この記事では、映画『漁港の肉子ちゃん』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『漁港の肉子ちゃん』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0068123
製作年 | 2021年 |
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上映時間 | 96分 |
ジャンル | アニメ ヒューマンドラマ コメディ |
監督 | 渡辺歩 |
キャスト | 大竹しのぶ Cocomi 花江夏樹 中村育二 |
製作国 | 日本 |
映画『漁港の肉子ちゃん』の登場人物(キャスト)
- 肉子ちゃん(大竹しのぶ)
- ふくよかな体型を持つ恋多き女性。恋が終わると別の土地に移り住む。
- キクコ(Cocomi)
- 肉子ちゃんの娘。おおらかな母親とは違い、大人びた性格をしている。
- 二宮(花江夏樹)
- キクコが通う学校の男子生徒。周囲とは距離を取っている。
- サッサン(中村育二)
- 肉子ちゃんとキクコが立ち寄った焼き肉屋「うをがし」の店主。肉子ちゃんを雇い、住居用の船も提供してくれる。
- マリア(石井いづみ)
- キクコが転校当初に仲良くなる女子生徒。お金持ちの家の娘。
映画『漁港の肉子ちゃん』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『漁港の肉子ちゃん』のあらすじ【起】
丸々と太った肉子ちゃんは、小学5年生の娘・キクコと暮らしていた。
これまで色んな男に騙され、何度も借金を負わされてきた肉子ちゃん。
その度に彼女は働いて借金を返済し、返し終わるとキクコと別の土地に移り住んでいたのだった。
肉子ちゃんがかつて恋をした小説家希望の男性は、『故郷に帰る』と置手紙を残して消えてしまった。
彼の行き先だと思われる港町に、肉子ちゃんとキクコは訪れた。
しかし、かつての想い人は見つからない。
2人はひとまず、「うをがし」という焼肉屋で食事をすることにした。
「うをがし」の店主・サッサンは、店を畳もうと考えていた。
彼の妻が亡くなってしまったことが原因だ。
そんな時に肉子ちゃんが店を訪れ、サッサンは彼女を肉の神様だと勘違いする。
そして彼は、「お腹を壊さないこと」を条件に肉子ちゃんを雇うのだった。
さらにサッサンは自らの船を母娘に貸し、肉子ちゃんとキクコはそこで新生活を始めることになった。
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映画『漁港の肉子ちゃん』のあらすじ【承】
キクコは、港町の小学校に通うことに。
見た目も可愛らしく、スポーツ万能のキクコは町の人々とすぐに打ち解けていく。
しかし肉子ちゃんが『マトリョーシカのようだ』と噂されているのを知り、母親のことを恥ずかしいと思うようになっていた。
同時にキクコは、女子間のもめ事に巻き込まれてしまう。
転校当初はマリアというお金持ちの娘と仲良くしていたのだが、もめ事によって彼女とも気まずくなっていた。
ある日、キクコは肉子ちゃんと共に水族館行きのバスに乗る。
そのバスの中で、学校でも浮いた存在の少年・二宮を見かけた。
バスの中での二宮の表情が気になったキクコは後日、彼に話しかける。
二宮はバスで公共センターに向かい、模型作りをしていることを教えてくれたのだった。
実は二宮は、無意識に様々な表情を作る癖を持っていたのだ。
二宮の両親は彼を心配し、何かに集中してみることを勧める。
それが模型作りだったのである。
二宮は模型をキクコに見せ、さらにとっておきの場所へ案内する。
そこは、港町全体を見渡せる場所だった。
映画『漁港の肉子ちゃん』のあらすじ【転】
肉子ちゃんが新しい恋を始める一方、キクコは港町に住み続けるのを夢見るようになっていた。
学校は運動会シーズンとなり、肉子ちゃんも豪華な弁当を持って応援に向かう。
しかし、保護者参加の借り物競争では最下位になってしまった。
そんな母親をキクコは応援していたが、お昼時になると肉子ちゃんがどこかへおにぎりを持っていく姿を見かける。
さらに、誰かが隠れて自分を撮っていることにも気づくのだった。
『肉子ちゃんの恋が終われば、またどこかに移り住まなければいけないのか』
そう考えたキクコは、突然お腹を痛めてしまう。
病院に運ばれ、付き添いのサッサンからは『盲腸になった』と告げられた。
サッサンいわく、キクコはお腹が痛いのを我慢していたようなのだ。
腹膜炎を起こす一歩手前でもあったらしい。
サッサンはそこまで告げると、その場を去ってしまった。
入院が決まったキクコは、あることを肉子ちゃんに聞く。
『私はお母さんの子どもなの?』
キクコが以前から抱いていた疑問でもあった。
そして肉子ちゃんは、キクコに真相を話し始めるのだった。
映画『漁港の肉子ちゃん』の結末・ラスト(ネタバレ)
キクコは、肉子ちゃんの子供ではなかった。
肉子ちゃんが水商売をしていた頃に一緒に働いていた、「みう」という女性が本当の母親だったのだ。
みうは本来は子供ができにくい体質で、肉子ちゃんも親身になって彼女の話を聞いていたのである。
だからこそ、みうが子供を授かった時は肉子ちゃんも自分のことのように喜んだ。
しかしみうは女の子を出産後、姿をくらましてしまう。
肉子ちゃんは、「キクコ」と名付けられたその子をずっと育てていたのだった。
どうやらみうは再婚して、子供にも恵まれているようだ。
キクコを隠し撮りしていたのも、みうだったのだ。
それを聞いたキクコは泣きながら『肉子ちゃんみたいにはなりたくない、でも肉子ちゃんが大好き』と伝えた。
無事に退院したキクコは、肉子ちゃんとこれまで通り暮らしていくことに。
ある日、腹痛を覚えたキクコはトイレに駆け込む。
盲腸の再発かと思われたが、キクコは初潮を迎えていたのであった。
テレビでは明石家さんまが親と娘に関して論じていた。
肉子ちゃんがテレビの電源を切り、物語の幕が閉じる。
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映画『漁港の肉子ちゃん』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『漁港の肉子ちゃん』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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