この記事では、映画『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0075813
製作年 | 2010年 |
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上映時間 | 109分 |
ジャンル | ファンタジー |
監督 | スザンナ・ホワイト |
キャスト | エマ・トンプソン マギー・ギレンホール リス・エヴァンス ビル・ベイリー |
製作国 | イギリス |
映画『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』の登場人物(キャスト)
- ナニー・マクフィー(エマ・トンプソン)
- 陸軍からの依頼を受けたとしてグリーン家にやってきた乳母(ナニー)。グリーン家に勤める期間として「必要とされる限りは嫌われても残り、役目が済めば望まれようとも去って行く」と説明する。独特の風貌で淡々と子供たちを諭し、言葉は少なく、笑顔はほとんど見せない。エーデルワイスという名の、窓用のパテを食べてはゲップをする黒い鳥がいつも傍におり、不思議な杖を持っている。
- イザベル・グリーン(マギー・ギレンホール)
- 夫が出征してから、3人の子供と共に夫の農場を守る女性。喧嘩ばかりしている子供たちと疎開しにやって来る甥と姪の仲や、義理の兄フィルが農場を売ろうとしている問題など悩みは絶えないが、笑顔で前向きに進もうとする。
- フィル・グリーン(リス・エヴァンス)
- イザベルの義理の兄。偏平足のために兵役を逃れた。あるカジノで多額の借金をし「農場をカタにします」という誓約書を書いた。その後取り立て屋に追われ続け、農場を売るために奔走する。口が達者で軽薄。
- ノーマン・グリーン(エイサ・バターフィールド)
- イザベルの長男。父が帰ってくるまでの間、父の代理として農場と家族を守る覚悟があるしっかり者。経済的に苦しく、収穫のために必要なトラクターを手放さなくてはならない危機に陥った際、飼育している豚を高い値で売ることでその危機を脱することを思い付き「賢い」と褒められる。
映画『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』のあらすじ【起】
イザベル・グリーンは、出征した夫が無事に帰還することを祈りつつ、わんぱく盛りの3人の子供と共に、夫の家が代々継いできた農場を守っている。
イザベルの夫の弟フィルは、カジノで多額の借金をし、この農場をカタにした。
取り立て屋の女二人は、借金を返済しないフィルに「農場か、腎臓か」と迫るので、フィルはイザベルを説得して農場を売ろうと必死だ。
イザベルの甥シリルと姪セリアが疎開しにグリーン家にやってきた。
グリーン家の3人の子供たちは、同年代ではあるものの、都会育ちでわがまま放題のシリルとセリアと衝突し、大喧嘩となった。
イザベルが喧嘩を止められずにいると、黒服の中年女性が訪ねてきて、ナニ―(乳母)・マクフィーと名乗った。
イザベルが乳母を雇った覚えはないと言うと、マクフィーは「陸軍にここへ来るよう命じられた」と言い、子供たちのいる部屋へ入っていった。
やがて、魔法にでもかかったかのように大人しくなった子供たちが部屋から出て来てくるのを見て驚くイザベルに、マクフィーは「子供たちには5つのレッスンが必要です」と言った。
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映画『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』のあらすじ【承】
マクフィーは、レッスン1「喧嘩しない」が完了したことをイザベルに告げると、子供たちの寝室に向かった。
マクフィーは子供たちに「私は必要とされる限り嫌われても残るが、役目が終われば望まれようとも去る」と宣言した後、3つしかないベッドを5人で分かち合って寝るように言った。
子供たちが口々に「こいつと寝るくらいならヤギと寝た方がマシ」「ゾウと寝た方が」「ウシと…」と不満を言うのを聞いたマクフィーは、杖で床を1回叩いた。
するとヤギとゾウ、ウシがどこからか入って来た。
最終的に子供たちはベッドを分かち合って眠り、マクフィーは翌朝イザベルに、レッスン2「分かち合う」の完了を報告した。
フィルは、グリーン家が農場の存続に必要な金を工面するために、飼っていた7匹の子ブタを売ると知り、子ブタの引き渡しの前夜に豚小屋に忍び込み、子ブタを逃がした。
イザベルが子供たちに、引き渡しの立ち合いを頼んで出かけた後、子どもたちは子ブタがいないことに気付き、力を合わせて農場内に放たれた子ブタを全て捕獲した。
映画『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』のあらすじ【転】
レッスン3「互いに助け合う」を完了した子供たちへのご褒美として、イザベルは皆でピクニックに行くことにした。
ピクニックを楽しむイザベルたちのもとへ、フィルが電報を持ってやってきた。
電報は陸軍省からで、イザベルの夫の戦死を伝えるものだった。
イザベルは悲しみに明け暮れ、農場を売る決意を固めたが、イザベルの長男ノーマンは父から譲り受けた直感から、父が生きていることを確信していた。
ノーマンは、シリルの父が陸軍省の幹部であることを知り、シリルの父に再調査を頼んで父の生存を確かめ、母が農場を売り渡すのを止めようと考えた。
ノーマンとシリルは、陸軍省のあるロンドンへ行くことにした。
シリルはイザベルに事情を話してロンドン行きを手伝ってもらおうと提案したが、ノーマンは、父が生きている証拠を掴むのが先だと言い、マクフィーに頼むことにした。
マクフィーは2人と共に陸軍省へ行き、2人を門前払いしようとしている衛兵に声をかけた。
衛兵はかつてマクフィーの世話になった軍曹で、マクフィーに敬意を示し、2人をシリルの父の部屋に案内した。
映画『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』の結末・ラスト(ネタバレ)
ノーマンの父は戦死ではなく行方不明であることが判明し、その知らせを持ってノーマンらが帰路についた頃、イザベルはフィルが持って来た、農場を売る契約書にサインをするところだったが、突然、農場に不発爆弾が落ちてきて家が揺れ、書きかけのサインは、こぼれたインクで読めなくなった。
ノーマンらが戻り、戦死の電報は嘘だったと伝えると、その場は安堵と歓喜に沸くが、農場に落ちた不発爆弾は爆発する可能性があるので、急いで爆発の解除を行う必要があった。
解除処理の途中で失神した地区責任者に代わり、5人の子供たちは協力し合って解除に成功し、レッスン4「勇敢であること」を完了した。
マクフィーはイザベルと5人の子供たちに勲章を残し、去った。
皆でマクフィーの後ろ姿を追い、その先頭で「行かないで。私にはあなたが必要。一人じゃ無理なの」と叫んでいたイザベルが突然足を止め「もう大丈夫」と呟いた。
夫が戦場から帰って来たのだ。
願い続けていた再会が実現した皆が、喜び抱き合う姿を遠目に見るマクフィーは、レッスン5「信じ続ける」の完了を認めた。
映画『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』の感想・評価・レビュー
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映画『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
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