この記事では、映画『劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0042220
製作年 | 2018年 |
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上映時間 | 104分 |
ジャンル | アニメ ファンタジー |
監督 | 伊藤秀樹 |
キャスト | 神谷浩史 井上和彦 小林沙苗 藤村歩 |
製作国 | 日本 |
映画『劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ』の登場人物(キャスト)
- 夏目貴志(神谷浩史)
- 妖怪、妖が見える少年で、幼い頃に両親が亡くなり親戚をたらい回しにされてきた。妖力が強い故に周囲の人々に気味悪がられることが多く、人の顔色ばかり伺ってきたため人と接することが苦手だが、遠縁の夫妻の下で居場所を見つけて少しずつ穏やかな日々を送り始める。祖母・レイコと同程度の妖力を持っており、血縁関係のある夏目だけが友人帳から妖怪たちを解放できることから友人帳を引き継ぎ、妖たちに名前を返し自由にしている。しかし、強力な力を持つ友人帳を狙う妖怪が多いため妖怪たちに狙われやすく、よく妖怪がらみの事件に巻き込まれる。
- ニャンコ先生(井上和彦)
- 猫のような姿で夏目の周りにいる妖怪だが、本来の姿は強い力を持つ大妖でレイコと面識がある。友人帳をもらい受けるため夏目について回っているが、共に過ごすうちに夏目との間に信頼関係が生まれる。
- 夏目レイコ(小林沙苗)
- 夏目の祖母で強い妖力を持ち、相手の名前を縛る禁術を用いて自分との勝負に負けた妖怪たちに子分になる証として名前を書かせ、時に名前の妖怪たちの命を脅かす存在である「友人帳」を作った。若い頃に亡くなったと言われており、孫の夏目と同じような能力や生い立ちを持っていたため人と距離を取って生活していたようだが、その生涯は謎に包まれている。夏目が友人帳から妖に名前を返すと、夏目の脳裏に断片的なレイコの記憶が浮かび上がる。
- 津村容莉枝(島本須美)
- 五丁町に住む切絵作家で、中学生の頃にレイコと会っている。大らかで物腰が柔らかいが、おっちょこちょいな一面がある。息子・椋雄と二人で暮らしている。
- 津村椋雄(高良健吾)
- 容莉枝の息子で母親想いの優しい青年。母に似ておっちょこちょいな一面があり、不思議な雰囲気を纏っている。
- 結城大輔(村瀬歩)
- 夏目の小学校時代の同級生だが、夏目とはお互い気まずい雰囲気のまま別れている。
- 多岐透(佐藤利奈)
- ニャンコ先生が好きな夏目の同級生で、妖怪好きの祖父の影響を受けて妖怪を見る陣を描くことができる女の子。夏目の良き理解者である。
- 名取周一(石田彰)
- 夏目の良き相談相手となっている妖祓い屋で、普段は人気俳優として活躍している。
映画『劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ』のあらすじ【起】
学校からの帰り道、友人帳を狙う六本腕の妖怪に捕まった夏目はニャンコ先生と見知らぬ影に助けられる。夏目を助けた影はもんもんぼうと名乗り、夏目が持つ友人帳から名前を返してもらうために五丁町から夏目の後を追ってきた妖だった。夏目がもんもんぼうに名前を返すと、夏目の脳裏にかつて夏目の祖母・レイコともんもんぼうが名前を賭けて勝負する光景が映し出され、レイコと妖の勝負を目撃した少女が鈴を落としてレイコから逃げていく姿が見えた。
翌日、お使いで五丁町を訪れた夏目は津村容莉枝と出会う。溶莉枝は昔、レイコの前で鈴を落とした少女だった。レイコのことを覚えていた容莉枝は、夏目がレイコの孫だと知ると家に招く。息子・椋雄と同居する切絵作家の容莉枝の家には、作品と椋雄の写真がところ狭しと飾られていた。
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映画『劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ』のあらすじ【承】
ある日、夏目は小学校時代の同級生・結城大輔と再会する。当時、夏目は「自分も人に見えないものが見える」と言う結城と妖怪がいる滝へ向かった。滝にいた妖怪は、夏目たちに人の命の流れである滝の水に触れるなと告げる。しかし、妖怪が見えていなかった結城は滝に向かって石を投げようとして夏目に止められ、以降、二人の関係は気まずいまま夏目は小学校を転校した。
ニャンコ先生と五丁町を訪れた夏目は、五丁町で椋雄と出会い家に招かれる。夏目は椋雄から、災いを転じてくれると言い伝えられている大木・なんてん様に、どんなことでも報告する容莉枝が心配で家を離れられないと聞いた。夏目は、一匹でなんてん様の祠を周ってきたニャンコ先生と合流して帰路につく。帰宅した夏目がニャンコ先生についていた種を庭に捨てると、その種は翌朝、大木になっていた。しかし、大木は夏目とニャンコ先生にしか見えておらず、ニャンコ先生が大木の実を食べると大木は消え、ニャンコ先生は三匹の子猫に分裂する。
映画『劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ』のあらすじ【転】
ニャンコ先生から分裂した子猫が逃げ出し、夏目の同級生・多軌が探しに街を出ると、夏目以外の人が多軌のことを忘れ始める。多岐たちを見つけられずに帰宅した夏目は、自分の存在が周囲から忘れられる夢を見た。
多軌と子猫を探す夏目は、容莉枝の家で逃げた子猫を抱く多軌を見つける。しかし、多軌は夏目を忘れていた。夏目の前に現れた椋雄は、多軌の記憶がなくなった原因は自分にあると告げる。椋雄は、人の姿をうつし真似る力を持つ妖だった。昔、妖は山神から罰として妖が言葉を交わした人の日常に最初から存在していたように人々の記憶を変え、妖がその人の元を去ると妖の存在が人々の記憶から全て消えるという呪いを受けた。人と距離をとっていた妖だが8年前、本物の椋雄が亡くなった際、容莉枝と言葉を交わしてしまう。以来、妖は呪いの影響で椋雄に成り代わっていた。
名取と出会った夏目は、名取が追う「人の生活に交じり記憶を奪う残忍な伝説の大妖」が椋雄だと気付く。椋雄は夏目に名前を返してほしい、名前が戻ればニャンコ先生たちを元に戻せると告げた。
映画『劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ』の結末・ラスト(ネタバレ)
夏目が妖に「ホノカゲ」という名前を返すと、ホノカゲは鳥のような本来の姿を取り戻し、三匹の子猫に分裂していたニャンコ先生も元の姿に戻る。ホノカゲは、夏目に容莉枝のことを託し、名取の力を借りて飛び立っていった。ホノカゲが飛び立つと、容莉枝や多軌たちの記憶からはホノカゲの存在が消える。夏目が容莉枝の家を訪れると、容莉枝の目から涙がこぼれ落ちていた。
レイコの遺品を整理した夏目は、容莉枝に昔レイコが拾った鈴を渡す。容莉枝は昔、憧れていたレイコから突然話しかけられたことに驚き逃げてしまったと語った。夏目は、少しの行き違いで人と関わることを諦めてしまったレイコを想う。容莉枝は切絵を始めたきっかけであるレイコをモチーフにした作品を夏目に見せた。夏目は容莉枝の家で、容莉枝が椋雄に見えるという鳥の切絵を見る。結城の元を訪れた夏目は、嘘をついてでも自分に関わろうとしてくれたことが嬉しかったと結城に伝えた。夏目が見ているものを見たかったと語る結城と笑顔で別れた夏目は、ニャンコ先生に自分の想いを語る。
映画『劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ』の感想・評価・レビュー
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映画『劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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