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映画『小説の神様 君としか描けない物語』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『小説の神様 君としか描けない物語』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『小説の神様 君としか描けない物語』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0058144

製作年 2020年
上映時間 106分
ジャンル 青春
ヒューマンドラマ
監督 久保茂昭
キャスト 佐藤大樹
橋本環奈
佐藤流司
杏花
莉子
坂口涼太郎
山本未來
片岡愛之助
和久井映見
製作国 日本

映画『小説の神様 君としか描けない物語』の登場人物(キャスト)

千谷一也(佐藤大樹)
現役高校生ながらも小説家として活動している。華々しいデビューを飾ったが、その後は低迷している。出版社の担当から共作をしてみないかと話を持ちかけられる。
小余綾詩凪(橋本環奈)
一也のクラスの転入生。なんでもそつなくこなし、人気者である。周りには隠しているが、売れっ子の小説家である。
九ノ里正樹(佐藤流司)
一也が所属する文芸部の部長。廃部寸前の文芸部の活性化を試みたり、後輩の執筆活動のために一緒に部活動の体験入部に参加したりと面倒見が良い性格である。

映画『小説の神様 君としか描けない物語』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『小説の神様 君としか描けない物語』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『小説の神様 君としか描けない物語』のあらすじ【起】

現役高校生の一也は千谷一夜のペンネームで小説を書いていた。現役高校生の小説家として華々しいデビューを飾ったが、その後書く作品はどれもだめで低迷していた。

一也の父は他界しており、妹である雛子は難病を患っていて、母も働いているが、一也の小説の印税も生活費の足しにしていた。

ある日、一也の小説のファンであると語る1年生の成瀬が入部してくる。先生のような心を動かす物語を書きたいという成瀬に、所詮小説には何の力もないと言い放つ。そこに転入生である詩凪が入ってくると、あなたの小説が何の力も持っていないだけだと言って一也を張り倒すのであった。

三春出版社の編集者である河埜は、あらすじを考える人と小説を書く人の2人に別れた共作をしてみないかと一也に話を持ちかける。一也のパートナーとなる人を連れてきたという河埜は、詩凪を連れて売れっ子作家の不動詩凪だと紹介する。不動詩凪が詩凪だったことに驚く一也。同じく詩凪も一也が千谷一夜であることに驚きを隠せないようであった。

共作をするか決めかねている一也に、あなたのような底辺作家に断る権利なんてないと詩凪は言い放つ。

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映画『小説の神様 君としか描けない物語』のあらすじ【承】

プロットは全て頭に入っているという詩凪は順に話し出す。一也は詩凪の話に聞き入る。まるで世界に色がついたような衝撃だった。

後日一也からもらったプロットに、詩凪は中身がすかすかだと文句を言う。何のために小説を書いているのかと問う詩凪に、一也は詩凪を雛子のもとへ連れて行く。雛子は詩凪の大ファンであり、大喜びする。

ベンチに座る2人。一也は父について話し出す。一也の父も売れない小説家であった。売れなくても書き続けることが大事だと言い、結局借金を残して死んでしまったそうだ。母は1日中働いて僕らを育ててくれている。底辺作家の僕の印税でもアルバイトをするよりはいい稼ぎであり、僕は金のために小説を書いていると詩凪に言うのであった。

あなたのことは信じられないけれど、千谷一夜の文章は信じているから私の物語はあなたに託してもいいと思っていると詩凪は言う。

一也は家に帰り、プロットを書き直していた。途中まで書いたプロットを河埜に見せると、いいじゃないと褒められ2人は嬉しそうに微笑む。

映画『小説の神様 君としか描けない物語』のあらすじ【転】

一也の自宅を訪れた詩凪は、一也の書斎にあった人気小説家の舟城の小説を見て一瞬固まる。小説が書けなくなっていることを打ち明けた一也に、詩凪は千谷一夜の小説が好きだと伝える。その一言に勇気づけられた一也は、途中になっていたデビュー作の続編を再び書き始めるのであった。

一也は続編を完成させ、楓新社の野中に見せる。出版の準備に入りましょうと野中に言われた一也は喜んで帰るのであった。その後も詩凪と一也は共作を進めていく。

数日後、続編の出版の話がなくなってしまい、すっかり心が折れてしまった一也は詩凪の電話も無視し、学校にも行かなくなってしまう。見かねて同じ文芸部の正樹が一也のもとを訪れ無理矢理学校へ連れて行く。

話しかけてきた詩凪に、自分の小説がだめになってしまったことを打ち明け、共作もやめたいと言う。あなたの物語を嫌いにならないでという詩凪。後日河埜も説得されるが、一也の意志は堅かった。

ある日の授業中、詩凪が身体を震わせ倒れる。保健室に駆けつけた一也に目を覚ました詩凪が話しかける。字を書こうとすると震えてしまうこと、更には舟城先生の盗作だと読者に攻撃を受けていることを一也に打ち明けるのであった。

映画『小説の神様 君としか描けない物語』の結末・ラスト(ネタバレ)

一也が雛子の病室を訪れると、書けないと言っていた文字を懸命に書いたのであろう詩凪のサイン入りの本を目にする。雛子は2人の小説を楽しみにしていると一也に伝える。

病院の帰り道、一也が母に父と結婚したことを後悔していないかと問うと、母は、父の作品があったから一也を立派に育てられたと答えるのであった。

学校で一也が正樹に話しかける。正樹は詩凪の異変に気付いていたそうだ。年に数冊出版していた彼女がここ1年1冊も出版していないのはおかしいと思っていたと。そして自分は泣きたくなったときはこの本を読む。と言って一也に1冊の本を渡す。それは一也のデビュー作であった。

そこで一也の心が動き出す。教室を飛び出し、もう1度小説を書かせて欲しいと詩凪に電話をすると、詩凪のもとへと走り出すのであった。私にはもうできないと思うという詩凪に、どんなことがあっても書き続けてきた君なら大丈夫だと一也は励ます。

後日、教室で再開した共作を進める2人。物語はクライマックスに近付き、最後のセリフは私に書かせて欲しいと言う詩凪。心配しながらも見守る一也の横で詩凪はパソコンに向かって文字を書き始めるのであった。

映画『小説の神様 君としか描けない物語』の感想・評価・レビュー

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映画『小説の神様 君としか描けない物語』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『小説の神様 君としか描けない物語』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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