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映画『ナイトミュージアム2』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ナイトミュージアム2』の概要:恐竜の骨格標本から動物の剥製まで、博物館に眠るありとあらゆる展示品が、夜になると動き出す!そんな夢のある設定で、多くのファンを獲得した『ナイトミュージアム』の第2弾!

映画『ナイトミュージアム2』の作品情報

ナイトミュージアム2

製作年:2009年
上映時間:105分
ジャンル:ファンタジー、アドベンチャー
監督:ショーン・レヴィ
キャスト:ベン・スティラー、エイミー・アダムス、ロビン・ウィリアムズ、オーウェン・ウィルソン etc

映画『ナイトミュージアム2』の登場人物(キャスト)

ラリー・デイリー(ベン・スティラー)
前作での経験をもとに、警備会社を立ち上げ大成功を収める。再び不思議な博物館の世界へと迷い込む。
アメリア(エイミー・アダムス)
スミソニアン博物館に展示されている、女性パイロット。
カームンラー(ハンク・アザリア)
石板の力を使い世界征服を企む。

映画『ナイトミュージアム2』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ナイトミュージアム2』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ナイトミュージアム2』のあらすじ【起】

ラリーは前作で、博物館の夜勤警備員のバイトをしていた。そして、なんと夜になるとその展示物が動き出すというとんでもない経験をしたのだった。その経験を活かし、ラリーは警備会社を立ち上げる。そしてその会社はこれ以上ないほどに順調に経営が進み、かつてはバイトの身であったラリーはすっかり社長になっていた。

ある日、ラリーは久しぶりに例の博物館、自然史博物館を訪れた。自然史博物館は現在リニューアル中で、なんと現在展示している展示物のうち半分が、スミソニアン博物館の保管庫行きになるという。その話を聞いたラリーは、夜を待ち、再び動き出した展示物達と再会を果たす。

彼らは自分達が保管庫行きになることに納得していなかったが、こればかりはラリーにどうすることもできない。そして、彼らはスミソニアン博物館へと送られていった。しかし、なんと仮に命を与える、魔法の石板も一緒にスミソニアンに運ばれたのだ。そして、スミソニアン博物館に展示されている大量の展示物も動き出してしまうのだった。

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映画『ナイトミュージアム2』のあらすじ【承】

さらに最悪なことに、スミソニアン博物館にいるカームンラーという展示物が、石板の力を使い世界征服を企んでいるというのだ。流石にこの事態を看過するわけにもいかず、ラリーはスミソニアン博物館に向けて旅立った。

そして、その日の夜もやはり展示物達は動き出した。しかし、カームンラーを止めようとしていたラリーだったが、反対にカームンラーによって捕らえられてしまう。ラリーを助けるため、展示物の仲間達は保管庫からの脱走を図るが、あえなく見張りに捕まってしまう。

そして、とうとうカームンラーが石板を手にした。しかし、石板の力を用いるには暗号を解読しなければならない。カームンラーは、捕まえたラリーの仲間の命を盾に、ラリーに暗号を解くよう迫るのだった。この暗号を解くには、優秀な頭脳を持つ人物を頼る必要があると考えたラリーは、アインシュタイン博士のもとを訪れる。そして、アインシュタイン博士は、暗号は円周率、すなわち3.14であると断言するのだった。

映画『ナイトミュージアム2』のあらすじ【転】

そして、暗号はカームンラーに伝わってしまう。彼は世界征服をするために、石板の誓いを用い地獄の門から悪の軍団を復活させようとしていたのだ。暗号が入力され石板の力が解き放たれた。そして、カームンラーのもとに、本当に悪の軍団が現れてしまったのだ。

なすすべもない、と落胆するラリー。しかしそんな彼らの前に、一つの展示物が現れる。それは、巨大なリンカーンの石像だった。リンカーンの石像はその巨体で悪の軍団を全く寄せ付けず、彼らを蹴散らしてしまう。

既に自分に敵はないと驕っていたカームンラーは、この事態に慌てふためく。そして、怒りのままにラリーを殺そうとするのだった。しかし、ここにラリーを慕う仲間は多く、彼らがそうはさせなかった。さらに、自然史博物館の展示物だけでなく、スミソニアン博物館の展示物も現れ、辺りは乱戦と化す。この戦いに終止符を打ったのも、あの石板だった。もう一度あの石板を起動させ、地獄の門を呼び出した。そして、カームンラーはその地獄の門に吸い取られ消滅してしまったのだった。

映画『ナイトミュージアム2』の結末・ラスト(ネタバレ)

スミソニアン博物館の大冒険の中、ラリーはアメリアというパイロットの展示物と知り合っていた。彼女は好奇心に満ち、非常に朗らかな女性だった。そんなアメリアに、ラリーは次第に心惹かれていたのだった。一方、アメリアもまた、ラリーに恋心を寄せていた。しかし、ラリーとは違いアメリアはあくまでも展示物である。日光を浴びると灰になってしまう彼女では、ラリーとは一緒にはなれない。アメリアは、ラリーと自然史博物館の展示物達を、自然史博物館まで送り届ける。

そして、1人スミソニアン博物館へと帰っていくのだった。帰宅したラリーは、自分の会社を売却する。そして、その金を自然史博物館に寄付するのだった。その唯一の条件は、現在の展示物達をそのままにしておくこと。そして、自然史博物館は新たな試みを開始した。それは、夜間、動く展示物達自らがガイドを務めるというものだ。客はそれをCGだと思い込んでいるが、その試みは大成功。自然史博物館には、日夜多くの観光客が訪れる。そして、ラリーはある日、客の中にアメリアそっくりの女性を見つけるのだった。ラリーは彼女のガイド役を買ってでて、2人は不思議な自然史博物館の探検に踏みだすのだった。

映画『ナイトミュージアム2』の感想・評価・レビュー

前作の良さがまったく失われていないというのも珍しい程に、今回もワクワクした展開が最初から最後まで楽しめる。前作では展示物の扱いに戸惑っていたラリーも本作では見事に成長を遂げており、警備会社の社長にまでなっていた。本作品では、展示物に命を吹き込む事が出来る石版を使用して世界征服を企む、カームンラーが登場する。しかし、全体的にコメディ感のある作りとなっているので、緊迫したシーンでもどこか面白く感じてしまうのは、この作品ならではと言えるだろう。又、結婚して子供もいるにも関わらず、展示物とはいえ、アメリアに恋心を抱いてしまうラリーはいかがなものだろうか。(男性 30代)


博物館の展示物が動き出すことによっておこる騒動を描いたコメディ映画の第2弾。物語の舞台を世界最大の博物館、スミソニアン博物館に移し新たなキャラクター達が登場。

新たに登場する展示物たち、とりわけ、偉人たちがコミカル。
対立するナポレオンらの偉人にラリーが披露する彼らのバックストーリーを逆手に取った対抗手段も見事。
前作よりもスケールが格段に上がりながらも物語は良くまとまっている。(男性 20代)


前作では顔見世的なキャラクターたちが立場を確立して本格的に始動したことで、物語に厚みがましてより面白い作品になっている。特にミニチュアのジュデダイアとオクタヴィウスの懸命ながらどこか間の抜けたコンビのやりとりが最高に楽しい。舞台が世界最大の博物館、スミソニアンに移ったことでさらに遊びの要素が増えて、登場する事物が多く画面がにぎやかお祭りのような映画だ。家族で観る映画として最適だろう。(男性 30代)


今度はさらにスケールアップしたスミソニアン博物館を舞台にしたストーリー。
この巨大な博物館の展示物がすべて動き出し、有名な歴史上の人物をはじめ、飛行機や絵画なども動き出す、ハチャメチャな展開に。

オリジナルのメンバーや個性豊かな新しいキャラクターと共に、魔法の石板を取り戻すための新たな冒険へと彼らは挑戦します。冒険のハラハラドキドキなストーリーに加え、コミカルなシーンや展示物たちとの友情の物語、家族で見るのにぴったりな映画です。(女性 20代)


シリーズものは初代の作品を超えることは難しい。この作品も初見で前作ほどのインパクトは残せていない。しかし前作をうまく利用している印象を受けた。例えばストーリーなどは前作よりもドタバタ感が増したことにより、インパクト不足を補い飽きさせないという工夫が施されている。シリーズで最初の作品とは全くの別物を作り上げるのではなく、前作を踏まえた上で制作している部分に好感を持った。
前作同様、細かい部分を指摘すればキリがない。しかしそういった部分に目を瞑り、頭を空っぽにして楽しむことができる作品だった。(男性 20代)


本作は、博物館の展示物が閉館後に動き出す『ナイトミュージアム』の第二作目である。
前回同様に、今作でも博物館の展示物が動き出すが、その展示物や偉人たちの数は何倍も増えてドタバタと賑やかだ。
展示物との友情や魔法の石板を取り戻す冒険といった、子供から大人まで楽しめる内容となっている。
特に、高さが8メートルあるリンカーンの超巨大石像が大迫力で印象深かった。
前作の面白さを損なわずに、更なるインパクトを持たせてワクワクさせる作品となっている。(女性 20代)

関連作品

次作 ナイトミュージアム エジプト王の秘密
前作 ナイトミュージアム

みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    こういう作品の続編は、前作よりも勢いが失速する、つまらないのが常だが、前作よりも数倍のスケールだからか面白い。
    研究施設もある博物館の施設の中には、1億4千万点以上の展示物がある。前作の自然史博物館よりも何倍も広く、展示物の種類も様々だ。
    航空宇宙博物館もあり、飛行機や月の石など、面白いものが目白押し。

    そんな中で繰り広げられるのはほとんど前作と同じストーリー展開なのだが、騒動の度合いが違うのでハチャメチャで面白い。
    スミソニアン博物館で外せないのはリンカーンメモリアルの超巨大なリンカーンの石像彫刻だと思うが、映画の中ではこの5mを超すリンカーン像が動き出す。座っている像が立ち上がるとだいたい8m以上にはなるので、大迫力だ。
    展示物が命を宿す魅力はやっぱり歴史上の偉人が動いてしゃべる事で、これだけで夢が広がる。今回はアインシュタインやアル・カポネ、ナポレオンなど有名な偉人が動いてしゃべるのが見どころだろう。

  2. 匿名 より:

    今回は舞台がスミソニアン博物館に移ったが、前作のおなじみキャラクターもたくさん登場している。セオドア・ルーズヴェルトに、ジェデダイア・スミス、猿のデクスター、オクタヴィアヌス、アクメンラーなどなど。
    デクスターは相変わらずトラブルメーカーだし、ルーズヴェルトとジェデダイアの掛け合いも前作と変わらない。
    これらのおなじみキャラクターあっての『ナイトミュージアム』シリーズだ。

  3. 匿名 より:

    子供はもちろん大人も楽しめるファンタジー・アドベンチャー作品だった。小さいことを言えば、石板がなければただの展示物になってしまうアメリアになぜニューヨークの自然史博物館まで送らせたのだろうかとかいろいろ気になることもあるが、小さい矛盾は気にしないでおこう。
    夜の博物館で展示物が眠りから覚めて動き出す、前作同様の面白さに、スケールアップした舞台が加わって楽しかった。
    日本人にもよく知られるアインシュタインやリンカーンなどが登場したのも、前作に比べてわかりやすく面白くなった理由だろう。