この記事では、映画『ナンシー・ドリューと秘密の階段』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ナンシー・ドリューと秘密の階段』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0050829
| 製作年 | 2019年 |
|---|---|
| 上映時間 | 89分 |
| ジャンル | コメディ |
| 監督 | カット・シア |
| キャスト | ソフィア・リリス マッケンジー・グラハム アンドレア・アンダース ゾーイ・レネー |
| 製作国 | アメリカ |
映画『ナンシー・ドリューと秘密の階段』の登場人物（キャスト）
- ナンシー・ドリュー（ソフィア・リリス）
- 母亡き後、弁護士の父と一緒にシカゴから引っ越して来た高校生。同じ高校に通うジョージ、ベスと仲が良く、いつも一緒にいる。推理力と洞察力に優れ、正義感に溢れているが故に、カラスを撃っていた町民の庭に「殺し屋」と落書きするなど度を越えた報復をしてしまうことがある。移動手段は主にスケートボードである。
- ジョージ （ゾーイ・レニー）
- ナンシーの友人。自分の意見をはっきり言うことができ、行動力がある。ナンシーとベスを大切に思っており、彼女たちの嫌がることをする者には敵対心を剥き出しにする。ナンシーの賢さを尊敬し、弱気になりがちなベスを庇い、励ます。
- ベス （マッケンジー・グラハム）
- ナンシーの友人。化学が得意な秀才で、内気な性格。男子生徒にからかわれても、反発できずに1人で落ち込む。ナンシーやジョージが、おいしいスィーツを一緒に食べようと誘ってきても、肌荒れを気にして躊躇する。
- フローラ（リンダ・ラヴィン）
- ツインエルムの屋敷に独りで暮らす老婦人。個性的な趣味の持ち主で、庭の芝生をピンク色に染めてフラミンゴのオブジェや風車を飾り、屋敷の中も奇抜な装飾品でしつらえる。過去に、共産主義と戦ったり、ダンサーとし活動したり、何度かの離婚歴について「4人の亭主には苦労した」と語るなど人生経験が豊富で、ウィットに富む。
- ヘレン（ローラ・ウィッジンズ）
- フローラの姪で、ベスを中傷する動画を拡散したデレクの恋人。家は金持ちで、ブロンドの髪が自慢の人気者だが、皆の憧れの的であり続け、期待に応え続けるために努力をしている。
映画『ナンシー・ドリューと秘密の階段』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『ナンシー・ドリューと秘密の階段』のあらすじ【起】
ナンシーが暮らす町では、鉄道を敷設して近代化を図ろうとする動きと、町の歩んできた歴史を守り、残すべきとする動きが対立しており、それが気に入らない彼女は、同じ高校に通うジョージとベスに「2人のおかげでこのシケた町でも生きてる」と語る。
ある日、デレク・バーンズが、ベスを中傷する動画を拡散したことを知ったナンシーは、報復として、デレクが通うジムのシャワー室に染料の仕掛けをして、彼の全身を青く染めた上に、彼を中傷する動画を流した。
「訴えてやる」と怒り心頭のデレクの父に、弁護士であるナンシーの父は「娘はおたくの息子がいじめた子を庇っただけだ」と反論したが、結果的にナンシーは２カ月間の社会奉仕と謹慎の処分を受けた。
ナンシーの社会奉仕初日は、叔母・ハンナの店の手伝いで、ハンナは鉄道敷設賛成派、ナンシーの父は反対派だ。
かつてナンシーは両親とシカゴで暮らしていたが、母が亡くなり、父は、母の思い出が溢れるシカゴにはいられないと言って、ハンナのいるこの町への引っ越しを独断した。
ナンシーは未だ、そのことを不満に思っている。
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映画『ナンシー・ドリューと秘密の階段』のあらすじ【承】
ある日のナンシーに課された社会奉仕は広場の清掃だった。
そこで、老婦人・フローラが姪に付き添われて、保安官に家が幽霊に憑りつかれて怪奇現象が起こっていると相談している場面に遭遇した。
保安官が取り合おうとしないので、ナンシーがフローラに声を掛け、代わりに手助けをすることになったが、フローラの付き添いはデレクの恋人・ヘレンで、気まずい空気が流れた。
フローラが暮らす屋敷は、19世紀にある兄弟が建てたもので、兄弟は一人の女性を巡って争い、兄が弟と女性を殺して屋敷の壁に埋めた後、自殺したが、その死体が消えたという言い伝えがある。
ナンシーはヘレンと共にフローラの家に泊まることにした。
ナンシーの父は、少し前に鉄道敷設賛成派ウォートンから、反対派の弁護士の娘だという理由でナンシーが脅されたこともあり心配したが、こまめにメールすることと、何かあれば、父の親しい友人で鉄道敷設反対派のネイトか、ハンナを呼ぶことを条件に承諾した。
ナンシーはフローラの屋敷に到着するなり、ピンク色の芝生を始めとする奇抜なインテリアに興奮した。
映画『ナンシー・ドリューと秘密の階段』のあらすじ【転】
ナンシーとヘレン、フローラは屋敷で夜を迎えた。
ヘレンが悲鳴を上げ、窓の外から豚の顔をした男が覗いていたと訴えたので、ナンシーが外を調べると、バーンズ家が所有する車があった。
その後、電気が消え、音楽が勝手に鳴り始めたり、電球が宙に浮いたりと怪奇現象が起こり出した。
ナンシーが豚顔の男と対峙し、豚のゴムマスクを剥ぎ取ると、黒煙が舞い上がり、ナンシーは失神した。
翌日ナンシーは、現象の科学的解明に乗り出した。
床に残った足跡を辿って本棚の裏の隠し扉を見つけ、その奥で侵入経路と、音や照明の仕掛けを発見した後、屋敷に出入りした修繕業者の記録から、エアコンに仕掛けられたボンベを見つけた。
ナンシーは、化学が得意なベスとジョージに、化学室でボンベの中の気体の成分を分析してもらうことにした。
同席したヘレンにジョージは、恋人として、デレクのベスへのいじめを止めなかったことを責め、ヘレンは出て行った。
分析が終わり、ナツメグの向精神成分が検出された。
ナンシーは「デレクに白状させる」と言ってその抽出液を持ってバーンズ家に乗り込む。
映画『ナンシー・ドリューと秘密の階段』の結末・ラスト（ネタバレ）
デレクにはアリバイがあることが分かり、釈然としないナンシーだったが、それよりも、出張中の父からの連絡が突然途絶えたことが気になっており、父の机を調べたところ、モーテルの予約記録を見つけた。
そこへ、ヘレンが、デレクと別れたと言って泣きながらナンシーを訪ねてやって来たので、ナンシーはヘレンを連れて、父のモーテルへ向かった。
モーテルの防犯カメラには、ウォートンと思しき男にナンシーの父が拉致される映像が残っていたので、ナンシーらはウォートンを追ってフローラの屋敷へと急いだ。
屋敷では、ナンシーの父とフローラが縛り付けれ、フローラは屋敷を売る契約書にサインするようウォートンとネイトに脅されていた。
ネイトはナンシー一家と家族同様に親しくしていたが、多額の負債を抱え、鉄道敷設反対派を装って裏では鉄道会社の土地買収に協力していたのだ。
フローラが一瞬の隙をついてウォートンに反撃し、ひるんだところへナンシーとヘレンが加勢した。
ウォートンとネイトは逮捕され、ヘレンはジョージ、ベスと和解して、ナンシーと４人で夏休みを楽しんだ。
映画『ナンシー・ドリューと秘密の階段』の感想・評価・レビュー
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映画『ナンシー・ドリューと秘密の階段』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ナンシー・ドリューと秘密の階段』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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