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映画『タッチ・ミー・ノット ローラと秘密のカウンセリング』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『タッチ・ミー・ノット ローラと秘密のカウンセリング』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『タッチ・ミー・ノット ローラと秘密のカウンセリング』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0062104

製作年 2018年
上映時間 123分
ジャンル ヒューマンドラマ
監督 アディナ・ピンティリエ
キャスト ローラ・ベンソン
トーマス・レマルキス
クリスティアン・バイヤーライン
グリット・ウーレマン
製作国 ルーマニア
ドイツ
チェコ
ブルガリア
フランス

映画『タッチ・ミー・ノット ローラと秘密のカウンセリング』の登場人物(キャスト)

ローラ(ローラ・ベンソン)
身体的接触に拒否反応を示す強迫性障害を持つ中年の女性。現在は入院中の父を見舞うことが日常の中心となっている。子供の頃は親の言いなりで、18歳の誕生日の朝、目覚めると世界が変わっていて自由になると信じていた。50代を迎え、これからの生き方を模索するようになる。
トーマス(トーマス・レマルキス)
ローラの父が入院する病院の一室でセラピーを受けていた青年。13歳で無毛症を発症し、周囲の視線や自身の容姿の変化について感じることはあったが、感情を押し殺し、泣くことさえしなかった。かつて交際していたモナという女性に、未だ想いを残している。
クリスチャン(クリスチャン・バイエルライン)
トーマスと同じセラピーを受けている筋委縮症の男性。性の喜びを知るまでは、自分のことを時々、肉体のない脳みそみたいに感じることがあったが、現在の妻であるグリットと出会ってからは正常に機能しているペニスを含む、自分の体を愛し、感謝するようになった。
ハンナ(ハンナ・ホフマン)
ピアニストの父から影響を受け、幼い頃からクラシック音楽に親しむ。50歳の頃女性として生きることを決め、現在はクラシック音楽を聴きながらクライアントの要望に応え、心身ともに解放するサービスを提供している。左右の乳房に名前を付け、姉妹として慈しんでいる。

映画『タッチ・ミー・ノット ローラと秘密のカウンセリング』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『タッチ・ミー・ノット ローラと秘密のカウンセリング』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『タッチ・ミー・ノット ローラと秘密のカウンセリング』のあらすじ【起】

カメラが設置され、その前に置かれたディスプレイ枠に、ピンティリエ監督が映る。
取材を受けている中年女性・ローラは、これが映画になるという話は聞いておらず「その話をしなかったのは、私が興味を持たないと思ったから?それとも暗黙の了解だった?」と監督に問いかける。

ローラは、他者との身体的接触に拒否反応を示す強迫性障害を持っている。
この日ローラは、若い男娼を呼んだ。
男娼のタトゥーに興味を示したローラは、ブルガリア語で書かれたタトゥーの意味を問うたが、男娼は「個人的なことだ」とだけ答えた。
男娼はローラの前で自慰行為をし、報酬を受け取って去る。
その後ローラは監督のインタビューを受け「私の9割は隠れたがっているが、残り1割がここにいたがっている。撮影は毎回が挑戦でとても苦痛」と語った。
監督は「私も模索している。なぜ私は調査するのか、何を求めてあなたの寝室にいるのか。私がここにいる理由を未だにちゃんと説明できない」と応えた。

ローラは入院中の父を見舞いに行く。
父は、生活の動作全てに介助を必要とし、意思疎通は難しい状態だ。

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映画『タッチ・ミー・ノット ローラと秘密のカウンセリング』のあらすじ【承】

ローラは、父が入院する病院の一室で、白い服を着た集団がセラピーを受けている場面に遭遇した。
療法士は、2人1組になって見つめ合い、指でゆっくりと相手の顔に触れる指示を出した。
無毛症の男トーマスは、筋委縮症の男クリスチャンとペアを組んでおり、療法士に感想を訊かれるとクリスチャンは「トーマスの感情の動きを感じ、魂を見つけようとしたが、カバーに覆われているようでできなかった」と答え、トーマスは「顔は身体の中でも、私的なものだから、あまり近づくと崖から落ちてしまうようで難しい」と答えた。

ローラはネットで、トランスジェンダーでセックスワーカーのハンナの動画を見て心地良さを感じ、ハンナに連絡をして自宅に招いた。
ローラは、クラシック音楽に親しむハンナに、ブラームスの音楽の中で自身について語り、男娼の話を聞いたハンナは服を脱いでローラに裸体を見せ、女性として生きることを決めた50歳の頃の話をした。
ローラは、自分が生き方について考えるようになったのも50歳頃だったと回想しつつハンナに「緊張は解けたが距離は保ちたい」と告げた。

映画『タッチ・ミー・ノット ローラと秘密のカウンセリング』のあらすじ【転】

トーマスとクリスチャンは、セラピーでペアになったことをきっかけに、私的な会話も交わすようになった。
トーマスは13歳で無毛症を発症したが、どんなときでも笑顔を保つ母親に「いつも元気でいろ」と暗に命じられている気がして、人と違うことの不安や負の感情を押し殺したという。
クリスチャンは自分のことを、肉体のない脳みそみたいに感じることがあったが、現在の妻であるグリットと出会い、性の喜びを知ってからは、正常に機能しているペニスを含む、自分の体に感謝するようになったという。

ローラはトーマスに興味を持ち、彼を尾行するようになった。
トーマスは、かつて交際していた女性・モナに想いが残っており、その日はモナが買い物をする様子を店の外から眺め、彼女が退店した後、彼女が試着した服から体毛を摂り、持ち帰った。

その後ローラは、シーニーという男性カウンセラーにカウンセリングを依頼し、頑なに拒絶していた「他者からの身体接触」に挑んだ。
出だしは好調だったが、シーニーが体中を触ると、ローラは大声で叫び、涙を流した。

映画『タッチ・ミー・ノット ローラと秘密のカウンセリング』の結末・ラスト(ネタバレ)

ローラは再びハンナを家に招いた。
ハンナはローラの中にある抑圧を指摘し、「不完全な身体」と前置きをして、名前のついた自身の乳房を見せ、性的嗜好に変なものなどはなく、禁ずるべきではないと語った。

トーマスはある日、ある建物に入っていくモナの後をつけた。
建物の中では沢山の男女がそれぞれのスタイルでセックスをしており、中にはクリスチャンとグリット、ハンナもいた。

ピンティリエ監督はローラに、夢の話をした。
それは、恋人が横たわるベッドに全裸の母がおり、去ろうとしないというものだ。
監督は「自分を見失わず人を愛するのは難しい。私にもできるだろうかという興味で人を観察している」と、撮影の意図を語った。

ローラは父の病室を訪れ、彼の前でレコードを割ってみせた。
その後アラームが鳴り始めたが、ローラは黙って去った。

ローラはトーマスに会いに行き「私を見て欲しい」と言って服を脱ぎ始めた。
トーマスはローラを受け入れ、裸でベッドに横たわり、お互いの知る子守歌を披露し合った。
その後再び1人になった自室でローラは、裸のまま踊り始めた。

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映画『タッチ・ミー・ノット ローラと秘密のカウンセリング』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『タッチ・ミー・ノット ローラと秘密のカウンセリング』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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