちてしまう。それを見つけた母は、検診をすると言ってハンナを別室へ連れて行き、歯科の診察台に寝かせる。両親はひどく怯え、奇声を発するハンナを縛り付けると、口から血が出るほど治療を施すのであった。
翌日歯科治療のためと学校を遅刻したハンナはパニックを起こし、駆けつけたエレンは優しく声をかけなんとかハンナを宥める。ハンナの家庭に疑問を感じたエレンは担任教師に相談するが取り合ってもらえない。
見かねたエレンは担任教師のふりをして、ハンナの母に電話をかける。学校でパニックを起こしたこと、唇に傷があったことを問うが、あしらわれてしまい、しまいには担任教師のふりをして電話をかけたこともばれてしまう。
後日、保護者面談でハンナが書いた絵を差し出す担任教師。そこで、両親は姉のエンジェルが死んだことを伝える。担任教師は後日家庭訪問に伺いたいと提案する。
家庭訪問の日。ハンナをクローゼットに閉じ込め、担任の話をうまくかわしていく母親。担任が帰ると、母親は閉じ込めていたハンナに、次に教師が家に訪ねてくることがあれば、お前の舌を切ってやるとハンナに言い放つのであった。
映画『守護天使エンジェル』のあらすじ【転】
次の日の朝、ハンナは朝早く家を出るとエンジェルが自殺した納屋へと向かっていた。エンジェルが自殺に使ったロープを見つめると、言葉を発せないはずのハンナが、一緒に居たかったと涙ながらに話し出す。
すると後ろからエンジェルの声が聞こえ、2人は抱き合う。エンジェルはハンナに両親へ仕返しするよう言うが、自分には無理だとハンナは言う。するとエンジェルは、自分がハンナの中に入って終わらせると言うがハンナは躊躇する。
エンジェルは、それなら大変だけど私と同じ方法を試してと提案する。両親の寝室から人形を探すこと、学校近くの魔術店に行けば助けてくれることを聞き終わると、ハンナはベッドの上で目を覚ます。
ハンナはエンジェルに言われた通り、両親の寝室へ侵入し人形を探し出す。それは男女の人形であった。そこに母が駆けつけ、ハンナは慌てて人形を服の中へと隠す。
その後、ハンナは学校へ登校をしたふりをしてエンジェルの言っていた学校近くの魔術店へと出向く。そこの店員に、久しぶりと声を掛けられる。ハンナが人形を見せると、返しにきたの?と店員が問う。首を横に振るハンナに、もう1度復習しましょうと店員が手順を説明するのであった。
映画『守護天使エンジェル』の結末・ラスト(ネタバレ)
その日の夜、ハンナは魔術師の説明通りに魔術を試そうとしたが、途中で両親に見つかってしまい、山奥の小屋に手足を拘束された状態で放置される。
すると再びエンジェルが現れ、中に入れてほしいとハンナを説得する。翌日、両親はハンナを迎え学校へと連れて行く。この時、ハンナの中にはエンジェルが入っており、学校での豹変ぶりに周囲は驚きを隠せないようだった。
心配したエレンは、ハンナが落としたしおりを頼りに魔術店を訪れる。すると店員が2人はあなたの助けを求めていると声を掛けるのであった。
学校を抜け出したエンジェルは家へと帰宅する。両親は物音に気が付き、2階へと向かう。クローゼットに隠れていたエンジェルは、扉を開けた父の首元を切り、殺害する。
パニックになった母は、キッチンへと逃げると包丁を手に持ち身を隠す。その頃、エレンもエンジェルの家へと到着していた。隠れていた母は、エンジェルだと勘違いし、エレンの腹部に包丁を刺す。驚き動揺する母を、エンジェルは首元を切って殺すのであった。
1ヵ月後。ハンナは施設で暮らしていた。ハンナは庭を眺め、ありがとう守護天使エンジェルと言って微笑むのであった。
映画『守護天使エンジェル』の感想・評価・レビュー
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映画『守護天使エンジェル』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『守護天使エンジェル』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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